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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第3番『英雄』 朝比奈 隆&ベルリン放送交響楽団(1989年ステレオ)

交響曲第3番『英雄』 朝比奈 隆&ベルリン放送交響楽団(1989年ステレオ)

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  • ★★★★☆ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2023年11月24日

    朝比奈の英雄は好きで昔よく聞いた。大阪フィルとのコーダでトランペットが主題を吹くのを止めるのが面白かった。このCDも基本的な解釈は大阪や新日本と変わりはない。しかし、英雄を聞くならフルトヴェングラーになってしまう。どちらも堂々としているのにどうしてフルトヴェングラーのほうがいいと思うのかなあ。何が違うのだろう。なお、このCDではコーダで最後までトランペット吹かせてます。

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  • ★★★★☆ 

    jin  |  長野県  |  不明  |  2023年01月08日

    集中力があるようでいて、時折響きが虚ろになる箇所が散見される不思議な演奏です。ティーレマンが意図的に練習と本番で異なる指示をすることがあるようですが、そんな指揮者とオケが腹を探りあっているような印象を受けます。まさか練習不足ということはないと思いますので、何らかの理由があるとは思いますが映像もないので確認のすべはありません。そういう意味では超貴重な記録かとも思います。

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  • ★★★★★ 

    スノードロップ  |  広島県  |  不明  |  2020年01月13日

    朝比奈のエロイカは新日フィルとのフォンテック盤も良いがこのベルリン放送響とのライヴも最高!優秀オケを得て朝比奈が理想的エロイカを描き上げた。雄弁な低弦から管楽器の鮮やかさ、そしてここぞと言う場面で見事にキメるティンパニ等々、やはりオケの魅力が大。1楽章はもちろん反復しているが冗長さは皆無、スローながら触れると爆発しそうな緊張感を孕み一瞬も弛緩しない。第2楽章のフーガや終楽章コーダのゴッツイ表現は朝比奈ならでは。また演奏の素晴らしさに加え録音も超優秀、同オケのシュタインやヴァントを完全に凌ぐ超名演!

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  • ★★★★★ 

    座頭  |  兵庫県  |  不明  |  2017年07月04日

    超名演だが70年代から大フィルとのコンビで朝比奈を聴いてきた私にとっては、違和感もある。美しすぎるのだ。朝比奈のベートーヴェンは、もっと筋骨隆隆でドスの利いたものだった。あの迫力、生命力は、大フィルの表現力ゆえだったと、今更ながら分かった

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  • ★★★★★ 

    colourmeister  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月25日

    メジャーな曲や演奏家のディスクは、もうあまり買わないことにしているが、「音楽の浄財プロジェクト」で激安ということで購入した。この演奏がうまくいっているひとつの理由は、「ためてためて」の朝比奈隆と、「どんどん行って」のベルリンドイツ交響楽団が、ちょうど良いバランスでかみ合っているからだと思う。朝比奈隆の器の大きさを味わうことができた。 録音は、ライブとしてはかなり高水準である。各楽器の定位が明確で音場感も豊か、後方の壁からの反響音も自然にとらえられている。エンジニアはクレジットされておらず、RIASのエンジニアかもしれないが、相当な熟練者だと思われる。「切ってつないでフェーダー上げて・・・」という不自然なところがないので安心して聴ける。

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  • ★★★★★ 

    Kaori  |  長野県  |  不明  |  2011年05月07日

    フルトヴェングラー、カラヤン、ベーム、バーンスタイン、ケンペ、クーベリック、チェリビダッケ、クレンペラー、ショルティ、クリュイタンス、ザンデルリング、コリン・デイヴィス、宇宿、チョン・ミュンフン、スイトナー、ホルスト・シュタイン、ジュリーニ、ムラヴィンスキー、アバド、シェルヘン、ブロムシュテット、マタチッチ、と聴いてきて、ようやくこれといえる演奏に出会った。30年かかった。

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  • ★★★★★ 

    ホ・メルナラ・カケヨー  |  神奈川県  |  不明  |  2011年02月12日

     正直、ぶったまげた。とんでもなく素晴らしい演奏だ。  他のレビュアーのの方々も書かれているが、終楽章終了直後に「ブラヴォー」と一人だけ叫ぶ人間がいる。  色々な意見もあるとは思うが、(ひょっとすると、この叫んだ人間は純粋にクラシックが好きな人間ではないのかもしれない)この演奏の前では一個人として、「判るぜ、その気持ち!」と思ってしまった。  カラヤンがBPOとクラシック市場を席捲して以降、殆どのオケとコンダクターがそれと似た音作りを目指し、同一方向に向うという、レミングの行進にも似た事態が起こってしまったのだが、オケはまだしも、当時それに抵抗できる力量と音楽性を持っているコンダクターは少ない。  89年、この時期に朝比奈隆が聴かせたベートーヴェンの演奏は、ヨーロッパ(主にドイツ)の1940〜50年代全盛期のコンダクターがタイムスリップしてきて、現代の一級オケを振ったかの様な音楽だ!  自分の色も出しつつ、フルベン等の影響も滲ませながら進行していくこの「英雄」は、欧米クラシック音楽界からガラパゴス化した日本?(又は朝比奈)が、提示してみせた「真のべートーヴェン」の音楽であり、快挙である。  

