『トゥナイト』〜ドレスデンのジルヴェスター・コンサート2013 フレミング、フォークト、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン
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レインボー | 不明 | 不明 | 2017年09月16日
クリスティアン・ティーレマン指揮、シュターツカペレ・ドレスデンによるジルヴェスターコンサートの2013年ライヴ盤。 2012年まではこのコンサート、ウィンナ・オペレッタ中心でしたが、ここに来てガラリと模様替え、ベルリン・オペレッタとミュージカルを取り上げた内容になっています。 これがなかなか面白く、珍しい曲も多数あって、演奏も大晦日のコンサートらしいリラックスした雰囲気が伝わってくる、楽しい演奏です。 クラシックからジャズまで、様々なスタイルに幅広く対応するシュターツカペレ・ドレスデンの引き出しの広さにも驚きです。 尚、現在HMVの収録予定曲の中にJ.シュトラウスの『ザクセン甲騎兵行進曲』の記載がありますが、実際には収録されていません。 録音は問題なく聴ける水準でしょう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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雲谷斎 | 埼玉県 | 不明 | 2014年01月28日
もうずいぶん昔にCAPRICCIOからSKDの弦楽セクションによるMagical StringsというLP(C27 080)が発売されたことがあって、お楽しみLPとはいえ、その演奏、録音のすばらしさゆえ、今もって愛聴盤なのだが、これに匹敵するようなSKDならではの楽しいジルベスターはないものかと思っていたところ、ようやく2013年になってそれに近い演奏に接することができた。嬉しい限りである。これまでのオペレッタ路線ではどうしてもウィーンのFledermausには勝ち目はなかったが、今回の企画(ベルリンからニューヨークへ)はずいぶん楽しめる内容だった。前半の曲目がいい。なかなか聴けない曲が並び、SKDの演奏でリンケの「ベルリンの風」をぜひ聴いてみたいという願望もかなった(ただ、ベルリンの野外のように口笛、指笛はなかったが)。今回の主役フレミング、フォークトのガーシュイン、バーンスタインのナンバーも悪くない。サキソフォーンも登場するジャズっぽい演奏の数々を指揮するのはもちろんティーレマンなのだが、意外や意外、なかなかサマになっている。なにせジルベスターだ、ワーグナーだけじゃないぞ、というお楽しみがこの人の指揮にあってもいい。ニヤニヤしているうちに90分が過ぎてしまう。昨年はSKDファンであっても、この人のブラームスにはイマイチどうにも、という思いが残ったが、このジルベスターでは指揮台を降りての指揮やら、そこでの会場を見渡す挨拶など、だんだん風格が滲み出てきた風でもあり、ドレスデンの聴衆、オーケストラとも関係は良好なようだ。その自信をぜひとも次からの録音に活かしてほしいし、ケンペのワルツ集を超えるアルバムにもぜひ挑戦してほしいと願うばかりである。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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