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ドヴォルザーク(1841-1904)

CD ドヴォルザーク:交響曲第5番、ヤナーチェク:シンフォニエッタ エリシュカ&札幌交響楽団

ドヴォルザーク:交響曲第5番、ヤナーチェク:シンフォニエッタ エリシュカ&札幌交響楽団

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2017年11月12日

    もう、札幌 Kitaraで、日本で、生演奏を、体験することが出来なくなった名匠エリシュカさん。この暖かみと音楽に対する愛情と尊敬、細やかで大胆な”生まれ生きた”演奏は、そうないでしょう。よくぞ、晩年に日本に来て多くの名演奏を残してくれました。CDとして、聴けるのが、本当に、有り難い。スイトナーさん、ケルテスさんのドヴォルザークのように瑞々しく、含蓄と言うか年輪、人間性に、鍛えられ共に掴み取った札幌響も、素晴らしい。晩年に来日して素晴らしい演奏を都響で指揮をしてくれたペーター・マーグさん、ジャン・フルネさん、神戸での活動も麗しかったゲルハルト・ボッセさんらの演奏も、思い出してしまった。  何とかして、エリシュカさん、札響の「プラハ」、ブラームス2番、聴きたいので、届けてください!

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    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2012年06月09日

    シンフォニエッタが聴いてみたくて購入。冒頭ある部分でほんの少し管に難を感じたが、そんなことを凌駕する気合いと「血」の通った素晴らしい演奏だ。端正の整ったアバド/ベルリンばかり聴いていたので、この演奏は本当に新鮮。私はN響の指揮をきっかけに知ったマエストロであるが、すっかりファンになってしまった。5番については他のレビューをお書きになっている方々に同感です。

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    Kitaraマニア  |  北海道  |  不明  |  2010年11月30日

    漸く手に入れました。第5番は実演に接したときの感想に違わず、立派な演奏です。札幌交響楽団は持てる能力をフルに発揮しており、管楽器は首席奏者の実力を遺憾なく発揮しており、Kitaraホールで一音一音が美しく響いています。元々、非常に能力の高い方が揃っていると思いますが、個性が全面に出ることなく、ただひたすらにマエストロの楽想を具現化しており4楽章を通して「温かみのある風格」を感じさせる演奏です。弦楽器、管楽器、打楽器の全てのセクションにおいてオーケストラとしての円熟を感じますし、マエストロとオケの相思相愛の上に出来上がった演奏で、ドヴォルザークの5番がこれだけ充実して演奏されることは、特に我が国では奇跡的ではないでしょうか。 ヤナーチェクについてはブラスにやや荒い面、弱い面があり、体格的に欧米オケに敵わないのか、エキストラ奏者を入れたのか、と邪推する次第です。 全体としては、秀演です。

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    やまC?  |  京都府  |  不明  |  2010年11月23日

     一連のエリシュカさんのCDで、やっと充実感を感じられる録音のドヴォルジャーク5。 かゆい所に手が届いたという感じ、わが祖国でこの録音が欲しかったよー。 ややドンシャリ気味かなとは思うが透明度の高い素晴らしい収録で満足な出来栄えだとおもう。 ヤナーチェクのほうはドボ6と似た感じ収録音だが可も無く不可もなく程良い感じ、高音が巻き込むような雰囲気があればもっとよいな。 今後あるであろう新世界の収録に万全の態勢でのぞんでもらえればいいと・・・偉そうに言ってみる。 演奏はいつものように気品漂う仕付けのいい演奏で下品なところはまるでない、ハキハキとした対位法が心地よく、無駄な音は一切ないと言ってもいい。

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    安曇野のカラヤン  |  長野県  |  不明  |  2010年10月28日

    実演にも接したけど、だいぶ前から予約していたこのCDを聴いて感動を新たにできました。交響曲の冒頭のクラリネットやフルートの響きは軽やかで暖かく、チェコの森や棲んでいる鳥のさえずりのようです。kitaraの良さもあって本当にまろやかな響き!第3楽章〜第4楽章にかけて若干テンポに重さが感じられる部分もあるけど、逆にスケール感を覚えるし、第4楽章の冒頭の低弦のアンサンブルなど、実演で感じたけど身震いするようなアンサンブルは素晴らしい。シンフォニエッタは交響曲に比べるともう少し、こなれた感じや勢いも欲しく感じられるが、中欧の息吹はドボルジャーク同様に感じられると思います。冒頭の金管のアンサンブルも響きを重視して、力任せにしていないのが心地良いです。これで3年連続の4月定期からのCDですが、毎回期待にたがわず演奏はますます円熟して成長していることを実感できます。札響の2011年度のプログラムまだ発表されていませんが、エリシュカさんと札響のコンビは毎年4月にドボルジャークの交響曲やヤナーチェクを披露してくれるので、来年もどんな音楽になるか楽しみです。個人的にはドボルジャークについては1番あたり、あるいは尾高さんとすでにCDが出ていますが、8番や9番あたりも良いですね。

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    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2010年10月27日

    エリシュカの作る音楽の特徴は、「柔らかく溶けあう響き」というところにあるのではないだろうか。金管は主張しても「絶叫」しない。さらに、低弦をベースとした、ピラミッド状の音作り。テンポは概して遅めで、5番のスケルツォやコーダなど、もう少しリズムに浮揚感があっても良いかなとは思うが、音楽が失速する一歩手前で持ちこたえており、ある種のスケールさえ感じさせるのは、内声部をおろそかにしない職人仕事の故だろう。木管など本当にドヴォルザークの味を出しており、例えばアメリカやベルリンフィルなどの機能的なオケだとこういう風には響かないように思う。「シンフォニエッタ」も同じ傾向で、下手な演奏だとただうるさいだけの冒頭からもうすでに味があるし、ここでも分厚い低弦を基礎にした盤石の音作りが光る。ドヴォルザークにせよ、ヤナーチェクにせよ、もう少し音楽に勢いがあっても良いと思われる方もおられると思うが、いずれも「余裕」と「風格」を感じさせる大家の演奏であり、このような解釈は最近ないだけに、私は歓迎したい。オケは、ライヴということで、ドヴォルザークのコーダなど、弦が緊密でない部分が若干あるが、大きな問題ではない。DSDを採用した録音は非常に良い。ライナーノートによれば、エリシュカは、ドヴォルザークで演奏する価値のあるのは5番以降と考えておられるようだが、まあそう言わず、この際全部録音していただきたい。この人の指揮で、3番、4番も聞いてみたいからである。こうなったら、もう8番、9番も録音して、全集を作っていただきたいものである。この度の録音のように、他のチェコ系の作曲家の主要作品をカップリングするとよろしいかと思う。

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