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ドヴォルザーク(1841-1904)

SHM-CD 交響曲第7番、第3番 チョン・ミョンフン&ウィーン・フィル

交響曲第7番、第3番 チョン・ミョンフン&ウィーン・フィル

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  • ★★★☆☆ 

    氷の丈二  |  山梨県  |  不明  |  2014年01月05日

    チョン・ミュンフンと言う指揮者とはどういう人かと手に入れました。 楽譜をトレースして行く様は合格なのですが、せっかくのウィーンフィルの音色が全く生かされていません。音量の強弱はあってもその演奏は、「えっ?ウィーンフィルなの?」と耳を疑いたくなります。それが彼の個性なのか実力なのかは未だ不明ですが、もう少し精進が必要かと思います。非常に教科書的な演奏ですので可ですが、ウィーンフィルと思って欲しくない、もったいない演奏です。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月31日

    本盤にはチョン・ミュンフンがウィーン・フィルを指揮して演奏したドヴォルザークの交響曲第3番及び第7番がおさめられている。このうち、第3番についてはチョン・ミュンフンについてはじめての録音ということになるが、他方、第7番については、エーテボリ交響楽団を指揮した演奏(1987年)に次いで2度目の録音ということになる。いずれも素晴らしい名演と高く評価したい。最近では、その芸風に円熟味が加わると同時に、いささか影が薄い存在になりつつあるチョン・ミュンフンであるが、1980年代後半から1990年代にかけてのチョン・ミュンフンの演奏は実に魅力的であった。本演奏でもそれが顕著にあらわれているが、この当時のチョン・ミュンフンの演奏に共通していたのは、ひたすら曲想を前に進めていこうとする気迫と、切れば血が噴き出てくるような生命力溢れる力強さであったと言える。それ故に、テンポは若干早めであると言えるが、それでいていわゆる上滑りをしたり、薄味の演奏に陥ることはいささかもなく、どこをとっても豊かな情感に満ち溢れているのが素晴らしいと言える。また、一聴すると、音楽がやや早めのテンポでごく自然に滔々と流れていくように聴こえるところであるが、随所にテンポの微妙な変化を加えたり、はたまた格調の高さをいささかも失うことなく個性的な表情づけを付加するなど、実に内容の濃い演奏を行っているのがわかるところである。そして、このようなチョン・ミュンフンの音楽性豊かな指揮の下、ウィーン・フィルが極上の美演を展開しており、演奏全体に適度の潤いとあたたかみを付加しているのを忘れてはならない。チョン・ミュンフンは、本演奏の後、ウィーン・フィルとともにドヴォルザークの交響曲第6番及び第8番の録音(1999年)を行うが、それ以後は録音が途絶えているところである。本演奏の素晴らしい出来具合などに鑑みれば、チョン・ミュンフンには是非ともウィーン・フィルとともに、ドヴォルザークの交響曲全集を完成させて欲しいと思っている聴き手は私だけではあるまい。録音は、従来盤でも十分に満足できる音質ではあるが、チョン・ミュンフンによる素晴らしい名演でもあり、今後はSHM−CD化、そして可能であればシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    オットー  |  山口県  |  不明  |  2011年02月09日

    イマイチ評価が高くないのはなぜ??ドヴォ7は神がかり的名演だと思う。3楽章をきいてみるがいい。冒頭の絶妙の「溜め」から,わっ!と音楽が湧き出すときのゾクゾク感は何度聞いても痺れる。いずれの楽章も速めのテンポ設定だが,決して焦って聞こえるわけでなく,また狙った感があるわけでもない。非常に自然体で好感がもてる。しかし自然体だからといって味気ないわけではまったくない。先ほど言った溜めやテンポの揺れは随所に見られるし,またVPOの音色がここでは非常に大きく貢献していると言える。なんと美しい響きなんだろう!私が聞いてきたこの曲の演奏の中で一番出来がいいと思う。セルよりもクーベリックよりもケルテスよりも私は好きだ。非常に洗練されたドヴォルザークだと思う。だからドヴォルザークのローカルな色を好む人には向かないかもしれない。ローカル色はVPOの豊艶なネイロでかき消されている。そこが私は好きだなあ。ドヴォ3はふ〜んって感じだな。マイナーな曲。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年06月20日

