エルネスト・アンセルメ/デッカ・レコーディングス〜フランス音楽集(32CD)
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室長鉄男 | 新潟県 | 不明 | 2017年03月02日
32CDの本BOX。 会員といえども1万円近くだから2の足を踏んだのも事実。HMVの楽曲説明では大半がステレオと説明ある。オーデオリスナーとしては、MONOかSTEREOなのか、録音の優劣、演奏にどうしてもこだわりがある。とくにラベル、ドビッシーの音楽は楽器の微妙なハーモニーが問われるからどうしても細部が気になる。本BOXを購入してからわかったが、誤植がけっこうめだつ説明書から録音年代をようやく特定したしだい。1954~59録音はSTEREOであるも同年代のRCAなどのLIVING STEREOの生々しい音とは比較にもならぬ。全体をとおし、印象に残ったのは 定評の超優秀録音サンサースのオルガン付き(1962)(パイプオルガンのうなり、最低音を奏でるオルガンに重なる歪のないバイオリンの旋律。何度聴いても飽きない),感銘を受けるフォーレのレクエム(1955)であろうか。ドビッシー ラベルは どうしても マルティノン デュトワ クリュータンス ブーレーズというところかもしれぬ。やはりアンセルメはバレー音楽がぴか一と思う。評論家諸氏によれば アンセルメのバレー音楽は その演奏をバックにそのまま舞台でダンサーが踊れるのだとか。なんとうまい表現ではなかろうか。あと幻想のリハーサル録音(1967NOV)。DECCA技術陣はリハーサルとは言え、手を抜くことなく録音はいたって優秀。アンセルメの肉声も若々しく(亡くなったのは1969FEB(86歳)だからおよそ1.5年前。)う〜ん はたして自分はその年まで生きられるかどうかもわからんが、この声の張りや楽曲のニュアンスを指示するために旋律を口ずさむなど、人間アンセルメを感ずる。スイスロマンドとの相性抜群がこういったところなのかも知れぬ。が、コストパフォーマンスからいうと小生においては不本意な星4ツとあいなった。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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シンボー | 富山県 | 不明 | 2015年08月09日
CD5,6つまり、「ペレアス」旧盤が入っていなかった。購入後だいぶ時間がたっているので、交換はムリだろう。 入手後はすぐ内容の確認をするように。 演奏、録音は「ウーンなるほど」である。「幻想」の鐘の音「あの板(金属板)でこんな音だったのね」昔の記憶と違うのにびっくり。あの手の音ならカラヤンの方がいいな2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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えぴおう | 愛媛県 | 不明 | 2014年03月03日
アンセルメのフランス音楽集である。悪かろうはずもない。演奏精度なんかはブーレーズやデュトワ、(あんまりフランスものはないかもだけど)パーヴォ・ヤルヴィ辺りに求めておけばいい。今中身を見てみると8割の演奏は所有していた。しようがない。ハイフェッツやトスカニーニ、セル、ライナー、マリア・カラスもそうだった。長く聴いてきているんだから重複は不可避だ。持っていない音源も入っているのと、マスタリング違いで音質改善が見込める可能性があるから買うのだ。もしも続篇が出るなら、ストラヴィンスキー篇やドイツ音楽その他篇とかが期待できるのかな?ストラヴィンスキーの場合、国内集成箱を持っているが、ずい分な音のディスクが含まれていたので、買い増します。ここはワーナーEMIもがんばって、ぜひクリュイタンス箱を出して欲しい。即買いしますんで。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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あるふぁるふぁ | 神奈川県 | 不明 | 2014年02月15日
懐かしい。LP時代の雰囲気が醸し出されます。わずかなテープヒスノイズがとてもリアルです。以前のCD版よりもさらに鮮烈に、豊かな低域のうねりとともに、ホールの空気感さえ伝わってくるスイスロマンドの響きです。思えば、都内の某高校の入学式、活発な部活の勧誘に導かれるまま放送委員会に入り、先輩の影響を受けたのがアンセルメ盤との出会いでした。「クープランの墓」の「メヌエット」をテーマ音楽に昼休みの番組を作ったこともありました。それから半世紀。関西で市民オーケストラを指揮していたその先輩も今は亡き人に。思い出深く心待ちにしていたこのボックスは発売予定日から約半年後に届き、そしてようやく聴く順番が回ってきました。私にとっては特別なCDなので、残る人生の大切なときにだけ聴くようにしたいと思っています。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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yoyo | 和歌山県 | 不明 | 2013年12月17日
総じて録音もよいので、フランス音楽を,それも過度な演出のない演奏で聴きたい時に重宝するセットだと思います。ロシア物などの続編を期待しております。 個人的には、白眉はCD23のフォーレ「レクイエム」です。決して洗練された合唱団ではないのですが、非常に暖かい歌を聴かせてくれます。アンセルメの作る音楽とも非常にマッチしています。フォーレだけでなく、このセットはこれから長くつきあっていける音楽だと思います。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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タンノイおやじ | 東京都 | 不明 | 2013年11月02日
いままで単発ものがありましたが、アンセルメのこのようにまとまった全集がないのが不思議でした。どの演奏もほかではありえない、私にとれば最高演奏の集まりです。この値段3倍でも安いぐらいですね、しばらくほかのCDを聴かない日々となりますが、録音もいいですね。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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楽に寄す | 大阪府 | 不明 | 2013年08月20日
発売が何度か延期され、待ち遠しいアイテムです。ステレオ録音によるLPレコード最盛期の「レコード」音楽がこうして発売されることはうれしいことです。アンセルメはショルティ出現以前のデッカレコードの大看板アーティストであり、当時、CBSのオーマンディと並ぶ偉大な芸術家であることは論を待たないところです。両者ともにレパートリーは驚異的に広く、レコードによる音楽芸術の普及にも熱心でした。フランス系ではミュンシュと共に正規録音のもっとも多い指揮者ですが、今回、第1弾としてフランス音楽がまとめて発売されます。これまで、国内盤では単発で何度も発売されてきましたが今回、体系的にまとめて発売されることは非常に意義のあることです。おそらく第2弾、第3弾としてロシア音楽、ドイツ音楽が発売されるものと期待して楽しみにしています。アンセルメのロシア物、特に、「シェヘラザード」「展覧会の絵」その他ボロディン、プロコフィエフの管弦楽曲、チャイコフスキーのバレー音楽などについて異論を挟む人は居ないでしょう。しかし、ドイツ音楽にも造詣が深くバッハ、ヘンデル、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームスあたりも大いに期待が持てます。あとは、発売予定日に発送メールのあることを祈るばかりです。19人の方が、このレビューに「共感」しています。
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