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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第10番より『アダージョ』、交響詩『葬礼』、花の章、他 P.ヤルヴィ&フランクフルト放送響

交響曲第10番より『アダージョ』、交響詩『葬礼』、花の章、他 P.ヤルヴィ&フランクフルト放送響

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2010年07月11日

    なかなかに面白い企画もの。同様のものではリッケンバッヒャーさんのがあったかな。ただ、録音も含め、全体の出来はこちらがはるかに上であります。特に、10番のアダージョは曲の出来の良さもあって、立派な演奏。美しくも恐ろしい曲で、ベートーヴェンの「第9」から百年でアダージョはかくも恐ろしい音楽を表現するものへと変貌してしまいました。それに比べ、「葬礼」は確かにヘンチクリンな曲だなあ。現在聞くところの「復活」の1楽章とは大違い。劇性と耽美の両面で「復活」がはるかに完成度が高い作品となっております。といふことで、曲が面白くないので星ひとつ下げ。企画上はしょうがないのですけどね。(ToT)「花の章」は実は大好きな作品。とってもビューティフルで、「巨人」に入れてもいいんだがなあと毎度思います。ヤルヴィさん、繊細に演奏してくれました。3番の2楽章は、ブリテン編曲とのこと。なんだかあんまり違いがわかりませんでした。(-_-;)このディスク、演奏は文句なし、企画は有意義。ただ、「葬礼」が曲としていささか劣るのでこういう評価。購入は大いにお薦め。

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2009年06月16日

    このコンビは2010(生誕150年)〜2011(没後100年)のマーラー・イヤーに向けて交響曲全集の録音/録画をするようだが、その予告編的なディスク。2008年の来日公演で早くも第9交響曲の素晴らしい演奏を披露してくれたので、期待大だ。『葬礼』は何度聴いてもさして面白い曲とは思わないが、第10交響曲のアダージョが出色。オケの全パート、隅々まで指揮者の意志が浸透し、生命力がみなぎっている。全集版での録音なので、これでクックほか5楽章版録音の可能性が消えたわけではなさそうだ。

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  • ★★★★★ 

    ハリアー黒  |  東京都  |  不明  |  2009年06月08日

    凄い音圧(笑)冒頭から圧倒される勢いで「マーラーの威光は、こうでなくては…」と納得することしきり。断片集という企画もさることながら、花の章、ブリテンの「野原の花々が私に語ること」も丁寧な演奏で好感が持てる。

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