交響曲第3番 西脇義訓&デア・リング東京オーケストラ(シングルレイヤー)
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松本ポン太 | 大阪府 | 不明 | 2014年01月19日
ブルックナーとなるとどうしても骨太で重量感のある演奏をイメージしますが、その対極にあるような演奏です。 オーケストラの各楽器・各パートがバリバリに自己主張するのではなく、お互いに寄り添い合って紡ぎだす響きは、軽く自然なもので、優しく温もりがあります。透明感もあってチャーミングです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mravin | 埼玉県 | 不明 | 2013年12月27日
実験的なCDだと思うが、聴いてみたところやはり「実験」の域は免れ得ない。 楽器同士の距離を離し、1st.Vnを右に置く(ライナーによるとメンデルゾーンもゲバントハウスでやったそうだが)など独自の配置で楽器間の音が混じり有った音を主に録音している。よって、音が適度に混じり合っ間接音を遠くで聴いている感じになるが、ホールの2階、3階の安い席で聴いている感じがする。 良いところは音に刺激的なところが無いので、本を読みながら、作業をしながらなど何かをしながら聴くBGMとしては良い。 ただし、オーケストラの楽器群の輪郭はぼやけているのでたたみかけるようなスケルツォ、ザラッとして骨太の自然を感じさせるブルックナーを期待すると肩すかしを合う。 また、小編成オケと楽器間の距離が遠いためなのか、最終楽章などで散見されるが、楽器間のアンサンブルが崩れると破綻箇所が目立つ。 音楽とは関係ないが、ケースジャケットがかつてのフォンタナ原盤など使用していたフィリップスの廉価LPレコードシリーズ、ジャケットに曲や演奏者の解説が書いてあった黄色いシリーズ、が思い出させれて懐かしかった。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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