交響曲第4番、1812年 ベルグルンド&ロンドン・フィル
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Papachan | 北海道 | 不明 | 2013年09月15日
俗に言う「爆演」が、名演と勘違いされもてはやされる昨今、このような演奏は当然のように低い評価しか受けません。特に「1812年序曲」は、そんな「爆演」の山が、本来のこの曲が持つ美しさをゆがめ、単なる大音響のショーピースにまで価値を貶めているのです。しかし、これほど純粋にこの曲にアプローチし、本来この曲が持っている抒情的な美しさを引き出し得た演奏は珍しいと思います。冒頭の弦の何と美しく響くこと! メインの第4交響曲も同様のアプローチで、派手に鳴らしまくるのではなく、内側から情熱がじわじわこみくるのが感じられます。このような曲本来の姿を見事に引き出し得た演奏こそ、「名演」と評価されるべきものです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hijidon | 宮城県 | 不明 | 2012年02月28日
個人としては、この演奏は非常にがっかりである。この鮮やかなオーケストレーションの魅力を引き出すことも無く、表現も平板であることで強奏が虚しく響く。「1812年」も全く同様で迫力やこの表紙のような躍動感は感じられず、他にコメントのしようがない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2010年08月24日
まあ、何とも地味なコンビのディスク。少しヴォリュームを上げて聞きますと、意外にこれが大迫力で、結構満足しました。打楽器も十分に力強く、金管もよく開放されています。ロンドンフィルの仕上がりはいささか荒くて、もっときちんと磨き上げる必要はありましょうけれど、それでもここではそんな欠点ではありません。価格も超お手頃ですし、興味が引かれる方は、どうぞ手に取ることをお勧めいたします。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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