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Mahler (1860-1911)

CD (Cooke)Symphony No.10 : Daniel Harding / Vienna Philharmonic

(Cooke)Symphony No.10 : Daniel Harding / Vienna Philharmonic

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  05/February/2018

    版は問題ではない これがマーラーだ ハーディングが素晴らしい 先ず2つの”スケルツォ”と”プルガトリオ”を聴け 音楽がサクサクと進む マーラーに停滞や倦怠はない その生き様が音楽に反映されないはずがない 全ての課題に能動的に挑んだ人生は忙しかった 50年余りの人生に為した仕事量は命を縮めるに十分な因だった それこそ苦難や悲哀に身を浸している時間などなかった 況して死の恐怖に慄く暇などなかった 死は突然訪れた だから楽曲の標題やプログラムに厭世を匂わす文言が残っていても 彼の音楽は決して私小説ではなかったのだ 明日も音楽を書く意思を持ったまま命を落とした ハーディングは惑わされず スコアからそうあらねばならないソノリティーを汲み出した どんなに大きなオーケストラが一斉に奏でても全ての音が聴き取れるサウンド それをマーラーが生涯追求したことはアルマの証言からも知られている 文学的な視点を廃したマーラーの軽やかさはこの上ない美しさでわたしの前に立ち上がってきた もしまだであればあなたも如何 

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  • ★★★★★ 

    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  03/November/2014

    演奏・録音共に素晴らしい。VPOの上質で丁寧な演奏がムジークフェラインに豊に響き渡っている。曲全体の見通しもよく、名盤といってよい。

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  • ★★★★☆ 

    ombredouble  |  東京都  |  不明  |  14/October/2009

    東フィル客演のマーラー第6を二晩続けて聴いた夜にこのCDを聴き始め、昼間の憤懣が洗い流されてゆくような快感を覚えたことを思い出す.これはヴィーン・フィルがマーラーについてこれほど語ることを持っている、というのを聴くCD.ハーディングはさすがに10番クック版を何度も演奏してきただけあってしっかりした解釈の骨格を持っているし、随所に彼らしい拘りも見せるが、豊かなフレージングは全くオーケストラのもの.一方で他レパートリーでの彼を知っているだけに、ほんのちょっとした箇所で棒の技術に難を見、やたら気になってしまうのは悪い癖だろうか. 10番はアダージョを除き過剰さも凝縮も中途で、やはりマーラーの完成された作品とは見なせないが(ベルクの《ルル》とはわけが違う)、そうしたことをひとまず置いて、世紀末と大戦の中間という少しばかり穏やかな時代に作曲された交響楽のひとつとして楽しみたい.(アルマの歌曲とサマーレ=マッツーカ補筆版を組み合わせたジークハルト=アーネム・フィルの面白い演奏会があったのだが、CDでは歌曲が省略されただ脳天気なだけの演奏になってしまった.残念.)

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  • ★★★★★ 

    m326  |  新潟  |  不明  |  08/March/2009

    是非、SACDでの発売を!

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  • ★★★★★ 

    m326  |  新潟  |  不明  |  03/November/2008

    音が薄いとよく評されるクック版ですが、この演奏を聴くと物足りなさは感じません。補筆を必要最小限に抑えたクックの仕事の素晴らしさを教えてくれる名演です。俗世、煉獄、地獄、天上の世界を駆けめぐるこの作品を見事にまとめ上げているハーディングの指揮は見事。ウィーンフィルの芳醇で厚みのある音にも大いに助けられているのでしょう。輸入盤を聴く限り録音も素晴らしい!魂の救済を思わせるようなエンディングを聴いて、10番がまさしく正当なマーラーの作品であることを実感させられました。

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  • ★★★★★ 

    hohoho  |  愛知県  |  不明  |  11/July/2008

    第一主題が奏でられる前の、序奏の弦の響きがここまで深くしっかりと、かつ幽玄に響いた録音を聴いたことがなかった。遅めの進行の中に、峻厳で高貴な世界が広がる。人間の「日常的情感」を超えたところでの(それに振り回されながらも)救済を求めるマーラーの世界が精緻に表現されている。・・・肉感的迫力や激情には近づかない演奏だが(そう意識されている演奏なのだから)、ここに表現される美や恐怖や望みは、実は深く強烈に迫ってくる。

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  • ★★★★★ 

    ま〜さん  |  東京都  |  不明  |  09/July/2008

    このハーディング盤を聴いて、マーラーの交響曲世界の画竜点睛が成ったような気持ちがする。ハーディングの才能も凄いが、ウィーン・フィルの音色は他には替え難いものがある。録音のレートが高いので、滅多に新録音に出会うことが無くなったのが非常に残念!

