Coming Home

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    joe  |  宮城県  |  不明  |  2009年11月23日

    ドイツのラウンジ系を得意とするSTEREO DELUXEのCOMING HOMEシリーズは,そのアーティストの言わばCRED(信教告白)なわけで,どんな音楽に影響されて来たかを如実に表す企画盤となっています。似たような企画盤にDJ-KICKSシリーズもありますね。で,今回登場はイギリスのダウナー・ダウンテンポ系ミュージシャンとして名を馳せているNOW。彼のオリジナル作品は「単調」とも取られるゆったり目のミニマル・アンビエント・テクノ・ダブを売りとしており,自分的感触としてはファットボーイが「昼間の狂騒」だとすれば,彼の諸作品は「夜の薬物音楽」。音の感触は不健康極まりなく,きっと紫煙を燻らせながらどんどん沈んでいく向きには格好の音だろう。で,この盤。彼のオススメする色々なアーティストを寄せ集めたコンピとなっており,彼のオリジナル作品よりはメリハリが効いている。簡単に言えば「聞きやすい」のだ。HMVの作品紹介に「ほっこり」という表現が使われているが,まさしくその通り。レゲやゆったり目のファンクやテクノの音色は暖かくヌクヌクしており気持ちが良い。しかし,その背景に流れているメッセージはやはり不健康なものに感じられる。悪い意味で言っているのでは無い。もともとロックやダンス系の音楽は根っこに不健康(不良・不謹慎)なものを抱えているのだし。

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