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Schubert (1797-1828)

CD Schubert Symphony No.9, Haydn Symphony No.39 : K.Sanderling / Swedish Radio Symphony Orchestra

Schubert Symphony No.9, Haydn Symphony No.39 : K.Sanderling / Swedish Radio Symphony Orchestra

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  27/June/2012

    本盤で私は先ず1992年ザンデルリング80歳の時にスウェーデンRSOを振って演奏したハイドン交響曲第39番(タイム@4’36A4’24B3’10C5’16)が気に入りました。正直初めてこの曲をまともに聴いた事もあるのですがザンデルリングがかつてハイドン交響曲に集中していた時代LPでその何枚かを聴いてこの指揮者のハイドンへの並々ならぬ腕前に感心していたのでそれを懐かしく思い出しました。オーケストラの合奏能力は超一流というわけではなくライブ故余計アンサンブルも怪しい処もありますが通奏低音としてのハープシコードが効果的でHMVレビューにもあります様に短調疾風怒濤の曲の第1楽章からの「処理」は中々聴かせます、第3楽章のメヌエット等も魅力的で流石「交響曲の父」と言われただけあります。さて、メインのザンデルリングには珍しいシューベルト「ザ・グレイト」交響曲は同じオーケストラを1994年振ってのライブ収録で演奏タイムは@14’39A15’11B10’29C13’44と心持ちゆったり目で運んでいますが特に印象的だったのは第1楽章オーケストラのソフトな感触もあって前半での例の堂々テーマ提示がやや肩透かしな感じとは対照的に後段クロージングでの「溜めて溜めて」の攻め具合とやや甘いアンサンブルによってのスローさに彼の説得力が増して行った様に思えました。まぁ、この曲のフィナーレは各指揮者の聴かせ処ではありましてザンデルリングのドラマチックな歌舞伎の大見得的踏ん張りも推察されますね・・・〆のファッと終わるのも面白かったです。それと第2楽章の運びは彼ならではで重厚長大スタイルながら情感が非常に豊かでニュアンスに富んでいた様に思えました。なお、ザンデルリングのグレイト交響曲は正式盤以外で1980年代ケルンRSOを振ったライブ盤や1983年NYPOを振ったライブ盤,1999年RCOを振ったライブ盤とかもある様ですが詳細は未確認であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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