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CD 新世界の新世界(ドヴォルザーク:交響曲第9番、ヤナーチェク:シンフォニエッタ、他) エリシュカ&東京佼成ウインドオーケストラ

新世界の新世界(ドヴォルザーク:交響曲第9番、ヤナーチェク:シンフォニエッタ、他) エリシュカ&東京佼成ウインドオーケストラ

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2014年05月18日

    佼成出版社がCDの販売を止めたのと同じ頃に、コロムビアから佼成のライヴ盤が発売されるようになりましたが、これは現在の最新作で第115回定期演奏会のアンコールを除くプログラムを収録したアルバムです。 この回の指揮者はチェコからエリシュカを招いてオール・チェコ(それもクラシックの編曲物)が取り上げられています。 1曲目の『謝肉祭』はアメリカや日本の出版社が楽譜をだしているからか比較的吹奏楽では取り上げられているほうですが、本盤はスルカによるチェコ式編成の楽譜のためか、より落ち着いた響きのサウンドがします。 新世界交響曲は、シンフォニーの中ではポピュラーでCDも数多いですが、吹奏楽となると部分部分を切り張りされて演奏される位で、全曲録音は他に陸上自衛隊中央音楽隊の演奏と、陸上自衛隊西部方面音楽隊のライヴ盤位でそうはありません。 このCDの新世界は謝肉祭と同じスルカの編曲で、アレンジも謝肉祭と同じ傾向です。 エリシュカの演奏はどちらかと言えばクラシック的なアプローチではないでしょうか。 吹奏楽と言えば力の限り鳴らす傾向のイメージがありますが、エリシュカは決して下品にはならず、常に細部にまで気を使い、盛り上がりではしっかりと鳴らしています。かといってここでも金管楽器は派手にならず、落ち着いた品格を保ってます。 これはシンフォニエッタを聴けば分かるはずです。 メインの新世界はCD中聴き所であり、吹奏楽の演奏でありながらオケと違和感のないという歌い文句が、全く嘘をついていない珍しい例であり、その落ち着いた格調高い演奏は吹奏楽のCDでは最高の水準の演奏です。 何より佼成がここまでハイレベルな演奏をしたのが驚き。 コロムビアの録音は昔出ていた吹奏楽のCDがしょぼかったのでそれ以後録音の良くないレーベルの1つの認識でしたが、このCDはだいぶ改善されて、聴きやすい、演奏の素晴らしさを伝えてくれる優秀な録音です。 音楽ファンおすすめの一枚。

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