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ストラヴィンスキー(1882-1971)

SACD 『プルチネッラ』全曲、3楽章の交響曲、4つのエチュード ブーレーズ&シカゴ交響楽団

『プルチネッラ』全曲、3楽章の交響曲、4つのエチュード ブーレーズ&シカゴ交響楽団

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    masato  |  新潟県  |  不明  |  2010年03月13日

    それにしても乾いた音だなぁ…。もう少しホールトーンがあってもいいと思うんだけど…。ストラヴィンスキーですから、満更変でもないんですが…。演奏は、精緻そのもの、言うことなしです。それにしても、最近のライヴ録音って、「ほんとにこれ、ライヴ…?」ってのが多い。M.T.トーマスのマーラーなんて最たるもの。終演後の拍手でも入っていれば、まだ分かるんですが、拍手が鳴って初めて「ライヴだったんだ…」てのもあるし、拍手が無かったりすると、ジャケット見るまで気づかなかったり…。傷の手当が上手くなってきたのかなぁ…。

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    おかぽん  |  島根県  |  不明  |  2010年03月02日

    ベルリン・フィルのCDレビューにも書きましたが、「3章の交響曲」は、オーケストラのバランスが取りにくい作品ではないでしょうか。名指揮者、名オーケストラの演奏でも、これといった演奏に巡り会ったことありません。  ブーレースを除いては。  今回も、シカゴ響を特徴を活かして、バランスの取れた見事な演奏になっています。後は好みの問題です。私は、ベルリン・フィルとの演奏と比べると若干、鋭さ・激しさが少ないという印象を持っています。その分、今回は、見事にまとまった演奏になっています。どちらも甲乙つけがたい演奏です。「3章」に関しては、ブーレーズの2枚のディスクの右に出るものは、当分でないでしょう。  「エチュード」「プルチネッラ」も、ブーレーズの過去の演奏中でも、一番の演奏と言ってもいいでしょう。特に「プルチネッラ」は、新古典主義の特徴を見事に表現しています。今のブーレーズの演奏スタイルにあっているのかも知れません。  是非とも、座右に置きたいディスクです。  

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    アルマ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年02月12日

     プルチネッラを最初に聴いたのは、随分前のFMにてアバド指揮CSOの演奏でした。それ以来この美しいメロディーと新古典主義的な乾いた抒情に魅せられ大好きな曲となりました。  ブーレーズの指揮は以前に比べれば円満さが先に感じられますが、この曲には非常にマッチしたアプローチだと思います。  また相変わらす首席奏者の名妓には舌を巻きます。ドゥホォー、マクギール、イツォトフ、イェーはフランス、アメリカ、ロシア、中国系の国際色豊かなスタープレーヤーの巧みさには惚れ惚れします。  他の曲も作曲者自身の指揮でこのオーケストラでえ初演された曲ですので共感と自信に溢れています。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年02月07日

    ストラヴィンスキーはブーレーズが最も得意とするレパートリーと言えるが、その演奏スタイルは若き日の前衛時代と比較すると、ずいぶんと角が取れてきたように思う。特に、69年にクリーヴランド管弦楽団とスタジオ録音を行った春の祭典など、あまりの尖鋭的な切れ味鋭い凄演に、完全にノックアウトされてしまった記憶がある。あれから約40年。ブーレーズもさすがに円熟の境地に至ったのであろう。したがって、3楽章の交響曲など、時折、若き日のブーレーズならではの尖鋭性の片鱗も見られるものの、いささかこじんまりと纏まりすぎたのかなという気がする。それでも、シカゴ交響楽団の卓抜たる技量を活かした演奏は見事であり、決してブーレーズの名声に泥を塗るような演奏には陥っていない。むしろ、現在のブーレーズのアプローチに相応しいのは、プルチネッラの方だろう。ストラヴィンスキーが新古典主義を迎えた時代の音楽であり、若き日の角が取れ、円熟の境地を迎えつつあるブーレーズと、楽曲の性格が見事に符合するからである。独唱陣も好演であり、シカゴ交響楽団もブーレーズの棒と渾然一体となった名演を成し遂げている。録音は、SACDマルチチャンネルによる極上の高音質であり、ブーレーズ&シカゴ交響楽団の名演をこれ以上は求められないような音場で味わうことができるのは素晴らしい。

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