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CD 『プラシド・ドミンゴ アット・ザ・メト』 オペラ・アリア集〜メトロポリタン歌劇場ライヴ1969〜2013(3CD)

『プラシド・ドミンゴ アット・ザ・メト』 オペラ・アリア集〜メトロポリタン歌劇場ライヴ1969〜2013(3CD)

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    ♂猫Junn-Junn  |  東京都  |  不明  |  2016年10月11日

    3枚組CD計42曲3時間52分… 『プラシド・ドミンゴ アット・ザ・メト』 オペラ・アリア集〜メトロポリタン歌劇場 …届いてパッケージを見てみると、正式なタイトル名は、 「Domingo at The Met ANNIVERSARY EDITION」 らしい。 …余談というか… オペラに全然詳しくない自分なので、 個人的には先ず、 オペラ作品への興味っていうよりは、歌声への興味っていう観点から、 最近、伝説のテノール歌手… この100余年前の黄金のテノールでオペラ中毒になったファンが数多の数いて… オペラ界最強の歌声だ、と言われるほどの凄い伝説のイタリア人歌手だ、 とか言われている Enrico Caruso(エンリコ・カルーゾ/1873-1921) のCDを2枚ほど聴いて、その後、 歌声は天使のような、 私生活は派手に散財してロックスター的な、そんなテノール歌手で、 マイクなしで7000人以上の観客が溢れるホールを感動させた、 と伝えられるほど、音楽家としての力量面でも、 その他の性格面でも豪快で魅力的なアイルランド人テノール歌手 John McCormack(ジョン・マコーマック/1884-1945) の4枚組CDを聴いて… という流れで聴いてきて、じゃあ次は、 今まだ生きてるレジェンド級の人のモノを何か聴きたいな、 と思って、自分の中で第一に出てきた、 というか、正直、実質、知っていると言える人がこの人だけだったので… Placido Domingo(プラスィド・ドミンゴ/1941-) のCDを何か入手して聴きたいな、 ということで探した際に、コレを選んだのは…収録曲に、 自分自身に身近に縁があった作品… 2007年1月に新橋演舞場にライヴヴューイング(The Met: Live in HD) を観に行った「The First Emperor」(始皇帝) の曲が収録されていたから… …その収録曲が、ってことじゃないけど、観に行って、 作品として、終盤とか号泣してしまった自分にとっては印象深い作品 だったので…その、2006-2007年のシーズンの新作オペラの曲も入っていて、 価格的にもお買い得な感じだったので、 コレを選んだ、という感じ… まぁでも、聴いてみると、「始皇帝」の曲は、 計42曲の内の1曲「Act 1: The Shadow That Haunts Me Wherever I Go」 だけで、時間的にも5分弱の曲が1曲だけ、 って感じだったので…少し物足りなく、っていうか、 またあの感動を味わいたくなったので、 「始皇帝」に関しては、後日別にDVDを買うことにしたんで、 そっちで堪能しようと思います。 それで、今回の3枚組を聴いての第一印象的には、 元々の意識としては、ここまで聴いてきた、過去のレジェンド歌手、 エンリコ・カルーゾやジョン・マコーマックの歌声と比べてどうなんだろう? っていう部分の興味があったんだけど、その… エンリコ・カルーゾやジョン・マコーマックの音源は、 もう今から100年前後も前の時代のモノで、 今と比べて録音技術も発達してなくて、という状態の録音でこの音だから、 生で聴いたら、さぞ物凄かったんだろうな、 と想像がつく、みたいな印象のアレだったのに対して、 こっちの3枚組に収録されているドミンゴの歌声ってのは、ソレらよりも、 ずっといい状態で、発達した録音技術で録音された音源なので… その辺が、余りにも違い過ぎて、 単純に、一概には、そのCDでのアレを聴き比べての比較は、 ちょっと出来ないな…みたいな、そんな印象。 個別の曲の印象としては、オペラに詳しくない自分にとっては、 収録曲の大半が知らない初めて聴くような曲だったけど、 これまでに、エンリコ・カルーゾとジョン・マコーマックの歌声を聴いてきた、 っていう流れで、 そこで歌われていたオペラ作品の曲が、 こっちの3枚組でも収録されていて、っていうことで知っていた、 という曲もあったり… あと、昔は今以上にオペラに縁も関心もなかったんで、 オペラの曲とかって意識も印象も当時はなかったんだけど、 高校時代の音楽の時間に…ソレは偶々、日本語訳版歌詞のヤツだったけど… 歌ったことがあって知っていたメロディの曲があって… 1枚目のCDに収録されていた 「Verdi: La Traviata - Act 2: Di Provenza Il Mar, Il Suol」 っていうヤツが…たしか、 「プロヴァンスの海と陸」って曲名の…あの… 思い出さぬか♪昔のことを♪… …で、始まって、サビの部分が… お前がもしも♪帰ればどんな♪喜びがまた♪我が家に帰る♪ そこでしばらく♪落ち着くのだぞ♪あの家♪に帰れ♪再び♪ここから… …嗚呼♪今では過ぎたことは♪咎めぬ♪つもりだ♪ って感じの歌詞の曲… アレって、オペラ「椿姫」の中の、曲だったのか… と…まぁ高校時代の自分は、「椿姫」と言われても実感も何もなかったからな… みたいな…そんなことも、ふと思い出したり。 他にも、 何かで耳にしたことがあるメロディの曲も何曲かあったような気もするけど… ともかく、 今の自分はまだ、あれこれ個別のオペラ作品に関しては、 ほとんど聴いた経験も知識も思い入れもないんで、 収録曲中の、この曲で涙が溢れ出たとか、そこまでのは特別にはなかったけど、 夫々興味深く聴けて、歌声として一定水準以上のモノである、 ってことは当然感じるし…収録曲中で特に多かったのは、 ヴェルディのオペラの曲、次に多かったのがプッチーニのオペラの曲、その次は、 ヴァーグナーとかウンベルト・ジョルダーノとかチャイコフスキーの曲… それ以外の作曲家の曲は、1曲ずつくらい収録されていた感じかな… ともかく、色んな曲があるんだなぁ… と、そして当然、この3枚組には収録されてないオペラ作品やその曲も、 この世にはいっぱいあるわけで… 今回は、オペラ云々ってことよりも純粋に歌声への興味で、 コレを入手して聴いたって面が個人的には大きいけれど、コレをキッカケに、 もっと個別のオペラ作品の物語内容とかにも、 関心を持って触れる機会が増えれば、また新しく見えてくるものが、 あるかも知れないし… とりあえず当面は、この3枚組をもう少し聴き続けて、 その後も、折に触れて繰り返し聴いて楽しめそうな感じなので… 入手して聴いた甲斐は十分にあったな、 と満足はしています。

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