Carl Barat
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yanatora | 東京都 | 不明 | 2010年12月13日
本当に大切なものは見えずらい。 輝くようなRUN WITH THE BOYS、こんなに“歌う”人だったのかと思ったSO LONG,MY LOVER、呟き、語りかけるような歌達。あまりにも、信じがたいくらい自然。どの曲もメロディが良くて、シンプルで、とにかく包容力があるアルバムです。この世界に漂っているけれどなかなかみえない、人間の美しさというものが形をとって立ち昇ってくるような音楽。基本的に聴きやすいですし、いつ聴いてもいいと思うけど、特に夜。素直な気持ちになりたいときにおすすめです。もちろん、見栄や欲と無縁の、良いロックを聴きたいと思う時にも。せっかく男前なのにジャケが微妙だな、と思うけど、それでも満点。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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joe | 宮城県 | 不明 | 2010年11月02日
調子っぱずれな重いレゲ風の曲から始まるこのアルバム。しかしカールにせよ朋友ピートにせよ、フレンチ風味を好むのは何故? シャンソンや古いジャズや辻角に立つ安っぽいボードヴィル風の音楽を装いながら、その実、ファムファタールに恋焦がれるカサノバとも、時代に取り残されたドンキホーテにも思える不思議な魅力に溢れている。メロメロなラブソングに溢れ、去りゆく恋人について歌ったかと思えば、自ら恋人に別れを告げたりと・・・我が国に例えれば一時期のショーケンに近い。つまりは『ジゴロ』だ。試聴機の前のヘドフォーンで聴きながら「このCDを買おうか?」と迷っていた自分をレジへ走らせた理由?「こんな軟派野郎の音楽ながら、底流に流れているのはリバ時代と相も変らぬヒリヒリとしたロケンロールへの憧れ」が感じられたから。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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