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メンデルスゾーン(1809-1847)

SACD メンデルスゾーン:交響曲第3番、第4番、フィンガルの洞窟、シューマン:交響曲第4番 クレンペラー&フィルハーモニア管(2SACD限定盤)

メンデルスゾーン:交響曲第3番、第4番、フィンガルの洞窟、シューマン:交響曲第4番 クレンペラー&フィルハーモニア管(2SACD限定盤)

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検索結果:8件中1件から8件まで表示

  • ★★☆☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2018年12月31日

    なるほど初めの内は美しい音だな、と感じますがだんだん飽きてきます。音の粒に精彩を欠き平板としか言いようがありません。名演が凡演になってクレンぺラーがかわいそうです。通常のCDで聴くと音楽が生き生きとして音の伸びがずっといいです。音が生きています。本CDでは音楽、演奏共半分死んでいるようです。音に原因がありそうです。やはり音を余りいじらないほうがいいのでは、とついつい思ってしまいます。フルトヴェングラーなどのCDにも当てはまるのではないでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    kazukun  |  宮城県  |  不明  |  2013年01月06日

    クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団のコンビは優れたアルバムの数々を世に残している。今でもLPで聞いている「真夏の夜の夢」は愛聴盤の一つだし、同じくハイドンの「ロンドン」「軍隊」も何度聞いても素晴らしい。このCDに収められているメンデルスゾーン他も秀逸です。「イタリア」は評価が低いらしいですがクレンペラー流儀ではこれが正解であり、逆にトスカニーニのように振って欲しくないですねぇ。「スコットランド」は流石に指揮者との相性がグッドでフィルハーモニア管弦楽団も実に美しい音色を出しているし、録音も極めてナチュラル。(これは真夏の夜の夢も同様)ただ第2楽章は気持ちは分かるがちょっともたれる。シューマン「第4」は意外と聴き応えが薄い。クレンペラーと相性バッチリだと思うのだが、本人としてはやや慎重過ぎるアプローチか。「フィンガルの洞窟」は情緒に流されず格調高い表現でここでもフィルハーモニア管弦楽団の音色がものを言っている。ちなみにこのCD、MacBookProのiTunesへ入れてから自前のオーディオ機器で鳴らしています。音場感が物凄くリアルで情報量が極大になります。但しMacは予めMIDI設定で「機器セット」を作成し、iTunesでも「WAVエンコーダ」でCD読み込み時のエラー訂正にチェックを入れます。クラシック系のCDはこうして聞いています。特にベーム指揮BPOのモーツァルト後期交響曲集(DG)にはたまげてしまった。演奏者の雰囲気までも聞き取れる!今までCDの音は「別物」と思っていたのですが、このやり方を覚えてからは俄然、CDの購入が多くなってしまいましたねえ、それもまとめ買いが!困ったものです(笑)。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年05月08日

     『フィンガルの洞窟』の冒頭から,グッと私の耳を釘付けにしてしまう。見事な海のうねり。目を閉じて浮かんでくるのは印象派J.ターナーのタッチじゃない。もっとクリアで冷たい。そのクリアな冷たさが自然が生み出した柱状節理の美しい正六角形を見事に描き出す。他の演奏よりも突出して聴こえる管楽器も,柱状節理の幾何学的美しさを見事に描写。このコンビの長所が最も発揮された名演ではないかと思います。 『スコットランド』もクリアな冷たさが最大限に生かされた名演。この幻想的な序奏はどうだろう…瞬時にスコットランドの冷涼感で耳を一杯にする。「長い序奏だなぁ…」と感じてしまう演奏も多いですが,これは違う。「もっと聴いていたい!」そんな序奏です。そして,感覚的には一気にエンディングへ…あっという間の時間です。ぎっしりと美しさの詰まった素晴らしい感覚的な短時間。  シューマンも,作品自体の持つ前進性たっぷりの迫力とクレンペラーの作り出す輪郭のはっきりとした造形が見事にマッチし,素晴らしい演奏に仕上がっているように感じます。  それにしても,国内盤とのこの価格差は…。

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  • ★★★★★ 

    manmansaru  |  神奈川県  |  不明  |  2012年05月06日

    昔、志鳥栄八郎著に「スコットランドはクレンペラー、イタリアはミュンシュ」とありました。 陰か陽か、私は陰をとりました。 ミュンシュはいまだに手にすることは無く、CDではドホナーニの全集とクレンペラーの「スコットランドとイタリア」、それと「フィンガルの洞窟と真夏の夜の夢」の2枚を所有していました。 今回SACD発売を機会に、手持ちのCDを再聴してみました。 ウィーン・フイルの演奏はしなやかではありますが、クレンペラー盤の「憂」「幽」の情感の深さには及ばないと改めて感じたしだいです。 SACDがこの組み合わせなら即購入したのですが、真夏の夜の夢が入ってなく同一演奏家の盤がダブるのは好みませんので購入は今のところ躊躇しています。CDを化学物質体(?)と見る西欧的合理主義によるこのシリーズの恩恵を受けているのですが、続編に期待したいと思います。 よってこのSACD盤は持っていないのですが、無評価では投稿できずシリーズ他盤で音は実感しているので★五つとさせていただきます。

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  • ★★★☆☆ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2012年04月30日

