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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番『合唱』 ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデン(1985ライヴ)

交響曲第9番『合唱』 ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデン(1985ライヴ)

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2017年03月02日

    セッション録音では、考えられない音楽が詰まってる。これこそ、ブロムシュテットさん、ドレスデン・シュターツカペレのベートーヴェン「第九」ライヴ。しかも、戦争で破壊された劇場が再建され、聴きに来る人々(当時の国のエライさんが沢山居る!)だってわくわく、緊張感を増してくれる。今のブロムシュテットさんにもう一度、と言われても、出来ない貴重な記録。燃えたドレスデンの演奏が、生々しく聴ける貴重な盤。当時、日本では必ずしも評価の高くなかったブロムシュテットさんの面目躍如、音楽の匠だった事を証明する演奏。少々のミスを超えて、まごうこと無き、名演。ゾンダ―マンさんのティンパニが、やはり、見事。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2013年12月27日

    ブロムシュテットには珍しいほどの白熱。第一楽章よりティンパニのうまさが際立つ。中間部、第一主題テーマによるクライマックスはTpをいじり、面白い事をして、あたかも稲妻を思わす効果。第二楽章は譜面に忠実で反復もしっかり行う。ここでもティンパニがうまい。第三楽章、特に木管の歌わせ方は絶品。そしてフィナーレ。何度も聴く合唱だが、こんなにも本場で聴く合唱は澄んだものなのだろうか。歌詞がしっかりと聴きとれる。それがシュターツカペレ・ドレスデンの独特のアンティークな音色と融けあい、クライマックスはテンポをおとし、合唱以上に金管を際立たせ絶妙な効果。

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  • ★★★★★ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2013年06月08日

    これは皆さんのレヴュー通りです!本当に素晴らしい!最初から最後まで緊張感が切れずに「ええっ?ブロムシュテットってこんなに熱い人だったっけ?」と思わずにいられない熱演。全集も持っているがこんなには熱くない。やはりライブだと燃えるんでしょうか?いや、ブロムシュテットのNHKSOの実演何度も見たがこんなに燃えたの見ていませんよ!いやあ、久しぶりにええ演奏聴かせてもらいましたわ!NHKSOの実演でのマーラーやブルックナーではこんなに熱いことなかったですわ!いやあ、まいった、まいった、です。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2011年01月08日

    冒頭から終局まで緊張感が全く途切れない凄まじい第九!1979/80年収録の著名な全集盤も際だった名演だったが、このライヴは全く別次元!白眉は終楽章。聖ルカ教会でシュトリェーベン氏が収録したときのような生暖かい感触など皆無。バリトン・ソロのピッチが恐ろしくハイ上がりだし、ソプラノなどビブラートどころではない震えっぷりだ。だが、旧東独の威信をその身に受けた者しか味わえない緊張感が、痛いくらいに伝わって来る。加えて、ゼンパーオーパーの再建記念の、それもワーグナー以来の歴史がある“枝の主日の第九”である訳だから、プレッシャーは凄まじいはずだ。会場に立ち込める押し潰されそうなほど緊迫した冷気と、演奏家の発する切れば血が出るほど飽和した熱気が混ざり合い、聴き手を終始金縛り状態に遭わせる。楔を打つ如くそそり立つゾンダーマンのティンパニなど指揮者のビートと完全に一致し、時折見られる意図的な強打が、団員達を鼓舞するようにも、あるいは思いのほか冷徹な態度を取る聴衆を叱責するようにも聴こえる。コントラバスの重低音も、ホールの床をえぐり取るが如きである。そもそもブロムシュテット自体、いつもと違う。彼の普段の指揮ぶりから端正な演奏を想像すると、見事に裏切られる。彼を信奉するファンが違和感を抱くのも無理はない。温厚な雰囲気が緊張感のために押し殺されていると言っても差し支えない。だからといってヒステリックに過ぎないところが、さすがSKDである。第3楽章がここまで甘美に奏でられた例を僕は知らない。しかも背景には緊迫した空気が流れているので、皮肉にも、曲が本来的に持つ“かりそめの美”の雰囲気が一層と増している。その空虚さは最後の最後、観客の拍手で頂点を迎える。何だこの冷めきった反応は!?取って付けた様ではないか!もっとも、日本のようにヘタクソな演奏でさえ間髪入れずブラボー合戦を始める馬鹿丸出しの反応ではなく、最後の和音が消え行くまで拍手を待つという礼儀作法であることは百も承知だ。ここまで来ると、これは果たして歓喜の歌として適切な演奏なのだろうかという、根本的な問いにぶち当たる。感動はする。しかし、魂が解放されるような晴れやかさはない。まして、我が国における年末恒例の、刹那的な達成感と明くる年への期待を促すような、商業用の演奏とは訳が違う。この異様な感想を言い表すだけの語彙を、(これだけ長文を連ねてもなお)如何せん僕は思いつかない。まずは聴いていただくに限る。賛否両論大いに結構。

