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ドヴォルザーク(1841-1904)

SACD ドヴォルザーク:『新世界より』、ブラームス:二重協奏曲、他 ムーティ&ウィーン・フィル、キュッヒル、シャイヴァイン(1975東京ライヴ)(シングルレイヤー)

ドヴォルザーク:『新世界より』、ブラームス:二重協奏曲、他 ムーティ&ウィーン・フィル、キュッヒル、シャイヴァイン(1975東京ライヴ)(シングルレイヤー)

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  • ★★★★★ 

    宇野珍会長  |  埼玉県  |  不明  |  2013年06月03日

    個人的にだが、「新世界」や「巨人」は青臭い演奏を好む。そうなるとこの時代のムーティには嫌でも期待してしまう。実際にウィーン・フィルも、この若者相手に四つ相撲を取ろうとしている。もちろん「この青二才め」とは思っているのだろうが。。。たとえばムーティが煽りに出ると、きっちり応えつつもオーバーワークする。それを受けてムーティはブレーキを掛ける。このハラハラなやり取りはもちろん両端楽章に顕著となる(ブラームスも含む)。結果として曲の妙味より現場の妙味が勝る演奏となってしまったといえよう。すなわち「青臭い」のだ。さて「運命の力」は完全にムーティのペースになってしまう。トスカニーニのような厳しさや熱い歌には舌を巻いてしまう。とにかく圧巻だ。ムーティの「運命の力」序曲はいろいろな録音が聞けるのだが、凄さという点では当ディスクは文句なしのベストだ。いや、運命の力全ての録音の中でもベストを競う。ちなみに録音には笑ってしまった。まるでオルフェオがガスタイクあたりで録音したようなイメージだ。

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  • ★★★☆☆ 

    たーさん  |  神奈川県  |  不明  |  2013年05月26日

     ベームが指揮する初日に出かけたら,この日の切符がまだ残っているというので聴くことにしたが,予告されていた《セミラーミデ》序曲,シューベルトの5番とブラームスの4番の交響曲という曲目が当日行ったら変更されていた。指揮者よりはこちらのブラームスを一応の楽しみにしていたのでこの変更に当てが外れた感じはあった。  「本編」にあたる3曲は退屈だった。この録音が商品となって出てくるとは想像もしなかったのでこれを別のところで書かせていただいたが,《運命の力》序曲の演奏が始まったらホール内の空気が一変し,背中に電気が走った感じがしたことにも触れた。  SACDが届いたのであらためて聴いた。「退屈」はわたしの未熟のせいでもあったが,格別にいい演奏というわけでもない。二重協奏曲は若いムーティが持て余し気味だし《新世界から》は感情表現がいかにも中途半端といった塩梅。アンコールの《運命の力》序曲(曲名を知らなかった!)は,やはりこれはもういうことなし。ヴィーン・フィルが指揮者の言うとおりに弾いているからこそと思える緊張感がある。この驚きの体験がなかったら後にムーティのオペラを何度も観に行ったかどうか。  買って後悔など全くなかったという意味で星は3つ。しかし,わたし同様に実際に聴いた人が多くの星をつけられたのも分かるような気はする。再体験への期待は誰も邪魔できない。しないのが良識でもあるはずだ。

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  • ★★★★★ 

    馬羅  |  愛知県  |  不明  |  2013年05月19日

    私も50代の意地で思い出話を書きます。当時、私はTVでしか見れませんでしたが、兄が名古屋公演の会場整理係のバイトに行って、リハーサルから見てきました。兄の話では、ムーティはVPOのボウイングが気に入らなくて、左手をなたの様に振るって、同じところを何度もコンサートマスターと言い争いながらやり直していたそうです。TVでも、同様に左手を振っているのを兄と確認しました。なるほど、「鬼のような形相と大木をなぎ倒していくようなな指揮姿」とは見事な言い回しですね。実際ムーティは、思い通り演奏してくれなくて怒っていたのでしょう。でも、生で聴いたVPOの高弦は音というよりも、さわやかな風の様だったと兄が言っていたので、SACDでその音が再現できるか期待したいですね。

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  • ★★★★★ 

    kobart  |  北海道  |  不明  |  2013年04月25日

     1975年のムーティ&VPOのCDは、私がちょうど中学校3年生の時、札幌で開いた同コンビの演奏会とほぼ同じプログラムです。中学生ながら、「新世界」はずいぶんと荒々しい印象を受けたことを覚えております。しかしながら、このブラームスとアンコールには、いたく感銘を受けました。二重協奏曲は、中学生の私には初めて聴く曲でしたが、そのすばらしさは言葉では表現できないほどで、その後NHK-FMで放送されたものをエアチェックし何度も聴いたものです。テレビでも放送され、ムーティの鬼のような形相と大木をなぎ倒していくようなな指揮姿は、ものすごいインパクトがありました。今になってSACDでこの演奏会に再開できるとは夢にも思っていませんでした。中学生の時の印象とどれくらい違うのか、確かめてみたいと思います。特別な感慨を持って購入したいと思います。

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  • ★★★★☆ 

    1stホルン  |  東京都  |  不明  |  2013年04月21日

    出たー!  買います!  とにもかくにもアンコールです。「運命の力」序曲。ベームのインパクトが強すぎて隠れてしまいちょっとかわいそうでしたが、この曲だけでムーティの名前を覚えました。聞いていて興奮しました。なんとなくウィーンフィルに演奏してもらっている感じだったのがアンコールに来てまさに水を得た魚のようにドライブし始め、この鮮やかな演奏は目の覚める思いがしました。エアチェックしたテープからPCに取り込んで大切に聴いていました。ここからヴェルディのオペラに興味を持つようになりました。 アンコールだけで盛り上がってしまってスミマセンが、私にとってはこのアンコールが宝物です。SACDでの発売もお見事。早く聞きたくてたまりません。発売もされていないのに楽しみでたまらず、投稿してしまいました。

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