ブルックナー:交響曲第9番、モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 大植英次&大阪フィル、伊藤恵(2SACD)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2014年04月29日
確かに大植さんによって大阪フィルはかつてと違うオーケストラになりました。ディスクの上でその成果、いくつも現れております。但し、ブラームスやブルックナーとなると、今度は大植さん自身がその器量を試されているような感じになり、やや微妙なところもあります。このブルックナーも大きな流れの中での高揚感が今一つ足りないような印象であります。感銘度はやや薄いといふところです。モーツァルトは、むしろゆったりと大きく、ブルックナーよりも大きな世界を想念として描いている感じ。なんだか不思議な出来栄えのアルバムでした。録音は優秀。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2009年02月20日
大フィルは確実に大植氏の下でそのサウンドを変えつつありあの重々しい朝比奈サウンドから先の伝統を踏襲しつつ軽みと柔軟さが加わり現代的な演奏に要を移して行っています。私の地元なので時々聴く機会もありベートーベン交響曲演奏等でこの様に感じていました。本盤モーツアルトP協奏曲は第2楽章をかなりスローにたっぷり演奏し伊藤のピアノの映えが味わえます。片やブルックナーは運び自体は円滑なのですがこれ迄の私の年代感覚からすれば先のサウンドが逆効果の様に思えたりするのは私の時代遅れかも?大植さん素晴らしく頑張っています。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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