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シベリウス(1865-1957)

CD 交響曲第2番、他 オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団

交響曲第2番、他 オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団

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    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2012年01月10日

    オーマンディの作り出す音がシベリウスに適しているというのは、作曲者自身が認めていることもあるし、充分にうなずける。ただその褒め言葉はどちらかと言えば 1957年録音の旧盤に対して捧げたい。この最晩年の演奏も大まかに言えば同路線なのだが、なんとなく「巨匠の風格」を無理に意識し過ぎているように感じる部分が随所にある。オーマンディという指揮者も、シベリウスの第2交響曲という音楽も、気負いせずに演奏するほうがいい味が出るように思える。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年07月21日

    私がクラシック音楽で最初に買った盤はオーマンディ指揮のシベリウス(フィンランディア、トゥオネラの白鳥)CBS・EPでした。分り易い演奏ですぐにこの後交響曲第2番CBS盤をレコード屋に薦められ求めました。この辺りの話し、先の埼玉県のレビューの方と何となく似通っており懐かしい気分になりました。交響曲第2番、CBS盤は1957年録音(演奏タイム@9’41A14’12B5’39C14’18)でPPOサウンドが華麗に響きオーマンディとシベリウスの相性の良さに満足したものです。残念ながら本盤の第2交響曲(オーマンディ73歳頃の1972年録音、タイム@9’49A14’05B6’03C14’44)は聴いておりませんが充分聴き応えあるものと期待されます。一方本盤演奏の「展覧会の絵」は1973年録音、演奏タイムトータル31’56で私はLPベースで聴いているのですが1966年録音盤(同31’18)の若干事務的なものより出だしプロムナード・テーマからしてマイルドで何か余裕が感じられ全体PPOサウンド任せというよりむしろそれを抑え効果的に曲を展開し「古城」などあのサキソフォンの懐かしい色彩感や「キエフ大門」明るい目ながら大股で流麗さも見せ中々説得力がありました。最近オーマンディ演奏盤は所謂管弦楽作品に留まらず交響曲作品・・・ライブ録音が多い・・・が出始め彼の評価が見直されては来ていますがまだまだ大指揮者ランク評価には達していない面もあるようです。本盤は彼の(旧来的ですが)真価が分かる素晴らしいランクの演奏かと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2009年12月05日

    かつてベスト盤には、《展覧会の絵》の代わりに、《トゥオネラの白鳥》《悲しきワルツ》、それと合唱付きの《フィンランディア》が収録されていた。つまり全てシベリウスの作品で完結していたのである。そこを何故わざわざ《展覧会の絵》というおかしなカップリングになったのか、やや理解に苦しむ。閑話休題。やはりシベリウスは名演だ。長く厳しい冬のあとの、一抹の春の情景のような、伸びやかで美しい表現が素晴らしい。もっとも、反ロシアの感情は剥奪されている(だから、ロシア人ムソルグスキーとカップリングされる羽目になるのだろうか)。この点好みは分かれよう。だが、シベリウスその人をして「私が思い描いたように、美しく曲が流れている」と言わしめたからには、やはり表面的ではない何かが内在しているのだろうと思う。さもなくば三十余年も愛聴されないはずだ。余談だが、合唱付きの《フィンランディア》 が絶品だったので、是非とも従来のカップリングに戻して、XRCDかHQCDで出してほしい。

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  • ★★★★★ 

    tora  |  東京都  |  不明  |  2009年03月28日

    余分な力のない、億万長者になった気分にさせる名盤中の名盤。底には深刻さや影の部分はない。底が好き嫌いの分かれ目といえる。シベリウスはフィンランドの暗く鬱屈とした風景ではなく、カナダの春と言った感じ。フィラデルフィアの実力は、展覧会の絵でさらに発揮される。ソロ楽器の音と絡み合う美しさは天上の喜び。これを気に入った方は、ぜひともDVDを見ましょう。千両役者の本気になったすごさが見て取れます。

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  • ★★★★☆ 

    ハルデン  |  東京都  |  不明  |  2009年01月12日

    オーマンディは、私が高く評価する指揮者の一人だが、ここで収録されているシベリウスの第2番は名演である。作曲者自身も高く評価したというその演奏は、どごまでも華麗で、お洒落なものに私は聴こえた。第2楽章が特に素晴らしく、オーマンディの巧みな棒捌きが堪能できること請け合いである。併録されている展覧会の絵はというと…こちらは同じ指揮者が振っているとは思えない、特にセールスポイントのない、微妙な演奏。私にはパスである。

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  • ★★★★★ 

    ぶひ  |  東京都  |  不明  |  2008年12月23日

    何度聴いても私にはどうしてもこのシベ2が最高。 他の演奏者のも素晴らしいのですが・・・ 何度聴いても飽きないまた聴きたくなるという素敵な演奏です。 弦や金管のコントロールがこれまた絶妙なんです 素朴さのポイントとなる木管がまた愛らしい。 1楽章の外気が冷たい澄んだ自然、雪の中から小さな芽吹きが見えるような可愛らしさ、3〜4楽章への羽ばたくような開放的な盛り上がり はやはりオーマンディならでは。

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  • ★★★★★ 

    クナ吉  |  神奈川  |  不明  |  2008年10月18日

    オーマンデイという人は、ほとんど聞く事はなかったが、最近、「惑星」を聴いてその素晴らしさに驚嘆した。この二曲も彼の十八番だが、「展覧会」が傑出している。曲の随所に見られる作者の魂の歌の深い味わいは、胸に染み入るようだ。全盛期のFOも圧倒的だ。キエフの大門の完璧なアンサンブルによる壮麗な響きは、まるで1台のオルガンのように聞こえる!オーマンデイの死によって近代管弦楽の黄金時代は、幕を閉じたのではないかとさえ思ってしまう。

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  • ★★★★☆ 

    まこと  |  大阪府  |  不明  |  2008年04月13日

    シベリウスの交響曲というと北欧の冷涼な空気を感じさせるという勝手な思い込みがあったが、このオーマンディの演奏はやわらかな春の日差し、木漏れ日がきらきら光っているのが見えるような演奏だ。全てにゆとりがあって、手馴れた感じで、極めて安心感の高い、かといって緩慢さを微塵も感じさせない、オーマンディの音楽の豊かさを実感させる。なぜこのカップリングなのかよくわからないが、展覧会の絵も名演中の名演。少しも力技にならないゴージャスさが、同じアメリカでもシカゴ響あたりとの差を感じさせる。

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