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プロコフィエフ(1891-1953)

CD 交響曲集、協奏曲集 ラインスドルフ&ボストン交響楽団、ブラウニング、パールマン、フリードマン(6CD限定盤)

交響曲集、協奏曲集 ラインスドルフ&ボストン交響楽団、ブラウニング、パールマン、フリードマン(6CD限定盤)

商品ユーザレビュー

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    Papachan  |  北海道  |  不明  |  2016年07月11日

     ラインスドルフの本来の実力の高さを知るうえで、格好の名盤です。特に交響曲第2番と第6番は、最高の名演奏といってよいと思います。ラインスドルフの評価が低いのは、今日の音楽評論家、愛好家諸氏の嗜好が、爆演型の演奏に偏向しているからではないか、と思えます。ラインスドルフの録音と実演は、だいぶ異なるものであったそうですが、録音として残されるものは、聴衆へのアピールのための余分な強調を排した、作品本来の姿でなければならない、という思いがあったから、とも思えます。このプロコフィエフは、よく耳をすませば、正確なアンサンブルに裏付けられた、極めて品の良い音楽が聞こえるのです。プロコフィエフの音楽は、その性格上特に、はったりとこけおどし、あるいはアクロバット的なテクニックだけで聴かせる空疎な演奏のほうが、むしろ第一印象はよいだけに、この演奏のうけは正直よくないのかもしれません。しかしここにある演奏を耳にすれば、現在高い評価を受ける演奏の多くが、いかに「音楽」になっていないかがわかると思います。第2交響曲など、ぐちゃぐちゃしたうるさいだけの演奏が「名演」と評されていますが、そんな演奏を聴いてこの曲にうんざりされた、あるいは拒絶反応を起こした方が多いのではないのか、と思います。もちろん、そんな演奏ではこの名曲の魅力はわかりません。ラインスドルフの演奏は、実によく整理された、見通しの良い明晰な演奏で、この曲の本来の姿を見事なまでに提示しています。第6交響曲も、この曲に貼られた「晦渋」というイメージが、いかに的外れなものであり、どれだけ奥の深い音楽であるかがわかる、最高の名演奏です。いわゆる「爆演」による興奮をお求めの方にはお薦めできませんが、本物の演奏による、プロコフィエフの音楽の奥の深さ、素晴らしさをお求めの方には、絶対のお薦めです。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    シロブタ  |  奈良県  |  不明  |  2014年08月23日

    ラインズドルフとプロコフィエフとの接点はよく知らないが、マエストロはプロコフィエフを愛して止まなかったのではないか。厳格なイメージのラインズドルフにしては人なつっこく愛情たっぷりのチャーミングな名演がたくさん含まれている。交響曲第6番はその一例。ほかの指揮者誰もが成し得ないフレーズの歌い方で演奏によってはつまらないこの音楽を生気あふれるものにしている。バリトン独唱入りのキージェ中尉もロミオとジュリエットもコンチェルトも予想を超えてすばらしい。おそらくリハーサルを重ねて鍛えられあげたであろうアンサンブルの緻密さも細かい動きが多いプロコフィエフの音楽には大きな武器になっている。RCAの録音の明快さもそれに寄与しているようだ。これは思わぬ掘り出し物だ。ピーターと狼や古典交響曲のような軽い音楽もこのコンビで聴いてみたかった。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    Human@TheEarth  |  静岡県  |  不明  |  2012年07月12日

    1番と5番(これらのみ所持)の感想です。ラインスドルフは、評価が低すぎるんじゃないでしょうか? カチッとした音作りで、リズムや余情にも不足がない。練習が厳しすぎたせいなのか、性格が地味だったせいなのかわかりませんが、もっともっと評価されていいと思います。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  2011年06月24日

    交響曲第6番は昔4トラックテープ全盛時代に愛聴していたもので懐かしくて購入しました。やはり名録音です。ヴァイオリン協奏曲はフリードマンとパールマンの実力の差がわかるので面白いです。ピアノ協奏曲はオケの音がザラつき気味でイマイチです。ピアノの音は無難ですが・・・。なお、ラインスドルフとBSOには協奏的交響曲があったはずですが、今回含まれず残念です。

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  • ★★★★★ 

    クラシックなおじさん  |  埼玉県  |  不明  |  2011年04月21日

    結局、購入しました。CD1,交響曲第2番第1楽章10:37 第2楽章1:48+2:07+2:56+1:44+3:36+2:29+6:32 交響曲第6番第1楽章13:59 第2楽章16:55 第3楽章11:48 CD2,交響曲第3番第1楽章13:35 第2楽章7:28 第3楽章7:15 第4楽章6:14 交響曲第5番第1楽章14:26 第2楽章8:15 第3楽章12:08 第4楽章9:26 CD3,ピアノ協奏曲第1番第1楽章7:07 第2楽章4:21 第3楽章4:41 ピアノ協奏曲第2番第1楽章10:50 第2楽章2:36 第3楽章6:51 第4楽章11:13 ピアノ協奏曲第3番第1楽章9:24 第2楽章9:42 第3楽章9:47 CD4,ピアノ協奏曲第第4番第1楽章4:24 第2楽章9:17 第3楽章7:03 第4楽章1:48 ピアノ協奏曲第第5番第1楽章4:40 第2楽章3:39 第3楽章1:46 第4楽章7:28 第5楽章5:04 CD5,ヴァイオリン協奏曲第1番第1楽章9:29 第2楽章4:09 第3楽章8:00 ヴァイオリン協奏曲第2番第1楽章10:04 第2楽章9:16 第3楽章6:06 CD6,バレエ音楽「ロメオとジュリエット」抜粋 No.1 2:47 No.10 2:54 No.12 2:33 No.13 2:16 No.18 3:54 No.20 3:54 No.21 6:01 No.24 3:54 No.30 2:09 No.35 2:12 No.36 1:54 No.39 5:19 No.48 2:12 No.49 1:56 No.51 9:23 交響的組曲「キージェ中尉」1,4:02 2,4:36 3,2:30 4,2:45 5,6:05 キージェ中尉はDavid Clatworthy(baritone)の歌入りです。交響曲全集が完結しなかった事が大変残念です。ラインスドルフのボストン響から出す音はミュンシュや小澤の音との違いはやはりオペラ指揮者とコンサート指揮者のの違いからくるのでしょうか。    

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  • ★★★★☆ 

    めだか猫  |  長野県  |  不明  |  2011年04月18日

    ミュンシュの陰に隠れて残念なコンビですが実力は言うまでもない実力派。 音もだいぶ改善されて聴きやすくなって不満はありません。 プロコフィエフ特有の青い叙情?もよく表現できています。 JohnBrowning のピアノも知的で抑制が効いた良い演奏だと思う。 ミュンシュ時代とは違う音を奏でるボストン響にも驚きだ。 この値段では得がたい内容。 買いだと思うが・・

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  • ★★★★☆ 

    クラシックなおじさん  |  埼玉県  |  不明  |  2011年04月16日

    Disc 6 バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64 より抜粋 組曲「キージェ中尉」Op.60 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 余計な事かも知れませんが、漏れているようなのでお節介を焼きました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーラインスドルフのプロコフィエフは好きです。ボストン交響楽団の指揮者としてはミュンシュと小澤征爾との間に挟まって浮かばれませんでしたが。 交響曲4曲はCD(5番、6番はLPでも)で、「ロメオとジュリエット」はLPで持っているので迷っています。録音は古い割に迫力があり良いです。但し、大太鼓のff一発は苦しい(音が濁る)ところです。

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