    チョン・ミュンフンは出世舞台であるバスティーユ歌劇場音楽監督に就任する前にGSOを指揮してドヴォルザークの交響曲第7番(1987年録音、タイム@10’49A10’16B7’23C9’07)や第8番(1989年録音、トータルタイム37’23)を録っていますので本盤VPOとは夫々再録ということになります。さて、私は本盤に入っている2曲の内第7番を聴く機会がありましたのでその印象をメモいたします。1995年の録音でタイムは@11’03A9’58B7’00C8’56と前回GSO演奏分とは変わっていないのですが第7番と言う余り取り上げられない曲に再チャレンジしているからにはきっとそれなりの自信・確信がある録音なのでしょう。第1楽章民舞曲風のテーマがVPOの美しい弦に乗ってスタート、そして牧歌風の第2テーマでは小鳥の囀りのように管がちよっかいを入れます。展開はこの二つののテーマが交互に表れチョンのコントロール上手が聴かれます。テーマのピークはVPOが自然と導くようでフィナーレは管弦が華やかに盛り上がってホルンが遠くで聞こえて探るように静かに終わります。全体この曲の第1印象を決める楽章としての穏やかさは第8,9番よりいい面がありその辺りをチョンは強調している如くです。第2楽章コラール風管楽器を受けて弦合奏、不安的要素影が過ぎりますがすぐ解消、ポイントをつくホルンも効果的です。しかし不安と安らぎの長い楽章ではあります。親しみ易い民舞曲風の第3楽章ではVPOの当たりのソフトさが心地よいです。畳みかけもメリハリがあり素晴らしいです。最終楽章印象的なテーマスタートをするのですがややゴツゴツ感を出しそれが過ぎると穏やかな次のテーマが表れます。ブラームスの序曲か第3交響曲を連想させるパッセージもあり私はこの曲がもっと出世?する身近なものと思いました。このあたりもチョンの巧みさが感じられティンパニーの使い方も無視できません。先の二つのテーマが融合してエンディングに総動員でそれも早いテンポで持って行き最後は堂々ひっぱって曲閉じがなされます。所謂ボヘミア色といった感じはせずVPOサウンドに主に託した演奏で素晴らしいと思いました。冒頭述べたように第3番の方はパスしていますので当面OK以上ランクとさせていただきます。それはさておきミュンフンは何故ドヴォルザークに共感したのでしょうか、その色彩感なのか、民族感なのか・・・?(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    菅野茂  |  ドイツ  |  不明  |  2009年02月16日

    これは録音の当日、実際にセッションをウィーンのムジークフェラインで自分は聴いていた。 秀演であるが、クーベリックとバイエルのと同水準である。ノイマンとチェコとしかできないボヘミア的な風流はここにはない。 技術を克服し最低限の音楽性を確保すれば誰でもここまで行くというような見本である。日本のオケにもがんばってもらいたい。 そろそろまたスラヴ的なドヴォルザークを聴きたい。

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  • ★★★★☆ 

    MGG  |  東京都  |  不明  |  2008年11月14日

    3番目当てならお勧めする。他の演奏は聴いたことないので偉そうな事は言えないけど、ウィーンフィルが存分に魅力を発揮し(特にホルン!)それなりに“聴ける”曲になっている。1楽章など「青春の息吹」とでも名づけたい楽想だ。対して7番目当てなら特にはお勧めしない。1楽章の出だしなどオッと思わせる部分もあったが、全体的にはチョンのパワー全開とはなっていないと思う。が、ここでもウィーンフィルは十二分に美しい。

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  • ★★★★★ 

    PYY  |  横浜市  |  不明  |  2008年05月13日

    なんかイマイチ人気無いみたいですが、3番も7番も、この演奏で好きになったんですよね…私はお勧めします。

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  • ★★★☆☆ 

    プーやん  |  福岡市  |  不明  |  2006年01月15日

    少し上滑りの感はあるが、なかなか美しい演奏だと思う。ただ、7番はやはり師匠の方がいい。

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