    ブルックナーのところで、書いたものと同じことを書かせていただきたい。このシリーズの音源の素晴らしさは、もはや語るに及ばないし、音も良く、値段もよく、装丁もよく、三拍子揃ったと言いたいが、別場所で他の方も述べておられるように、収納の問題で、傷がつきやすい。出し入れするだけで、CDが傷だらけになる。それどころか、私が買ったものは、最初から周縁部に欠損があった。恐らく生産過程の最後のCDを入れる部分で、起こった問題であろう。「安いので我慢してください」というわけには当然行かない。ですので、このシリーズを買い求める場合、最初から傷がある可能性が極めて高く、まず、ケースからCDを慎重に取り出し、傷がないかどうかを確認した上で、酷ければ返品交換等の要求をすることも有りうるだろう。もちろん、どうするかは個人の自由だけれど。傷がなかったにせよ、出し入れで傷がつく可能性があるので、市販の不織布等に入れて保護し、しかる後ケースに入れれば、ダメージを最小限に防げる。そういう事が、気になる方は、値段が5倍しようが6倍しようが、国内産のSACDを買い求めることをお勧めする。腐ったとはいえ、「ものつくり立国日本」の国内プレスであれば、少なくともその点は安心できる。掲載されますように。

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  • ★★★★★ 

    クラシック大好き  |  埼玉県  |  不明  |  2012年04月27日

    フィンガルの洞窟とスコットランドが最高です。これらのCDは持っていたのですが、SACD版が、この安さで買えるので、思わず買ってしまいました。霧が晴れたような透明感のある音で、木管群を生かした悠久なクレンペラーの音楽が堪能できます。しかも、この値段で買えるなんて、改めて感謝です

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月19日

    クレンペラー75歳の時1960年にPHOを振ってのメンデルスゾーン演奏録音で交響曲第3番の演奏タイムは@15’21A5’13B9’34C11’53そして交響曲第4番の演奏タイムは@8’22A6’24B6’22C6’10 であります。前者「スコットランド」については以前から名演奏ということでしたが個人的な曲&演奏の好みから「最高」とまではランク出来ませんでした。確かに深遠壮大な面はありますが聴き続けると「しんどく」なるほど「押しの強さ」を感じるわけです。スコットランドの重く雲垂れ下がる空などの自然を思わせたい処で特に最終楽章の音色の混濁・・・これこそクレンペラーのクレンペラーたる処なのでしょうが(メンデルスゾーンは果たしてそこまでこの曲で意図したのか?とも思ってしまうのです)・・・の重さに曲自体の方向と違和感を覚えてしまいました。クレンペラー自身1951年にVSOとこの曲を録っていますがその時のタイム@15’55A4’12B8’07C9’54と比較しても本盤演奏のゆったりさと言うか沈深さが分かり存在感充分であります。一方後者「イタリア」は演奏版の違いからタイムは短めですがHMVレビューや他の方のレビューにもあります様にテンポとしてはそう不自然ではなくスコットランドと同じくどんなフレーズもはっきりと表現して第2楽章の沈うつな愁い・重さはクレンペラーならではだし最終楽章の迫力も大したものですがやはり私にはトスカニーニの突き抜ける青空へのメリハリ感の方に惹かれます。スコットランド交響曲と同様このイタリア交響曲も1951年VSO(タイム@10’07A5’56B5’55C4’26)とも録っているようです。そして併録の「フィンガル洞窟」(タイム10’23)はピッタリのクレンペラー体質と感じました。シューマン交響曲の方に移って行きます・・・結果的にはクレンペラーはシューマンの交響曲全集を録った事になるのですが本盤第4番オーケストラはPHOで1960年の録音、これ以外は1964年改組されたNPHOを振っての1966年、1969年録音でありました。その第4番、演奏タイムは@11’27A3’54B5’18C7’41とそんなに感覚的には遅くはありません。しかし重厚さは素晴らしくクレンペラーの存在感が演奏スケールと共に充分身近に感じられます。HMVレビューにあります様に第1楽章後段のマッシブな盛り上がりや全体的にがっしりした造型美は管楽器で強調する等第2楽章においても上手く表現されております。最終楽章もタイムの割りには急き立て感はなくがっちりコントロールを引き締めたフィナーレも印象的です。気のせいかこの第4番は他の三交響曲より短調のせいもあってか録音時期のせいもあってかシューマンの屈託した寂寥感を抉り出す具合ではメンデルスゾーンよりクレンペラー向きなのでしょう。なお、クレンペラーのシューマン交響曲第4番には1962年フィラデルフィアOを振ったライブ盤(タイム@10’53A3’56B6’29C6’52)がかつてHMVカタログにあった様ですが詳細は把握しておりません。本盤は仕様向上されており期待されますね。本盤、シューマンの名演奏に重きをおいて最高ランクにしたいです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります

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  • ★★★★★ 

    C.G.A  |  愛知県  |  不明  |  2012年03月13日

     サンプラーで試聴。良い演奏と良いリマスターであったので予約注文をした。本盤は楽しみである。クレンペラーが行うヴァイオリン両翼配置の効果は、特にメンデルスゾーンで著しい。それにしても日本盤SACDに比べて格段の安さである。録音年代を考えれば妥当ともいえるが・・・・・・  日本盤の価格設定が高すぎる。ESOTERICのようにジャケット装丁までこだわった訳でもなく、単に高くしても売れるだろうという『もうけごころ』であり、株式会社EMIミュージックジャパンの反省を促したい。オランダ・ペンタトーンレーベルの良心的な姿勢をぜひ見習って欲しい。

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