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シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

CD R.シュトラウス:『英雄の生涯』、モーツァルト:ディヴェルティメント第17番 カラヤン&ベルリン・フィル(1969 モスクワ・ライヴ)

R.シュトラウス:『英雄の生涯』、モーツァルト:ディヴェルティメント第17番 カラヤン&ベルリン・フィル(1969 モスクワ・ライヴ)

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  • ★★★★★ 

    Yuniko  |  新潟県  |  不明  |  2010年09月02日

    カラヤンの「英雄の生涯」では、これがベスト。 たしかに録音はよくないかも知れない。しかし、この演奏には、絶頂期に入ったカラヤン&ベルリンpoの、クライマックスの上にさらにクライマックスを築き上げていく一期一会の演奏が記録されている。第1部「英雄」の覇気あふれる演奏、第4部「英雄の戦い」の敵との総力戦が本当に行われているかのような殺気だった響き(かなりオンマイクでとらえられたスネアドラムの響きが強烈。でも好悪を分けそう)。もちろん第3部「英雄の伴侶」のゆったりとした愛の歌や第6部「英雄の引退と完成」の後期に満ちた晩年の英雄の描写も十分である。 ディベルティメント第17番は、生前のカラヤンは「英雄の生涯」をはじめとするシュトラウス作品の前プロとしてよく取り上げていたようだ。十分すぎるほど覇気あふれる演奏に「モーツァルトってこれでいいのか?」と思ったり、「いや、生き生きとピチピチとした演奏もモーツァルトの一つの姿なのだ」と思い直したり・・・。 ところで・・・このメロディアシリーズの復刻カラヤン、ジャケットも独特なデザインだけど、第1集から第3集までカラヤンのPhotoがすべて裏焼き。3種ともよく知られたカラヤンのPhotoを使っているだけに「新鮮味を出そう」と考えてのことかも知れないが、有名な写真を使っているだけに裏焼き写真はヤケに落ち着かない。旧ソ連国内で発売されていたはずのLPのオリジナルジャケットを採用することはできなかったのか?

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  • ★★★★☆ 

    とら  |  山形県  |  不明  |  2010年01月13日

    《英雄の生涯》のみレビュー。録音もモノ並みに悪いし、オケも乱れている。まとまり全体でいうとEMI盤がベスト。が、テンションが尋常じゃなく、特に『戦い』の場面では、トランペットをはじめとする金管の咆哮・ティンパニがズンドコ、と爽快。それこそ、ソ連的爆演!晩年のライブやスタジオ録音では聞けないカラヤンがこの盤にいる。(テスタメントの70年代のライブはあまり面白くない。)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年05月17日

    録音にややハンディがあるが、演奏そのものは壮絶な名演だ。我々は、カラヤンの同曲の名演として、スタジオ録音による59年盤、74年盤、85年盤、ライブによる85年盤を知っており、いずれ劣らぬ名演だが、カラヤンはやはりライブの人。これまでは私は昨年発売の85年のライブ盤を最も評価してきたが、この69年盤は、人生の諦観のような味わいを感じる85年盤とは異なり、飛ぶ鳥落とす勢いであったカラヤンの壮年期ならではの覇気に満ち溢れており、独特の魅力を醸し出している。カラヤンの英雄の生涯が、過去のどの指揮者が束になってもか

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  • ★☆☆☆☆ 

    風雷暴  |  横浜市  |  不明  |  2009年03月31日

    全盛期の帝王がソ連に乗込んでの渾身ライヴ!しかもエビファニズム氏評では盟友(!)ムラヴィンの肝入りと!これは買わにゃなるまい...ライヴとはいえ’69なのに劣悪録音(Melodiyaの録音技術の低さは犯罪級)!一方、帝王も気合が空回りして、Mozartは喜遊曲ならぬ奇想曲並みのがさつさで、優雅や洒脱とは全く無縁(ハイスピード自体が悪いとは言えない)。十八番の英雄の生涯も一発勝負の悪いところが出て、精緻さは勿論、重量感を伴った壮大なスケール感も欠乏。結論はムラヴィンと張り合うこと自体土台間違ってる...久々にタップリ授業料を払いました...

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  • ★★★★★ 

    エピファニズム  |  宮崎県  |  不明  |  2008年12月17日

    本公演は、盟友ムラヴィンスキー(二人ともトスカニーニ信奉者で馬が合ったらしい)の熱烈なるラヴコールで実現した公演だった。カラヤンの演奏は、ムラヴィンスキーの盟友と言うに恥じないものであったことが、これで確認できる。 ソ連はカラヤンにとって、決してアウェイではなかったことが、この演奏からもわかるだろう。

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