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  • ★★★★☆ 

    森林浴  |  京都府  |  不明  |  2010年11月23日

    ベルリンでの名演の一報は、かつて音楽雑誌の海外報道欄で読んでいたので、このCDは発売早々に購入したが、演奏は予想を上回る名演。特に金管と低弦の充実振りは、残念ながら当時のの国内オケでは期待できない高レベル。もう少し言えば、例えば晩年のクーベリックがバイエルン放響で放ったモーツァルト後期群を聴く様な、一時代前の演奏の凄みととでも言うべきか、曲を掌中に収め、テンポと響きの関係をわきまえた老獪な仕事である。ただ、一点だけ、他の方も指摘していたが、終音直後の残響を劈くブラボー馬鹿は許せん。おかげで、演奏は星6つクラスだが商品CDとして星4つと言わざるを得ず。

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  • ★★★★★ 

    大地の歌  |  千葉県  |  不明  |  2010年07月05日

    素晴らしい演奏。大フィル盤や、新日本フィル盤も良いが、やはりこの盤を聴くと、「日本のオケは未だしだなぁ」、と思ってしまう。 それだけに、なごりの残響に水を差す、恐らく日本人であろう(ドイツ人じゃあないね)の「ブラボ!」に腹が立つ。この部分、技術的にカットできないかなぁ。

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  • ★★★★★ 

    カラジャン  |  山口県  |  不明  |  2010年04月21日

    この曲にふさわしい、どっしりと落ち着いていて重量級、そして格調が高い。オーケストラの渋めの音がまた良い。久しぶりに本格的なベートーヴェンを聴けた気がする。こいうエロイカは最近ではなかなか聴けることはないであろう。テンポは当然遅いが、全曲を通じて緊張感が持続しており、充足感や満足感が極めて高い名演。

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  • ★★★★★ 

    恐怖のタヌキ男  |  不明  |  不明  |  2010年04月18日

     これは90年にFMで放送されたのを、当時テープにエアチェックしました。解説は金子健志さんで、覚えています。朝比奈とドイツのオケによるベートーヴェンで、ともかく、スケールが大きい!ピリオド系の演奏を蹴散らすが如き巨匠のサウンドであり、大きな編成のオーケストラによる芳醇なベートーヴェンを満喫できました。朝比奈、ドイツのオケともっとベートーヴェンやブルックナーを残してほしかったです。素晴らしいCDでした。

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  • ★★★☆☆ 

    Theta  |  AUSTRALIA  |  不明  |  2010年04月11日

    みなさんおっしゃっている通り、確かに立派なオケの立派な音による立派な演奏なんですが…何か違和感がありますね。朝比奈様式の忠実完璧なコピーという感じで、指揮者の言った通りにしかやっていないというのでしょうか。今のドイツのオケはこんな感じなんですかね。これだと、朝比奈の解釈の(良くも悪くも)大雑把さがそのまま現れてしまうだけで、正直なところいささか単調な演奏に聴こえます。誠実で真摯な演奏ですけど、私には朝比奈の良さが本当に出ているとは感じられません。音色はいくらか貧しく、あちこちに造形の緩みやアンサンブルの拙さはあっても、新日フィル(フォンテック)との湧き上がるような高揚感、大フィル(2000年サントリーの2種)の清澄さ、高雅さを取りたいです。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年01月23日

    概ね皆さんのレビューが揃っている状況で私もほぼ皆さんのコメントに近いイメージです。新日本フィルとの録音もあった1989年、カラヤン亡き後、DSOBというドイツ本場のオーケストラを降って朝比奈の武骨とまで思われる得意の英雄交響曲のライブ録音です。第1楽章いつもの彼のペースでゆっくり・・・反復も入れて。第2楽章・・・極めてスローに、弦も流してダラーッとこの楽章を際立たせます。このように進んで最終楽章は少しこれまでの延長線上のテンポとは異なり他の演奏からすれば普通の速さで・・・そして堂々と終結へ。最後の方のフラブラも仕方がないと言えば仕方がないかと思います。とにかく何回もベートーヴェン交響曲全曲を録音している・・・2000年には七回目?の盤が収録されているとかで誰よりも事ベートーヴェン交響曲譜面には読みを透徹している彼の真骨頂の演奏ですね、後は聴く側の好みで左右するのみですね。丁度一回り前の12年前まだ70歳前の朝比奈が1977年地元大フィルを振ったライブも凄いらしいので聴く機会を持ちたいです。演奏タイムはHMVレビューでは@20’22A18’27B6’52C13’10 となっています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2010年01月11日

    これは、朝比奈の数あるエロイカの中でも、出色の出来栄えではないかと思う。以前、NDRハンブルグとのアルプス交響曲を聴いた時と同じで、ベルリン・ドイツ交響楽団が、見事に朝比奈サウンドを響かせている。オケの機能性も高く、推進力と風格という意味で、第一楽章でやや弛緩した感のあった新日本フィルとのエロイカ(Fontec)盤を上回ると思う。音の抜けも非常に良く、録音も万全。終演後のブラヴォーは確かに、日本人臭いけれど、それより、どうせ拍手を入れるなら、もう少し長めに入れておいてほしかった。ブルックナーよりも、ベートーヴェンのほうが、彼の剛直な音楽の作り方にあっていると思う。そのことが良く分かる演奏。

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  • ★★★★☆ 

    クラシック大好き  |  埼玉県  |  不明  |  2010年01月10日

    最初の一音から重厚感のある,最近の軽い指揮者からは聴くことのできないこれぞベートーヴェンの英雄というべく演奏.最後の余韻に浸りたいときのフライングブラボー,これにより最後でがっくり分の減点(指揮者や演奏には関係ないのにすみません・・・)

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