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ブラームス(1833-1897)

CD ブラームス:交響曲第3番、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 エリシュカ&札幌交響楽団、石川祐支

ブラームス:交響曲第3番、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 エリシュカ&札幌交響楽団、石川祐支

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    JCS  |  神奈川県  |  不明  |  2016年01月21日

    ドヴォルザークも素晴しい!まつたく嬉しいです、こんなに素晴しい演奏で。録音もとてもキレイ。うちのそんなに立派でない装置でも、とても清潔な音がしました。皆さんのレヴューを読むと、指揮者への感激、札響への感激、Kitara といふホールの感激に満ちてゐますね。お幸せです。  素人の妄言かもしれませんが、音楽家のなかで大人物と思ふのはバッハ、ベートーヴェン、それとヴァーグナー。ブラームスやドヴォルザークはそれ程とは思へないなどと言つたら、怒る人もゐるかも。しかしベートーヴェンに取り組む演奏家には、相応の器量が必要で、さういふ人物が後者をやると、やり過ぎとか、ずれたりとか、何かはみ出して違つたものになるとか、そんなことを感ずることが自分にはあります。しかし、このドヴォルザークにはそれがまつたく無くて、それで音楽に無理がなくて、そのため今までピンと来なかつた箇所が、驚きと共に実によく分かり、どこを聴いてゐても、終始親しく心に触れてくるやうでした。  チェロはオケのトップの方ださうで、もちろん迫力も気合もありますが、指揮者の指導もあつて(とライナーにもある)オケと気張つて対決したりは、全然してゐません。この曲でさうした演奏は聴いたことがありませんでした。器量とさうしたあり方が相俟つて、そして母国で13年間もドヴォルザーク協会の会長を務めたといふ指揮者の丹念な理解と愛情によつて、この演奏が特別なものになつてゐるやうに感じました。まつたく嬉しいです。  札響の指揮者に対するとても素直な信頼と尊敬も感じ、さうでなければ、この演奏は成らなかつたと思ひます。我々日本人が、長年これらの音楽に接して来た理解や愛情が、名演奏の土台になつてゐることも間違ひないと思ひます。たうとう欧米のオーケストラとは違つた美しさが、ここにも現れてきたと思ひました。

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    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2014年12月21日

    ブラームスが素晴らしい。冒頭から気宇壮大であり、第一楽章の主部から最後まで、音楽に張りつめた気力とテンションが素晴らしい。これはまさにアレグロ・コンブリオである。中間楽章の繊細な歌の表出も見事。終楽章も音楽は推進力を失わず常に前進する。それでいて、エリシュカ独特の内声部の表出も聞かれ、聞きなれたこの曲の違った魅力が現出する。ドヴォルザークも、バックのスケールが大きい。ソロの石川祐支は、札響の主席ということだが、でしゃばらず、さりとてオケに埋没せず、なかなか音楽的に聞かせている。録音も、札響の響きを十全にとらえており、ソノリティも分厚く、「日本のオケ」という但し書きはもはや必要ない。当然、全集になるべきである。

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