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CD 神へのささげもの〜カストラートのためのアリア集 チェチーリア・バルトリ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ

神へのささげもの〜カストラートのためのアリア集 チェチーリア・バルトリ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ

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    燕の巣  |  静岡県  |  不明  |  2012年01月24日

    ファリネッリをモデルに描いた映画『カストラート』を思いだした。地元の映画館でやってなかったので東京で観た。LDは持ってるが、DVD(COBM5329)が既に廃盤なのは知らなかった。日本コロムビアは再発売して欲しい。

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    鯖太郎  |  大阪府  |  不明  |  2010年01月29日

    これは、何とも悪趣味なアルバムだなぁ。付属(であり本体でもある)のブックレットが、言わば「カストラート小辞典」とでも言うべき、厚手の扉の、立派な本の体裁をなしているのだけれど、カストラートにあまり興味の無い人(普通は無いよなぁ)には、かなり重量的に重たく、また激しく邪魔である。 ブックレットの中身もエグい。下半身裸の男がベットにあお向けにされ、今まさに手術されようとしている絵があったり、本の扉の裏にあるCDのケースにハサミやメスが描かれてたり、バルトリの顔とCGで合成した石膏の彫刻の、ちょうど男性器に当たる部分が破損していたりと、普通の男性なら思わず引いてしまう、「去勢」に関するメタファー(暗喩)に満ちている。 副題には「何世紀もの間、音楽の名のもとに犠牲となった何千人もの少年たちに捧げる」みたいなことが書かれてるんだけど、気やすめでしょう、とツッコミを入れたくなる。ただ、もともと、「バロック」という言葉そのものが、「過剰、悪趣味」という意味をも含んでいるので、あながち全否定すべきものでもない。(ちなみに、中身はほとんど読んでません。すみません。) 肝心のバルトリの歌は、すばらしい、の一言。カストラートを意識してか、少々男性ぽい声で統一しているが、その圧倒的なヴィルトオジティと腹にこたえる声の量感には、陰惨(?)なブックレットの内容を一蹴してあまり ある破壊力がある。すっかり参りましたって感じだ。オペラが苦手な人(私だ)でも、声だけで楽しめるんじゃないかな。イル・ジャルディーノ・アルモニコの伴奏も快調。効果音も面白い。 星は、CDの内容のみの評価。ブックレットのコンセプトとは分けて考えた方がいいと思う。おまけCDに入っている、『オンブラ・マイ・フ』欲しさにこの限定版を取るかどうかというのは、難しい選択だな。もっとも、曲としては、おまけCD1曲目の、ブロスキの曲の方が、演奏も含めて、はるかに面白いとは思うけど。

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