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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第5番 アシュケナージ&シドニー交響楽団

交響曲第5番 アシュケナージ&シドニー交響楽団

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    ココパナ  |  北海道  |  不明  |  2013年07月24日

    マーラーの交響曲第5番が大好きである。ヴィスコンティ監督の「ベニスに死す」や伊丹十三監督の映画「たんぽぽ」で使用されてクラシックフアン以外にも人気のある作品であり、吉永小百合もこの有名な第4楽章のアダージェットが大好きだと言っていた。しかし、この音楽の魅力は甘美なアダージェットだけではない。峻嶮なる葬送行進から開始される劇的な第1楽章、嵐の激動を見せる第2楽章、マーラーらしい自然讃歌に満ちた第3楽章、そして光明へ向かう輝かしい勝利に満ちた第5楽章と、実に多彩なのだ。それで、私は、この録音のここが好き、あの録音はそこが好き、という風に数十年に渡り、色んな録音を聴いてきた。LP、CDトータルでいったい何枚になったのだが、おそらく30種以上は聴いただろう。しかし、とんでもないところから凄い録音が出たものだ。私は、当初このディスクにそこまでの期待はしていなかった。もちろんいい演奏は期待していた。しかし、このアシュケナージの録音は、そんなもんじゃない。とんでもなく素晴らしい。オーケストラの技術、一つ一つの音のバランス、そして、美しさ、一瞬も壊れることなく、しかし内から溢れかえるような白熱の迫力に満ちた造形。これはまさしく決定盤だ!もう、何度も聴いている。まったく色あせることなく、何度も峻烈な感動を喚起してくれる。マーラーの第5交響曲、これから聴くなら迷わずこれだ!早く全集をリリースしてほしい。

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