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  • ★★★★☆ 

    恐怖のタヌキ男  |  地球  |  不明  |  14/June/2008

     ハーディングのマーラーはアバド、ラトルの後に続くべきもので、10番クック版が、ここまでポピュラーになったのかと思わせるものです。ハーディング、東京フィルでマーラーの6番を指揮して、なかなかいいものを聴かせてくれましたが、さすがVPO、2004年のVPOデビューでも指揮して、2度目で完璧となりました。ラトル/BPOと並んで、クック版の代表的なCDです。

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  • ★★★★★ 

    クラシックスキー  |  東京  |  不明  |  10/June/2008

    輸入版が国内版より録音が素晴らしいというレビュー記事がありますが、国内版と輸入版とで、録音も音質を含めて違うということはないと思います。いずれにしても録音の是非についてはいろいろ意見が分かれるところですが、ハーディングの指揮による演奏の素晴らしさは、聞く者の心に深く訴えかけると思います。個人的には特薦ですね。

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  23/May/2008

    輸入盤を買い直して聴いたらびっくり仰天!国内盤とは段違いの録音の素晴らしさ!ウィーン・フィルの美しさ!ハーディングの素晴らしさ!ジークハルトの無能な演奏を聴いた後だけに、ハーディングの天才ぶりがいやという程分かった。しかし、国内盤と輸入盤でこんなに音質に差があるのは大きな問題だ。国内盤大幅先行発売とかで、悪くて高いものを無理やり押し付けるのはやめて欲しい!

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  13/May/2008

    個人的な好みを言えば、実はマーラー全作品中、最愛の一曲。だから、どんなものであれ5楽章版の新録音は大歓迎なのだが、これもすばらしい出来ばえ。2004年12月の両者初顔合わせのエアチェック録音を聴き直してみたが、シャープな尖鋭さでは、このディスクを上回っている。その点ではこの録音、VPOに少々、気持ちよく弾かせ過ぎたと言えるかもしれないが、その反面、ラトル/BPOの剛に対して柔、VPOならではの豊かさがふんだんにある。第4楽章最後の大太鼓を終楽章最初と同じと見なして一つ減らす、いわゆるラトル版による演奏。

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  • ★★★★★ 

    カメトミー  |  茨城県 守谷市  |  不明  |  10/May/2008

    これは素晴らしいマーラーの10番である。しなやか且つ精緻に歌われた演奏には、マーラー独特の厭世観こそ無いものの、そこには、生への賛歌ともとれる美しい歌が溢れている。特に、両端叙情楽章のなんとも美しいこと!!。ウィーンフィルも、ハーディングの熱演に十分に応え、最高のパフォーマンスを繰り広げているのが分かる。録音が良くない点を指摘されている人もいるようだが、私のオーディオ装置では、録音も、ウィーンフィルの絹織物のような美音が広いホールに満ち溢れ、とても優秀に聴こえる。 広く多くの人に聴いてもらいたい一枚である

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  • ★★★★☆ 

    もんすたー  |  東京都  |  不明  |  22/February/2008

    先日のマーラー6番のコンサート会場でこのCDを購入してダニエル・ハーディングその人より直にサインをいただいた思い出に残るCDです。32歳というこの若さで既にオーケストラを良くコントロールしているようでしたが、指揮者、楽団と役者は揃っているこのCDに敢えて三つの難癖をつけましょう。@まず録音に明瞭さがほしい。90年代ごろからのグラモフォンの音作りは明瞭さを排して妙な残響感を前面に出しているようです。ASACDでクラシックファンに提供しないと言う時代錯誤。B華の第5楽章は絶対にマゼッティ版が良いと思う。

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  • ★★★★★ 

    ハサキ  |  Japan  |  不明  |  18/February/2008

    全曲版はこれまで、いくつか聴いてましたが、その中でも個人的に素晴らしいと思えたのはギーレンとシャイーの二つだったのですが、このハーディング盤は期待以上に良く、前述の二つに劣らぬ名盤だと思います。全体的に遅いテンポでじっくりと唄わせていますが、それが作品に統一感をもたらしているように思います。クック版は認めないという人にも是非聴いてもらいたいです。

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  • ★★★★★ 

    ファン  |  埼玉  |  不明  |  18/February/2008

    なかなか見通しの良いマーラーですね。が、下の方も書かれている通りあまり音が良くない。録音が悪いというより、マスタリングが不十分な気がします。しかし演奏の出来が素晴らしいので、インターナショナル盤に期待。特に終楽章は同曲最高のものの一つではないでしょうか。第2楽章など如何にも若者らしい、雰囲気もありますが、全体的には洗練されたマーラーだと思います。 大太鼓については稿の違いで小さめですが、若干の違和感を持ちます。ここに関しては1版通り、クックの指定で演奏してほしかったかな。

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