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Beethoven (1770-1827)

CD Fidelio : Bohm / MET Opera, Nilsson, Vickers, Uhde, Tozzi, etc (1960 Monaural)(2CD)

Fidelio : Bohm / MET Opera, Nilsson, Vickers, Uhde, Tozzi, etc (1960 Monaural)(2CD)

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    稲荷屋茶助  |  東京都  |  不明  |  07/June/2011

    演奏はWallhala盤で実証済。あとはMET所有だったといわれる正規録音マスターとの録音の違い。音像はWallhala盤に比べ少し遠くなるが、そのかわり声とオケのバランスは著しく改善。1960年代にしては古色漂う録音で、ダイナミック感は後退する。隠し撮り(?)っぽいWallahala盤の録音の方が音楽録音の体を成していないに拘わらずライブの興奮がより伝わってくるのは面白い。同じ日の同じ演奏だが、両方持っていてもいいんじゃないかという気がする。 アリアドネさんと同じく、Zuruck !!のところでのベームの演奏はいつも興奮する。

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    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  05/June/2011

    ベームの国際的なキャリアを語るうえでメトでの活躍は欠かせない。名支配人ビング(両者は若きベームのダルムシュタット歌劇場監督時代の僚友)との密接な関係をもとに、50年代からスター歌手をそろえたモーツァルト、シュトラウス、ワーグナー(パルシファルの公演記録もある)等で観客を沸かせ続けた(ヴォツェックをアメリカに根付かせたのもベームである)。またニルソンも当公演の前年、イゾルデ(ベーム指揮)でメトにデビュー。画期的な成功がバイロイトでのイゾルデにつながっていく(ニルソンを評価していなかったヴィーラント.Wにニルソンを推したのはベームである)。さて当演奏だが、ベームの数多いフィデリオの中でも、その燃焼度と、ニルソンの起用という言う点で大きな意義を持つ。この頃のメトのオケは高いレヴェルとは言えないが、歌手ともども、懸命の力演をしている様がよくわかる。ニルソンの威力は絶大で2幕Zuruck(さがれ!)、Tot erst sein Weib(まず妻を殺せ!)といったところの迫力は流石(音が固いから幾分耳障りに聞こえてしまう部分があるのが惜しい)。ヴィッカースも強い表出力のある歌唱で充分ニルソンと張り合っている。音質は1960年という年代からすれば良いとはいいがたく、その意味では正規盤化のメリット(つい数か月前に出たWalhall盤との音の違いはどうなんだろう)がどれだけあったのか不明だが、今後もベーム-METの(特に60年代の)数々の名演を発掘していただき、半世紀前のメトの聴衆とオペラの醍醐味を分かち合いたいと思う。尚、72年ビング引退時のガラ(DG 6/6現在当サイトでは入手困難の表示だが)でも両者の凄まじい共演(サロメ終結部)がより優れた音響で楽しめる。オケもベームの薫陶あってか精度は著しく上がっており、ベームの透明感あるシュトラウスを十分に表現している。震えがきますよ本当に(是非再入荷を!)。

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