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マーラー(1860-1911)

Blu-ray Disc マーラー:交響曲第9番(2002)、ベートーヴェン:交響曲第7番(1989) 小澤征爾&ボストン交響楽団

マーラー:交響曲第9番(2002)、ベートーヴェン:交響曲第7番(1989) 小澤征爾&ボストン交響楽団

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年11月10日

    お目当てはマーラー。しかし、最初のベートーヴェンが大変に気に入りました。お姿もまだ若い、1989年のサントリー・ホールでのライブで、溌剌として生気に満ち、いかにも「無窮動」のようなこの曲の特質を活かした好演だと思います。画面が昔のNHKの芸術劇場のままなのが笑えますな。一方のマーラー。特別なコンサートということが指揮者にもオケにもやっぱり何か微妙な影響を与えているような気がします。印象ですけれど、どこか想いが突っ走って我を忘れ破綻してしまうことを恐れて、一種「寸止め」のところがあるような気がします。特に第1楽章はそうですね。第2楽章は流れのよいレントラー。第3楽章はやや優しいブルレスケ。第4楽章は弦楽器の緻密な合奏が実に美しい。総じて、ラストコンサートというイヴェント性の想いを意識してややよそよそしいところがあるような気もしましたが。レンジが狭く量感のない録音のせいかもしれません。

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  • ★★★★☆ 

    ととべい  |  神奈川県  |  不明  |  2012年07月21日

    マーラーは素晴らしい。最後の定期という異様な雰囲気もすごい。 ただ、Johnさんが -a (very) slight dynamic compression と書いていましたが、slightじゃない、相当Dレンジを圧縮した感があって、それが納得できない。 特にマーラーのようなもともとDレンジの大きい曲をこんなに圧縮していまったら、演奏が台無しだ。 圧縮していないのをぜひ出してください!!!

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  • ★★★★★ 

    NAKAKO  |  長崎県  |  不明  |  2012年05月13日

    古武士のようなという形容がまさにぴったりの小澤征爾。音楽をとおして、志とか情熱とか愛とか、そういう形而上のものが、熱く伝わってくる演奏。このDVDはいい。

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  • ★★★★★ 

    John  |  UNITED STATES  |  不明  |  2011年04月23日

    The sound heard on this Blu-ray disc is amazingly clean, warm and vivid, although it is not in DTS or any discernable digital format. There is a (very) slight dynamic compression, being originally recorded for TV, but it is never distracting or bothering my ears. The BSO is phenomenal giving their best performance of this piece for their departing music director. The Boston string is incredibly rich and has a warmly resonating quality, the brass golden and appropriately heavy, while Everett ’Vic’ Firth’s timpani is everything I can ask for - accurate and crisp, justly loud and authoritative. Ozawa’s reading had ripened over the years (the Finale clocks over 27 min.). It is grand in scale, minute in details, but also extraordinarily cogent. Surpassing his earlier recordings with BSO and SKO, it’s his best M9th to date and one of his finest achievements in Boston. This Mahler Ninth ranks with Bernstein (1965, 1979 Tanglewood, 1985), Levine (analogue, PO), Karajan (digital, BPO), and Solti (analogue, LSO). A must for anyone who loves this great work. Timings of the four movements are, I. 27’02” II. 15’53” III. 13’14” IV. 27’20” P.S. Don’t worry about the infamous audience coughing in the Finale - the Japanese engineers cleverly attenuated the noise without a noticeable glitch.

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2010年12月11日

    2002年、ボストン響の音楽監督を去る、最後の小澤征爾氏、渾身の名演。師匠、バーンスタインの得意曲、カラヤンには交響曲史上の頂点をなすと、教えられたこの曲を、情念深く、力を込め、氏もここまでやるようになったかという、堀の深い、緻密、情熱の総決算的、巨匠となった小澤氏の名演奏。7番は、まだ若々しく、重心は重いが、キビきとした迫力の、これまた名演。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年10月11日

    ようやく発売された。小沢&BSOのラストコンサート!ベートーヴェンのほうは、箸にも棒にもかからない清涼飲料水的演奏だが、マーラーはすばらしい。良くも悪くも、「無国籍」のオザワスタイルが極限に達し、「凄み」や「畏れ」さえ生んだのである。ライブのオザワでも、これほどの熱演はそうそうない。断言できる。SACDで音のみ出してくれないだろうか?オザワ最高の「名盤」になること間違いない。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年10月11日

    ようやく発売された。小沢&BSOのラストコンサート!ベートーヴェンのほうは、箸にも棒にもかからない清涼飲料水的演奏だが、マーラーはすばらしい。良くも悪くも、「無国籍」のオザワスタイルが極限に達し、「凄み」や「畏れ」さえ生んだのである。ライブのオザワでも、これほどの熱演はそうそうない。断言できる。SACDで音のみ出してくれないだろうか?オザワ最高の「名盤」になること間違いない。

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  • ★★★★★ 

    naoko  |  鳥取県  |  不明  |  2010年10月10日

    ベートーヴェンは、小澤氏が比較的に若いころの収録のせいか、たいへん流麗な演奏。そのスピーディーな様は「カラヤンのよう」というのは言い過ぎか?マーラーは、個人的には待望のソフト化。録画したものを何度も観ました。ボストン響とのラストコンサートのためか、2回のCD録音よりもずっと小澤氏の拳に力が入る。オケもそれに応えるかのように、豊かな音を紡ぎだす。ただ残念なのは、村井氏のご指摘通り、第4楽章の終盤、無音に近づくにつれて、観客の咳やざわめきが目立つこと。これは、録画を観ていたときにはあまり気にならなかった。このあたりが村井氏と印象が異なるところ(というか、私の機材の貧弱さのためか?)。先日、NHKで放映されたチャイコフスキーの弦楽セレナードといい、この演奏といい(といっても10年近く前だが)、最近、小澤氏の演奏はますます濃厚、深遠になってきた―常人では到達できない何かに。これがかえって心配を誘う。活動の場はいくらか制限されるだろうが、今後もますます素晴らしい演奏、録音を残してほしい。

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  • ★★★★★ 

    ヤクルトファン  |  埼玉県  |  不明  |  2010年09月01日

    日本公演は実際にライブで聴きました。前プロのムターとのベートーベンのバイオリン協奏曲もDVD化してほしかった。7番は明るい響きでオケの鳴りも非常に良い!オケの軽さが気になるがリズム感溢れる表現は見事!主席フルートのドゥワイヤーはミュンシュ時代からのベテランの引退ということだったが、彼女のフルートはボストン響の歴史を感じさせる響きを感じた。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2010年08月28日

    ベートーヴェンの7番は鮮烈そのもの。まだ指揮棒を持っていた頃の指揮姿が見られるが、近年はある程度、オケの自発性に任せて、あまり細かくキューを出さない小澤も、この頃はこんなに理に適った、分かりやすい指揮だったんだなと改めて思い出した。マーラー9番は音楽監督退任の際のお別れコンサートのライヴ。特別な機会の演奏であるがゆえに、第1楽章では指揮者、オケ双方とも「こわばって」しまっていて、音楽が硬いが、楽章を追うごとにほぐれてゆき、終楽章では感動的な「別れ」の音楽が奏でられる。楽章最後の盛り上がりから曲尾までの緊張感は異常なほどで、それゆえ初放送時には聴衆の咳がいかにも耳障りだった。今回のディスク化にあたっては、ノイズ除去の処置が講じられたようで、それはこのような一回限りの記録においても正しい処置だったと思う。

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