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フォーレ (1845-1924)

SACD レクィエム、ラシーヌの雅歌、小ミサ曲 クレオベリー&キングズ・カレッジ合唱団、エイジ・オブ・インライトゥメント管、フィンリー

レクィエム、ラシーヌの雅歌、小ミサ曲 クレオベリー&キングズ・カレッジ合唱団、エイジ・オブ・インライトゥメント管、フィンリー

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    chiakisan  |  静岡県  |  不明  |  2014年11月10日

     フォーレのレクィエムは、私にとって中学時代に初めてクリュイタンス盤を聴いて感動して以来、ずっと今まで自分の葬儀の時に流してほしい曲のトップに君臨している特別な曲で、多くの演奏を聴いてきました。中でもコルボの旧盤(ベルン響)が愛聴盤となっています。キングズ・カレッジの演奏も、その昔ウィルコックス盤を愛聴していたので、懐かしい思いでこの新盤を聴きました。  まずキリエのテンポの速さに驚き、次の奉献唱がいきなりバスのソロで始まり、そのまま合唱なしに終わったのには一瞬、目が点になりました。(通常の奉献唱は、最後に付加されていましたーやはりここは合唱部分がいかに感動的かが逆に印象づけられます)  しかし、聴き進めていく間に、教会独特の豊かな響きと少年たちによるソプラノパートの清澄で安らぎに満ちた歌声に魅了されていきました。奉献唱以降は、版の違いもそれほど気にならず、むしろところどころに新鮮な響きが聞き取れ、新しい発見があります。  何より、教会の豊かな残響がSACDならではのFレンジの広い潤いのある音質で眼前に展開する臨場感や雰囲気のよさは特質もので、いつの間にかフォーレ独特の優しさと慈愛にあふれた天井の世界に引き込まれていく心地よさを感じます。  この曲のファースト・チョイスとしてはいささか特異な演奏かもしれませんし、葬儀の時にこれを流して、とはならないかもしれませんが、慣れ親しんだこの曲の新しい面を垣間見るには格好の一枚になると思います。いままで聴きすぎて食傷気味の向きには十分お勧めできるレベルの高い刺激的な演奏といえます。

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