交響曲第4番、第2番 ケント・ナガノ&モントリオール交響楽団
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2019年01月03日
ナガノの音楽性が色濃く反映した名演 偶数番号の組み合わせという世上最も注目されないベートーヴェン・シンフォニー集において その音楽の美の特性を自然にしかも印象深く著した演奏の稀有な例となった デュナーミクの差を最大限に示して聴衆を惹きつける演奏をナガノはしない だから弱奏部が実にクリアで多くを語り出す しなやかな歌い口は人格を反映していると思えて仕方がない 語るが如き奏でから私たちは詩と真実を聴き取る事になる 2番4番共にベートーヴェンが1817年に書き加えたメトロノーム・テンポを遵守している ではせかせかした前のめりな演奏かと言えば然にあらず ピリオド奏法は消化され熟れて音楽の生命力となっている 欧米のオーケストラはもうここまで行ってしまった 世界の片田舎日本のオーケストラの将来は暗澹としている 世界を転々とするナガノに失望しかけていたが やはりケント ナガノは只者ではない 遅ればせながら あなたも如何2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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newtown304 | 埼玉県 | 不明 | 2014年12月05日
4番、第二楽章のティモシー・ハッチンスのフルートに聴き惚れます。 一連のベートーヴェン交響曲全集、既に発売されている7曲と、今回の2番までは、特に感じ入ることもなかったのですが、最後に来て本領発揮! もしハッチンスがいなくなったら、モントリオールは、ミック・ジャガーのいないローリング・ストーンズみたいなもの、これからも末永く活躍して欲しいものです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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