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ハイドン(1732-1809)

CD 交響曲第100番、第104番、協奏交響曲 ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団

交響曲第100番、第104番、協奏交響曲 ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2012年11月20日

    2008年に本盤レビュー欄に書き込んだ者ですがデータ的なものを今回追加させていただきます。ヤンソンスがハイドンを振った盤は初めて聴いたのですがマァ一言で言えば彼らしいタッチの演奏だなという印象です。HMVレビューにもありますように二つの交響曲のライブ収録時期は4年間の隔たりがあり第100番「軍隊」(実タイム@7’31A5’43B4’46C5’16)が2003年そして第104番「ロンドン」(同@8’07A6’55B4’14C6’26 )が2007年でありますがアプローチは同じ様に感じました。この古典交響曲には芳醇な中にもキリッとした演奏が我々世代の「心算」であるところをヤンソンスは少し様子が異なり両曲ともにロマン性を先ず打ち出したように軽やかな印象をもって聴きました。2003年というとヤンソンス丁度60歳の頃でこのどちらかと言えばバイエルンRSOという重心の低い大オーケストラを古楽器オーケストラの様にノンビブラート的タッチで反復演奏は実施しているもののテンポを速く運び楽章後段でのティンパニーを強調した演奏となっている処など正にそうした肌触りがあるのですが、曲をフォローして聴いていると小生の流れと微妙な違いがあることは否めません。2003年収録のハイドンには珍しい協奏交響曲(同@9’19A4’11B6’33)は同オーケストラの首席奏者等の名人芸が曲の華やかさに花をそえた様に聴け結構楽しめました。マァ、ハイドン二大交響曲の印象が引きずってしまい本盤OKランクとさせていただきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    たしろ  |  愛知県  |  不明  |  2010年12月01日

    よくぞココまで辿り着かれましたね。バイエルンのブラームスにレビューを書いてはや10年経ちましたが(いまだに良く聴いてます)、 この演奏には参りました。両翼配置復活。バイエルン&ORFEOのハイドン99番とモーツァルト38-40-41も擦り切れるほど聴いていますが、それを更にパワーUPした様な演奏です。パワーUPと言ってもそれは音色の話で、力んでいる訳ではなく、あくまで自然に唄い込む所もクーベリック譲り(泣)。弦の透き通るような美しさとHrのRitzkowsky氏の美声も健在、昔からのファンにはもうタマりません。ヤンソンス氏にはバイエルンの得意なジャンルをレパートリーとして取り上げて頂き、大感謝です。(LIVE)

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  • ★★★☆☆ 

    Mr. じじー  |  愛知県  |  不明  |  2010年07月25日

     重量級のオーケストラと軽量級?の指揮者の組み合わせです。 このコンビのショスタコーヴィチを結構好んで聴いているのですが、さすがにハイドンとなるとショスタコのように曲想やオーケストレーションの妙だけで支えきれないモノがあるのか、少々苦労している感じが見受けられます。 そういった意味では曲自体の自由度が高い協奏交響曲により魅力を感じます。とは言ってもキリッと締まった表情の交響曲も、固定観念に捉われなければ充分聴き応えアリです。 それとやっぱりバイエルン放送響、本当に上手いです。

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  • ★★★★☆ 

    BARON  |  福岡県  |  不明  |  2010年05月02日

    ヤンソンスのハイドンは、映像があった方がより説得力があると思います。実演で「軍隊」も「ロンドン」も聴きましたが、何よりも楽しく、軽やかに演奏するのがヤンソンスの特徴で、比較的大きな編成のオーケストラでも軽くサラッと、しかし決める所はガッツと決める。BPOとのユーロピアンコンサートでのハイドン「驚愕」が映像があり、その感じが伝わってきます。このCDの感想としては、そんなヤンソンスらしさがやや伝わりづらい音になっています。録音のせいかな?しかし、このスタイルでの演奏自体がとても個性的であり、ヤンソンスらしさなのかもしれません。個人的にはあと一つかという印象です。

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  • ★★★☆☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年01月17日

    いつもレビューに記していることであるが、ハイドンの交響曲演奏の主流がピリオド楽器による古楽器奏法などになりつつあることもあって、最近ではハイドンの交響曲がコンサートの演目になかなかあがりづらい状況になりつつあるのは、作品の質の高さからしても大変残念なことである。そのような中で、今をときめくヤンソンスが、バイエルン放送交響楽団を指揮して、ハイドンのロンドンと軍隊という、交響曲の2大傑作をライブ収録したのはそれ自体歓迎すべきことである。当然のことながら、重厚でシンフォニックな演奏を期待したが、いささかその期待を裏切られることになった。意外にも、演奏が軽快にすぎるのである。ロンドンの序奏部からして、音の重心がいかにも軽い。要するに、心にずしっと響いてくるものが少ない。主部に入ってからも、軽やかさは持続しており、もしかしたら、ヤンソンスは、最近のハイドン演奏の風潮を意識しているのかもしれないとの思いがよぎった。大オーケストラを指揮しているのに、それはかえすがえすも残念なことである。ヤンソンスは、すべての繰り返しを実行しているが、それならば、演奏においても、もっと大編成のオーケストラを活かした重厚な演奏を期待したかった。軍隊は、ロンドンと比較すると、曲自体の性格もあって、このような軽快な演奏でも比較的心地よく耳に入れることができた。いずれも決して悪い演奏ではないのだが、期待が大きかった分、いささか残念なCDであったと言わざるを得ない。

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  • ★★★★☆ 

    Pritz Reiner  |  香川県  |  不明  |  2008年12月29日

    最近のヤンソンスには、オスロを振っていた頃のような溌剌とした躍動感が影を潜めたという印象があったが、この104番では久しぶりに本来の持ち味が発揮されているように思う。一方、その4年前に録音された後半2曲にはそのようなきらめきが見られないのが残念だ(従って“最高!”にはしなかった・・・)。二つのメジャー・オケのシェフとして、さらに磨きをかけてきている証拠と思いたい。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年12月09日

    ヤンソンスがハイドンを振った盤は初めて聴いたのですが マァ一言で言えば彼らしいタッチの演奏だなという印象です。HMVレビューにもありますように二つの交響曲のライブ収録時期は4年間の隔たりがありますがアプローチは同じ様に感じました。この古典交響曲には芳醇な中にもキリッとした演奏が我々世代の「心算」であるところをヤンソンスは少し様子が異なり両曲ともにロマン性を先ず打ち出したように聴きました。従って曲をフォローして聴いていると小生の流れと微妙な違いがあることは否めません。録音状態も含め普通OKと思います。

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