『影のない女』全曲 ケント演出、ゲルギエフ&マリインスキー劇場、アモーノフ、フドレイ、他(2011 ステレオ)
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 2013年11月11日
来日公演では合唱が客席の後ろから聞こえるなど、劇場全体を縦横に使ったスペクタクルな演出だったが、わが家では5.1チャンネルの再生環境がないのが残念。それでも演奏・舞台作りの両面で非常に要求の高いこの大作の映像としては、ショルティ/フリードリヒ版につぐ完成度と言ってよい。最も高い点がつけられるのは、ゲルギエフの雄弁な指揮。この難しい作品を完全に手の内に入れている。演出は圧倒的に冴えた出来とは言えないにしても、映像の投影も含めて、気が利いている。ロシア人ばかりの歌手陣では、まずフドレイ、セルゲーエワの両ヒロインは及第点以上。サヴォーワ(乳母)は性格表現がもっとシャープであっても良かった。アモーノフ(皇帝)はキャラの設定から言っても、若さが欲しい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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