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宇野功芳(1930-2016)

本 新版 クラシックCDの名盤 文春新書

新版 クラシックCDの名盤 文春新書

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  • ★☆☆☆☆ 

    たまお  |  長野県  |  不明  |  2021年04月25日

    私も宇野功芳氏の批評には疑問を感じる。本書のレビューにも宇野功芳氏に対する賛否両論があるのでコメントしたい。 YouTubeに宇野功芳指揮のベートーヴェン交響曲第3番『英雄』がアップされている。タイトルに「世紀の迷演奏」とあるとおり、これが『英雄』かと思う“迷演奏”だ。私には“感動”も“精神性”も感じられなかった。もちろん“共感”もない。既に販売終了であるが、宇野功芳指揮の『英雄』はCDもでており、HMVの内容詳細に「なかなか楽しめる“冗談音楽”のCD」と記載されているので、このCDも同じような演奏だろう。 本書を読む前に、宇野功芳の『英雄』を聴くことをお薦めする。

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  • ★★★☆☆ 

    snk  |  北海道  |  不明  |  2021年04月17日

    今から40数年前、中学生の頃から宇野〇芳のレコード評論を読んで、「カラヤンは外面的だ」「ショルティは精神性が無い」など鵜呑みにして、フルトベングラーをはじめ、ベームやワルターなどを中心に有り難がって聴いてきた。従って宇野氏の著作「クラシックCDの名盤」をはじめとして、以前から「名演奏のクラシック」「協奏曲の名曲・名盤」等を読んで、CD購入の大いなる参考にしてきた。ところが、レコードやCDに関する音楽評論のコメントは多分にセールストークが多く、商業主義の大きな影響を受けていることを知るにつけ、宇野〇芳の評論には偏りが多いことに気づき、音楽雑誌「レコード〇術」の内容にも疑問を感じるようになった。その最たるものがショルティ指揮の一連の録音だ。ケネス・ウィルキンソンがサウンドエンジニアを務めたベートーベンの交響曲全集(旧録音)を聴いてみるがよい。録音の素晴らしさもあって、ベートーベンの交響曲の世界に浸ることができる。特別にショルティのファンではないが、この演奏のどこを聴いて「精神性が無い」と言えるのだろうか?長い間、宇野の音楽評論を妄信していたわが身を恥じる。なお本書に罪はなく、賛同するコメントも多々あるが、ベストCDのガイドブックである本書として、宇野の姿勢には疑問を感じる。

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  • ★☆☆☆☆ 

    禅済  |  三重県  |  不明  |  2021年04月15日

    若い頃は宇野氏の情熱的(?)なレコード批評に心酔していた時期もあったが、主観的すぎる姿勢に次第に疑問を抱くようになった。その後も折に触れ宇野氏の文を目にすることがあったが、嫌悪感しか持てなくなった。だって、「悪魔的」とか「人間技を越えている」「抉りがきいている」「打ち込みがすごい」なんて一体どういう演奏?、意味不明。自分の好き嫌いは別として、文筆で飯を食うなら少しは客観性を持っているべきだ。この本は書店で立ち読みしたことがあるが、途中で読むのをやめてしまった。まあ、私のこの文も好き嫌いで書いているようだから、まだまだ言いたいことはあるが、やめておきます。

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  • ★★★★☆ 

    海尾水  |  神奈川県  |  不明  |  2021年04月13日

    私のCDを選ぶ基準はレコ芸の名盤選とこのシリーズ。この本にはレコ芸で紹介されない珍盤が多いからだ。しかし、内容は大分古くなってきた。

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  • ★★★★★ 

    浜っ子  |  愛媛県  |  不明  |  2021年04月09日

    曲目のラインナップも豊富であり、順番に聴いていくというガイドブックとしても良い。三氏の推薦盤にもそれぞれの個性が表れており、比較するのも楽しいです。個人的には宇野氏のが好みです。

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  • ★★★☆☆ 

    みすず、つれづれクラシック好き。  |  神奈川県  |  不明  |  2014年10月26日

    この本の意義は三人の意見が述べられているということにある。 同じ曲での推薦版について述べられているので、この人はこういうものが好きなんだなあ、という傾向がわかる。 宇野さんは、やはり歌を歌う人なんだなあ・・・とか。 どの方も、私の趣味、嗜好とは違うのだけれども、いいことしか書かない評論よりはまし。書いてあることは、30パーセントくらいしか信じないで、自分の耳で聴くべし。  でも、この本購入するのならCD買ったほうがいいかもね。 

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  • ★☆☆☆☆ 

    ゆずぽん  |  兵庫県  |  不明  |  2013年11月17日

    小生、クラッシックは初心者に毛が生えた程度の者です。この本は、できるだけ多くの書物を読んでこれから聴くCD購入の参考にしようと思って選んだ本の一冊でした。しかし、読み進むにつれてこの本には小生の求めているものは何一つなく、読めば読むほど胸がむかつき、我慢できずにレヴューを書いている次第です。理由その1−作品の内容や背景を紹介せずにただどの指揮者のどのオーケストラが良いのか自分の好みだけで述べている。その2−やたらと同じ指揮者ばかりが出てきて、とてもクラッシックの権威と言えるような人たちの意見とは思えません。素人目にもただ自分の好みで選んでいるだけで、もっと広い視野での意見を求めている小生としては何の参考にもなりませんでした。どんな人間でも好き嫌いがあるのは当然だと思いますが、そんな事には拘らずにもっと公平厳格な発信ができないのでしょうか。そういう面でとてもプロとしての矜持が感じられませんでした。ここに名前の出ている三氏の著書は金輪際買わないでしょう。悪しからず…。

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  • ★★★★★ 

    春奈  |  東京都  |  不明  |  2009年09月29日

    この本は従来からある名盤案内の本とはひと味もふた味も違う。多くの名盤案内の本は当たり障りの無いCDばかり推薦してきた。その結果退屈なCDが多く紛れ込み、実につまらない名盤案内となっていた。ところが本書は評者の人生や芸術観が強くにじみ出た名盤案内であり、読むだけでも面白い本だ。中野氏は従来からある保守的な立場での推薦をしている。宇野氏は彼一流の視点によるいつもの推薦盤中心。一番面白いのは、やはり福島氏の文章と推薦盤。へー、こんなCDあるのか、と思わずネットで検索してしまう。

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  • ★★★★☆ 

    孤旗  |  さいたま市  |  不明  |  2008年11月14日

     僕は旧版を暗記するほど読んで、この本に従ってCDを買い集めクラシックの楽しさと奥深さ、幅の広さを知ることができた。ほかにこれだけ説得力があって納得できる案内本はなかなかない。宇野氏からは声楽と交響曲に関する知見を、中野氏からは弦楽器の曲でどの演奏がいいか、を教わった。新版は旧版を上回る内容と思う。この本が独善的ならこれほど長く売れ続け、読まれることはないと思う。

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  • ★☆☆☆☆ 

    盤鬼平林  |  鳥取  |  不明  |  2008年08月01日

    無意味な新版である。「丁々発止のスリリングなやりとり」とは笑わせる。仲間内で独善的かつマニュアックな宇野功芳礼賛本である。宇野の盲目的な狂信者・福島章恭が白々しく教祖と意見を異にする記述などヤラセ以下である。そんな福島を可愛いと思っている宇野は以前「こどもは薄気味悪く、よだれなど汚くて仕方ない」と言っていた変人である。その変人に何故、見識の高い中野氏が付き合っているのか理解できない。

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