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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番『合唱』(8つの演奏) サヴァリッシュ、マタチッチ、スイトナー、ライトナー、シュタイン、ビエロフラーヴェク、NHK交響楽団(8XRCD)

交響曲第9番『合唱』(8つの演奏) サヴァリッシュ、マタチッチ、スイトナー、ライトナー、シュタイン、ビエロフラーヴェク、NHK交響楽団(8XRCD)

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    平手造酒  |  東京都  |  不明  |  2012年12月01日

    素晴らしいセットです。1975年のマタチッチ指揮が目当てでしたが、どの年も素晴らしいものです。年末恒例のやっつけ仕事などと侮ってはいけません。中でもシュタインの演奏が素晴らしいと感じました。聴けるチャンスの多かったのに、一度も実演に接しませんでした。ベルリンPOもウィーンPOも定期的に来日し、チケットはいつでもSold outの時代、日本のオーケストラに客演する指揮者を見下していたのでしょう。なんと愚かなことだったか。今に日本の楽界にとって皆恩人です。ただ、XRCDとはいえ、この値段は残念。ばら売りは価値が半減することになるのですから、一万円以下で売る大英断がほしかったです。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年07月22日

    正に空前絶後のベートーヴェンの交響曲第9番の名演集だ。日本最古の名門オーケストラであるNHK交響楽団も85周年を迎えることになったが、昨年秋頃よりこれまで客演した偉大な指揮者による過去の名演のCD化の企画が進められているところである。私も、そのすべてを耳にしているわけではないが、そのうちのいくつかを既に購入して鑑賞したところであるが、これまで客演した指揮者の偉大さとともに、NHK交響楽団による伝統に裏打ちされた味わい深い演奏の素晴らしさをあらためて思い知った次第だ。一部評論家の中には、我が国のオーケストラに対して著しい偏見を有している者がいるようであるが、私としては、そうしたいささか偏った見方には賛同し兼ねるものである。それにしても、本盤は壮大な規模の企画だ。年末にベートーヴェンの交響曲第9番を演奏するという独特の慣習がある我が国であるからこそ可能な企画とも言えるところであり、演奏の素晴らしさ、そして後述のような極上の高音質も相まって、正に世界にも誇ることができる偉大な名演集と言えるのではないだろうか。本盤には、NHKホールのこけら落し公演の一環として行われたサヴァリッシュによる歴史的な名演奏にはじまって、マタチッチやスウィトナー、ホルスト・シュタインといった1970年代に名誉指揮者として数々の名演を成し遂げた錚々たる名指揮者による演奏、たびたびの来日公演で好演を披露してきたライトナー、そして現在ではチェコの重鎮名指揮者として確固たる地位を築き上げているビエロフラーヴェクの若き日の演奏に至るまで、それぞれに個性的な演奏を披露しているのが特徴であると言える。こうして、それぞれの指揮者の解釈を聴き比べすることが可能であるというのも、本盤の大きな美点であるとも考えられる。いずれも、NHK交響楽団と馴染みのある指揮者だけに、そして年末という特別な時期の演奏だけに、NHK交響楽団もいずれも渾身の名演奏を展開していると言えるところであり、演奏全体に漲る気迫や圧倒的な高揚感は、同曲の演奏の理想像の具現化と言っても過言ではあるまい。もちろん、世界の超一流指揮者と超一流オーケストラによる演奏と比較して云々することは容易であるが、少なくとも我が国を代表オーケストラであるNHK交響楽団が、一流の指揮者を招いて、これだけの名演奏を成し得たことを評価すべきであり、その意味では、我が国の西欧音楽の受容史上においても画期的な位置づけを占めるものと言ってもいいのではないだろうか。前述のようにいずれ劣らぬ名演であるが、私としては、豪快かつ強靭な重厚さを誇るマタチッチによる2種の演奏と、それと好対照の知的でありながらも内なる情熱を秘めたサヴァリッシュによる演奏、そして重厚さと緻密さを併せ持ったライトナーによる演奏を特に素晴らしい名演としておすすめしたい。そして、本盤で素晴らしいのは、XRCDによる極上の高音質であると言える。おそらくは、NHKに保存されていたマスターテープの音源を忠実に再現したものと考えられるところであり、音質の鮮明さ、音圧、そして音場の拡がりのいずれをとっても見事な仕上がりになっていると言えるところである。いずれにしても、本盤は、企画の壮大さや規模、演奏の素晴らしさ、歴史的な価値、そして音質の素晴らしさの様々な要素を兼ね備えた至高の名演集として高く評価したいと考える。本年末には、本名演集の続編として、1980年代の演奏を集めた名演集が商品化されるとのことであるが、大いに期待したいところだ。

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    miyoco  |  大阪府  |  不明  |  2012年02月07日

    内容的には最高です。5つ星です。でもここは一つ苦言を。あまり値段やら売り方にケチを付けたことはないのだけど、今回はいろいろマーケティング事情はあるのだろうけど、8枚の抱き合わせ、それもXRCDだかなんだか知らないが最近の高価格高音質CDの値段にそのまま8を掛けた価格。解説書はなんだかチェコ人歌手の綴りがわからないからって書かずに放置ですか? ちょっと調べればわかることなのに。いい加減な仕事のような・・・高い金取るならそれなりの仕事をしたらどうかと。

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    なにわん  |  大阪府  |  不明  |  2011年12月31日

    高い。ものすごく高い。 けれど、第九好きなら購入して損のないBOXだと思います。 特に、今の時代ではなかなか聴かれなくなってしまった、 重低音の効いた、重厚な演奏、 いわゆるドイツ的な演奏が好きな人にはたまらないと思います。 マタチッチの73年ライヴ以外すべて初CD化されたとのことですが、 どの演奏も聴き入らせるだけのパワーと魅力があります。 ライヴという影響もあってか、みんな燃えているんですよ。 そんな中でも特に個人的に強く印象に残ったのは、 スウィトナーの78年ライヴと、 76年のライトナーのライヴですね。 78年のスウィトナーは、 82年の全集とはまるで別人のように熱く燃えており、 ティンパニが強烈に炸裂したその迫力ある演奏は、 マタチッチの73年ライヴに負けていません。 74年のライヴも迫力ある重厚な演奏なのですが、 まだN響となじみが浅かったためか、 どこかよそよそしい感じがあるのに対し、 この78年ライヴはオケと一つになって完全燃焼して突き抜けています。 これ、ホント、すごい演奏ですよ。 どうして今まで発売されてなかったのか、と思います。 一方、ライトナーは典型の「ドイツ的」な演奏で、 その渋く重たい演奏を聴いていると、 「これ、日本のオーケストラの演奏か?」と思ってしまうほどです。 もちろんサヴァリッシュ、シュタイン、マタチッチ、ビェロフラーヴェクの 演奏も素晴らしいです。 繰り返しますが、これは確かに高いです。 また、NHKホールという会場の影響もあり、 音響は決して良好とは言い難いです。 しかし、第九が好きであるならば、これは聴き逃せないと思います。 ここまで豪華な指揮者がそろって、 しかも燃えに燃えた演奏がそろったBOXは、 なかなかお目にかかれるものではないからです。 80年代BOXも2012年に発売する、とのことですが、 これは期待したいですね。 しかし、昔のN響は今より技量は劣ったかもしれませんが、 豪華な指揮者の下、すごい演奏してたんだなあ、と思います。

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