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  • ★★★★★ 

    かんたあびれ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年11月26日

    15年位前に日本コロンビアからレーザーライト・レーベルで出ていたプロミネント1000シリーズの盤のレビューです。この盤には終演後の拍手は収録されてません。第一楽章の緊張感とアンサンブルの見事さ、第二楽章の弦の凛とした響きとトリオのホルンの美音、第三楽章の溜め息の出るような音楽の流れ、いづれも一級品!SKDの底力を見せ付けられる。しかし真骨頂は最終楽章。ライヴの高揚感が生々しい。特に合唱が入ってきてからオケも次第にのってくる。私自身声楽を嗜むが、ソリストについてはバスだけでなくソプラノも褒められたレベルにないが、ラストに向かっての盛り上がりを聴けば、どうでもいいと思わせる。素晴らしい演奏である。

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  • ★★★★★ 

    G.v.Eisenstein  |  BRAZIL  |  不明  |  2010年11月14日

    この録音は初発売のCapriccio盤を入手(もう20年位前!!)してからずっと愛聴しています。 全楽章とも素晴らしい演奏だというのは言うまでも無いですが、特に4楽章の後半中でも2重フーガ以降のテンポ設定、合唱の素晴らしさは未だにこれを凌ぐ演奏を知りません。 その意味で私の中での第九のスタンダードであり最高峰(の一つ)と言っても過言ではありませんね。 所有のCapriccio盤は少し音が薄いのですが今度のはどうでしょうか?

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  千葉市  |  不明  |  2007年08月26日

    色んな意見はあると思いますが、小生としては間違いなく第九演奏史に残る名演と思います。緊張感と音響のバランスが尋常ではありません。これだけの演奏を繰り広げられたら、第四楽章のバリトンが緊張して音程を外すのも、致し方ないとすら思えます。他の演奏と比較すると、やはりSKDの底力と思いました。

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  • ★★★★☆ 

    えろ  |  東京  |  不明  |  2007年04月17日

    オーケストラビルダーの手腕が全開した演奏だ。オケ・コーラスともに水準が高く、端正な造形にライブならではの感興が加わる玄人受けする演奏だ。某著名イタ系指揮者とベルリン・フィルの名盤なんかよりずっと好感がもてる。この値段なら、おつりがくる。但し、当時のブロムシュテットにアクの強さを期待してはいけない。安全運転が嫌いな向きはARCHIPELやnaxosでフルヴェン盤をどうぞ。

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  • ★★★★★ 

    Blommmmm  |  日本  |  不明  |  2007年04月02日

    凄すぎ。自分にとっては最高の第九だった。

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  • ★★☆☆☆ 

    ブロムシュテット崇拝者  |  東京都  |  不明  |  2007年03月29日

    私はブロムシュテットの大ファンであるが,この演奏は買えない。昨今の比類ない高みに上ったブロムシュテットの演奏と比較するのは酷だが,力みが彼の音楽本来のしなやかさを殺している。オケも合唱も,音楽的充実度・演奏の完成度とも70年代のシャルプラッテン全集盤の方が数段上である。改めて全集盤に耳を傾けてほしい。(なお,ブリリアント盤は音が高域に偏り,本来の美しさを捉え切れていないので,オリジナルのシャルプラッテン盤を聴くべし。)

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  • ★★★★★ 

    長調婦人  |  北国  |  不明  |  2007年03月24日

    なんということでしょう!これ以上の名演があるならぜひ教えていただきたいものです。

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  • ★★★★★ 

    no music,no life  |  Nara  |  不明  |  2007年02月19日

    SKDの本気の凄まじさをまざまざと魅せ付けられる。音楽の内的な集中力・緊張力・統一感、湧き上がる情熱を見事に封じ込めたアンサンブル、滋味ながら感じ切った音色とリズム、作品に対する畏敬と誠実さ、全員でスクラムを組み怒涛の如くに押し出す迫力の演奏! 疑いなく古今東西の「第9」演奏史上特筆に値する演奏です!(歌のソロはもう一息かなぁ) この演奏を聴く限り演奏者達の「手抜き」は微塵も感じられない。 音楽と政治を必要以上に結びつけるのは、私は好みません。そんなに短絡的ではないと思いますので。

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  • ★★★★★ 

    PRIUS  |  阪神  |  不明  |  2007年02月14日

    最高の評価を書いてくださった皆さん、ありがとうございます。皆さんのおかげでこんな名盤にあえて本当に幸せです。いろんな第9を聞いてきましたが、この第1楽章を超える演奏ってあるのでしょうか?

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  • ★★★★☆ 

    焼きそうせいじ  |  海外  |  不明  |  2007年01月29日

    確かに当時の東独では、例えばソ連からの客演では「さくら」を入れていると噂されていました。しかし、拍手が次第に起きるのは、東西を問わずドイツの演奏会に共通したこと(最近消えつつありますが)であり、党幹部に聴衆が追随したなどというのは、あの社会を本当に見ていた人が書くことではありませんし、あの国を生きた人たちへの侮辱でしかありません。そして東ベルリンに比べても、当時のドレスデンの聴衆はゆっくり反応していました。ただし、日本の拍手が「軽薄だ」とは思いません。 (1985-87年西ベルリン滞在、東の公演は数10回体験)

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  • ★★★★★ 

    TANNOY  |  茨城県  |  不明  |  2007年01月08日

    「第九」演奏にはフルトヴェングラーから古楽器演奏まで色々なものがあり、思い入れの仕方も人それぞれでしょうが、オーソドックスな現代の演奏の中ではぴか一だと思います。表現に無理や無駄が無く、それでも聞くものに感動を与えるこのような演奏はただものではないと思う。現在入手困難となっているようだが、待ってでも是非入手し聞いて欲しい。

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