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Vainberg (1919-1996)

CD Sym, 10, Concertino, String Trio, Etc: Kremer / Kremerata Baltica

Sym, 10, Concertino, String Trio, Etc: Kremer / Kremerata Baltica

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  • ★★★★☆ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  02/May/2018

     いつものことながらクレーメルの審美眼とそれを送り出し人口に膾炙させるまでのバイタリティーには感心させられる。どれもが独自のメッセージを持ち、クレーメルのたぐいまれな表現力によって時間に耐えうる芸術の建造物となっていく。ヴァインベルグもその一人だろう。その前にも取り上げられてはいるが、ここまで多方面の音楽を使ってヴァインベルグを紹介することはそうないことだと思う。クレーメルが歴史に名をのこすとするならば、この審美眼とそれを実証する実力と行動力によるものになるのではないだろうか。   2018年2月に行われた彼のコンサートでもヴァインベルグを取り上げ、ポートレート写真(「失われた時」をテーマにした写真作品)をスクリーン上映しながらソロで50分近く弾ききった迫真の演奏(とその取り上げ方の工夫の素晴らしさ)は彼しかなしえないものだと思う。ディスクはその延長に過ぎないが、それでも当盤の価値が減るものではない。

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  • ★★★★★ 

    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  13/October/2016

    クレーメルによるヴァインベルグの作品集。 さすがクレーメル。 ヴァイオリンという楽器を中心にして、室内楽の作品から無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロのための三重奏曲。 管弦楽曲ではヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ。 そして交響曲第10番。 クレーメルならではセンスが光っている。 特に素晴らしいと感じたのは交響曲第10番とコンチェルティーノ。 交響曲第10番は実験的な部分もあり、クレメラータ・バルティカによるスリリングな演奏になっている。 完璧とも言える演奏技術はもちろん、心のこもった演奏になっている。

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