一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  12/November/2008

ハイドンは所謂ザロモンセット交響曲を60才前後という当時の作曲家としては高齢で作曲したのですがこの驚愕・時計の演奏はモントゥー80才半ばに達しようとする時の収録でこの二名に老人パワーを感じております。さて、演奏はモントゥーのオケの自発性に任せながらも明晰なアプローチで、一方VPOも当時の充実ぶりを覗わせる闊達な面を発揮しておりLP登場からの名盤ぶりは不動のものとなっています。私のCDはこれにバッハの管弦楽組曲第2番(LSO)がカップリング､これも指揮者最晩年の最高の演奏です。

 

ともりん  |  京都市  |  不明  |  22/April/2007

古典的様式美によって純然と成立しているハイドンを聞かせるにはオケの魅力が不可欠だ。残念ながら肝心のウィーンフィルに名演が少ない。ベームとバーンスタインも録音してるけど前者は堅物だし後者は汗臭い。モントゥーによるこの演奏はとても貴重な名演。とにかくチャーミング！録音もよく、ウィーンの美質が最大限発揮されてる。ハイドンが好きな人は絶対に聞いてください。

 

パシュミナ王子  |  シャンバラ  |  不明  |  21/February/2007

ハイドンの演奏ではモントゥが一番好きだ。ハイドンに不可欠なチャームが、これらの演奏にはふんだんにある。ウィーンフィルからいつもと違い、きわめて柔軟で素直な音色が聴けるのはうれしい。

 

スナフキン  |  千葉県  |  不明  |  13/February/2005

典雅なこの時期のウィーンフィルに、端正で確固とした造形力をもつモントゥーは、正に理想の組み合わせ！ウィーンフィルの良さを十分活かしつつ、明瞭で、しっかりした構成を保っている。

 

トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  22/April/2003

ブラームスやベートーヴェンなど、かっちりしたドイツ音楽も得意とするモントゥーの面目躍如のハイドン。肩に力を入れすぎず、優雅でいて佇まいはしっかりしている。こんな演奏を今は誰がするのでしょうか。