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CD クリスチャン・フェラス〜DGレコーディングス(4CD)

クリスチャン・フェラス〜DGレコーディングス(4CD)

商品ユーザレビュー

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    まーきー  |  徳島県  |  不明  |  2012年03月19日

    フランクの有名なヴァイオリン・ソナタに始まって、ショーソン、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルと、フランスの室内楽は好きで、よく聴いている。 ところがドイツものはダメで、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲から始まって、シューベルト、シューマンと全滅。何度聴いても彼らが何を言いたいのか、何を表現したいのかが私にはさっぱり理解できないのだ。 そんな私に唯一聴けるのが、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」。不器用で口下手、優柔不断で朴訥とした語り口のブラームスに、なぜこのような憧れと失意がないまぜになった夢見るようなメロディが書けたのだろうか。 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番同様、ミューズがブラームスの上に舞い降りた瞬間なのだろう。ここにはブラームスの自我を超えた、音楽そのものが自在に鳴っているような気がする。 ともにフランス人であるフェラスとバルビゼの演奏で聴くと、まるでフォーレの作品であるかのように聞こえるから不思議だ。

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  • ★★★★★ 

    レント  |  石川県  |  不明  |  2012年01月07日

    演奏もさることながら、録音が素晴らしい。「このヴァイオリン、木の音がする」と、全くの門外漢である嫁さんが、ボソッとつぶやいていました。春夏秋冬という美しい熟語を持つ日本の景色のなかで、それぞれの季節に、それぞれの心情で寄り添ってくれそう。買って良かったというより、その存在に感謝したくなるような演奏・録音です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    馬羅  |  愛知県  |  不明  |  2011年08月31日

    どちらかと言うと、バルビゼのピアノが聴きたくて購入したけれど、ちょうどヴァイオリンを練習中の息子がブラームスのスケルツォのCDがないかと言うので聴かせたら、この人は凄くうまいと驚いていました。他のレビューにあるとおりルクーが一番気に入りました。他の曲は、フランス風というのとは違う泥臭さを感じました。カラヤンとの共演が人生を狂わせたのかも知れませんが、ヴァイオリニストはパガニーニのように破滅的な人生を送った人が多いので、神経をすり減らす楽器なのかも知れませんね。

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  • ★★★★★ 

    おっさん  |  神奈川県  |  不明  |  2011年08月25日

     晩年(というか自殺前)のフェラスには、演奏することに嫌気がさしているような、傲慢とも言えるような態度があり、現地での人気は高かったが、感銘を受けることはなかった。美音で知られていたが、それも印象にない。しかし、最近フェラスの存在に興味をもち、よく聴くようになった。このセットでも、音に麻薬のような不健康さがあるのだが、それがなんとも言えない魅力となっている。音だけではない。表現にも独特の毒っぽさがある。日本ではあまり評価されてこなかったが、今になって強い個性と存在意義が感じられるようになった。他の方のレビューで「おえっとなる」とあるのは、聴いてみるとわかる。

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  • ★★★★★ 

    マッキー56  |  長野県  |  不明  |  2011年03月16日

    フェラスのヴァイオリンの音が素晴らしい。選曲も素晴らしい。伴奏がうまい。哀愁を帯びたその音色はフランク、シューマン、ブラームスのソナタに溶け込む。しみる名演だ。

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  • ★★★★★ 

    skmk  |  愛媛県  |  不明  |  2010年11月02日

    特に、ルクーのソナタとシューマンのソナタがむちゃくちゃ良い。4枚組でこの価格、そしてこの内容。迷わず買うべきだと思う。バルビゼのピアノも素晴らしい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    オットー  |  不明  |  不明  |  2010年07月24日

    ルクーとシューマンとブラームスと小品が名演。フェラス特有の音程のずらし(最初は低めにとっておいてあとでずりあげるのです。彼はね。)が面白い。線も細いし,美音だし,文句なしの名演。ただし,フランクは出来はイマイチ。フランクならやはりティボーだ。 小品ではアンダルシアのロマンスは最高の名演だと思う。フーベルマンと双璧である。愛の悲しみなどはやりすぎの感もあるが・・・。おえっとなりますね。肉感的というかなんというか。品はないですね。

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  • ★★★★☆ 

    arisuyama  |  愛知県  |  不明  |  2009年04月10日

    フェラスのコンチェルトは所謂巨匠性の発揮は無いものの流麗にまとまっている・・・と言う感想が多いのではないだろうか。今まであまり興味は持っていなかったが、解説を読めば「ジョゼフ・カルヴェに師事」とあり、これは買いだと直感した。的中である。フランス物は無論だが、小品に至るまで大変巧い。そして伴奏がまた素晴しい。バルビゼはサポートを超えて詩的でさえある。フランクが一番の出来だろう。弦が濡れたような美音で入っており、これならバッハの無伴奏も期待できると久々に興奮したセットである。

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  • ★★★★★ 

    スペースシャトル  |  東京都  |  不明  |  2009年03月22日

    DGGの1500円シリーズが入手しずらい状況になりつつある現在、タイムリーにBLレーベルより四枚組が発売。 早速購入。 シューマンのソナタは入手困難との一枚だから貴重である。 どの演奏も、フェラスの特徴が出ている。 これは待ちに待った一枚。

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