『ファウスト博士』全曲 グルーバー演出、P.ジョルダン&チューリヒ歌劇場、ハンプソン
商品ユーザレビュー
-
(0 件)
-
(1 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
検索結果:1件中1件から1件まで表示
-
村井 翔 | 名古屋 | 不明 | 2009年02月07日
作曲者の意図に最も忠実と言われるボーモント補筆版を使わなかった理由について、指揮者はインタヴューであれこれ述べているが、ヤルナッハ版を使いながら、さらに最終場に数分のカットがあるから、ボーモント版の長さを嫌ったというのが本音だろう。しかし版の選択の問題を除けば、この傑作の最初の市販映像ソフトとして申し分のない出来。冒頭のファウスト博士の書斎が非常にモダンなのをはじめ、魔法の本が古代エジプト風の像であったり、博士の事実上のアリアの場面ではゲーテの名高い肖像画を見せるなど、演出はなかなか面白い。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:1件中1件から1件まで表示