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ワーグナー(1813-1883)

CD 『タンホイザー』全曲 ハイティンク&バイエルン放送響、ケーニヒ、ポップ、他(1985 ステレオ)(3CD)

『タンホイザー』全曲 ハイティンク&バイエルン放送響、ケーニヒ、ポップ、他(1985 ステレオ)(3CD)

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年07月01日

    大好きな「タンホイザー」。ストーリーがハチャメチャだとか、そんなことはどうでもよくて、とにかく魅力的な音楽です。にもかかわらず、「名演」になかなか巡り会えません。そういう中、このディスクは相当に高水準として位置付けられましょう。キャストはドイツオペラの熟練者たちぞろい。モル、ヴァイクル、イェルザレムら強力な男声陣。マイアーとポップの見事な性格分け女声陣。タイトルロールのケーニヒさんがむしろ一番マイナーな存在かもしれませんな。しかし、ディスクの少ないケーニヒさんの録音として大いに貴重です(もうひとつの主要業績はテンシュテットとの「大地の歌」)。ケーニヒさんの歌、なかなかにロブストな声でヘルデンテナーとして結構です。力強さはいいのですが、やはりいささかニュアンス不足でして、劇場ではいいのでしょうけれどディスクではちょっと不満あり。とはいえ、そんな欠点というほどではありません。このディスクではオケとコーラスの充実が特筆に値します。優秀なオケの美しくも重厚な音色、男声コーラスの力強い歌、いずれも大変立派で聴きごたえがあります。ただねえ、ハイティンクの指揮は「手堅い」の域を脱せず、もっとドラマの深さと大きさを積極的に表現してもいいでしょう。毎度のことで、予想どおりですけど、何とかなんなかったかなあ〜。でも、トータル、結構です。「タンホイザー」楽しませていただきました。

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2010年10月29日

    待望のミッドプライス化。このオペラが大好きなのだが、これぞという演奏に出会わない。その中では最も優れたものだと思う。1・オケ、合唱が素晴らしく美しいこと 2・ドレスデン版により、カットがないこと(バイロイトはかなりカットがある)3・歌手に穴がないこと。エリーザベトはポップにはあきらかに重すぎる役であり、彼女のよさがもうひとつ出来っていないが、それでも毅然として清純な歌唱は聞かせる。ハイティンクの指揮は抒情性に優れるが、あまりに丁寧で音楽をうねらせないので第2幕大詰めでの高揚がもうひとつ。この点はバレンボイムのほうがはるかに巧いが、バレンボイム盤はイーグレンという致命的なミスキャストがあるので、ハイティンクを上位としたい。

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