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モーツァルト(1756-1791)

CD ホルン協奏曲集 アレグリーニ、アバド&モーツァルト管弦楽団

ホルン協奏曲集 アレグリーニ、アバド&モーツァルト管弦楽団

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    akiapple  |  大分県  |  不明  |  2015年04月01日

    控えめなピリオドアプローチによる演奏で、ソロもオケも若干装飾をつけて演奏している。テンポも速めだが、せかせかした印象が残る。なおCDの最後では盛大な拍手が入っている。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年08月30日

    アバドは若手の才能のある音楽家で構成されているモーツァルト管弦楽団とともに、モーツァルトの主要な交響曲集やヴァイオリン協奏曲全集などを録音しており、お互いに気心の知れた関係であると言える。今後は本盤におさめられたホルン協奏曲集を皮切りとして、管楽器による協奏曲を3回にわたって録音するとのことであり、管楽器による協奏曲集の続編に大いに期待したいと考える。そして、第1弾である本盤のホルン協奏曲集であるが、モーツァルトのホルン協奏曲の全曲録音は、意外にもアバドにとっては本盤が初めてのことであるが、そのようなことを微塵も感じさせないような素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したい。本演奏においてホルンを吹いているのは、アレッシオ・アレグリーニというアバドと同様のイタリア出身の若手ホルン奏者。イタリア随一のオーケストラでもある聖チェチーリア音楽院管弦楽団の首席奏者のみならず、モーツァルト管弦楽団を含めたアバドが指揮するオーケストラの首席奏者をつとめるなど、アバドとともにホルン協奏曲を演奏するには申し分のない逸材であると言える。アレッシオ・アレグリーニのホルンは、卓越した技量をベースとしつつ、あたかも南国イタリアを思わせるような明朗で解放感に溢れたナチュラルな音色が持ち味であると言える。そして、その表現は濃密で、歌謡性豊かでロマンティシズムの香りさえ漂っているところであり、モーツァルトのホルン協奏曲のこれまでの様々な演奏と比較しても、濃厚な表情づけという意味においては最右翼に掲げられる演奏と言っても過言ではあるまい。もちろん、心を込め抜いた濃厚なロマンティシズムと言っても、音楽全体の造型がいささかも弛緩することがないというのは、アレッシオ・アレグリーニの類稀なる才能と音楽性の賜物であると考えられる。アバドは、ベルリン・フィルの芸術監督の退任間近に大病を患い、その大病を克服した後は彫の深い凄みのある表現をするようになり、今や現代を代表する大指揮者であると言えるが、気心の知れたモーツァルト管弦楽団を指揮する時は、若き才能のある各奏者を慈しむような滋味豊かな指揮に徹していると言える。本演奏でも、アバドの滋味豊かな指揮ぶりは健在であり、アレッシオ・アレグリーニの心を込め抜いた濃厚なホルン演奏を下支えするとともに、演奏全体に適度の潤いと温もり、そして清新さを付加するのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質も、特にSHM−CD仕様などが施されているわけではないが、十分に満足できる鮮明な高音質であると高く評価したい。

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