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シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

CD 『エレクトラ』全曲 ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン、ヘルリツィウス、W.マイアー、他(2014 ステレオ)(2CD)

『エレクトラ』全曲 ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン、ヘルリツィウス、W.マイアー、他(2014 ステレオ)(2CD)

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    ファルスタッフ  |  奈良県  |  不明  |  2018年06月25日

    クナッパーツブッシュの得意演目だったエレクトラをクナッパーツブッシュの現代版たるティーレマンがどのように演奏するか興味があった。結果、クナッパーツブッシュ(断片が例のヴェニアスボックスに入っている)と比べても至極まっとうな演奏である。同曲の私の最も大切な録音はミトロプーロス ウィーンフィル盤であるが、あのような異常な緊張感は無いがこれはこれで十分以上の満足感が味わえる録音。主だったこの曲の録音は努めて集めるようにしていたが、先の方が書かれていたビシュコフ盤を買いそびれて入手不可になっているのが残念。

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2014年09月11日

    拍手入りライヴだが、ベルリン・フィルハーモニーでの演奏会形式上演なのでオーケストラが良く聴こえる。さしものDGも『トリスタン』『パルジファル』『指環』と三回続いたウィーン国立歌劇場での収録失敗に懲りたということだろう。『エレクトラ』の場合、ティーレマンは『ばらの騎士』や『アラベラ』のようにタメを作ったり、急に音量を落としたりといった手練手管なしに(もちろんこれらも彼の芸風の一部だが)、比較的ストレートに振っていて、シュトラウスのオペラでは最も好ましいと思う。ショルティからビシュコフまで(あまり話題にならないが、個人的にはビシュコフ盤は大推薦)、これまでの録音者の誰と比べても遜色ないが、シェロー演出の映像ディスクでサロネンの非常に新鮮な指揮を聴いてしまったので、諸手を挙げて絶賛とまではいかない。ヘルリツィウスは最初ピンとこなかったが、シェロー版の舞台を見て納得。マルトン、ポラスキのように声の力で押しまくるタイプではなく、女性らしい弱さを含めた表現としてなかなか説得力がある。過去の歌手ではベーレンスに近いタイプか? マイアーは声だけだと、さすがに衰えが目につくようになってきた。クリソテミス役は、声の力ではシェロー版のピエツォンカが上だが、キャラクターの表現としてはシュヴァーネヴィルムスに軍配。パーペはこういう役はダメだろうと思っていたが、意外な拾い物。オレストは、これから実の母親を殺すわけだから、それなりに心の闇を抱えた人物のはずだが、ちゃんとそういう風に描けている。

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