交響曲第5番、亡き子を偲ぶ歌 テンシュテット&北ドイツ放送交響楽団、ファスベンダー(1980 ステレオ)(2CD)
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Greenboy | 兵庫県 | 不明 | 2022年11月09日
凄え演奏だ、やっぱ、テンシュテットのマーラーは。5番は、ロンドンフィルの3種も、それぞれに素晴らしい。 この’80年、北ドイツ放送響(今、エルプフィルに)のライブも命掛けの大演奏。私は、1番生々しいと思う。ブートレグの1番、2番も、冒頭から血しぶきの様な凄まじい音に圧倒されましたが、この5番も、トランペットソロから同様、更に大音響で背筋が凍る。エグい、心、肺腑掻きむしられる。ここまで極端、濃厚に、丹精込めてマーラーのイカレ具合、愛憎を引き出し、音楽に出来たのは、テンシュテットに、バーンスタイン。以後、現れていない。 (北ドイツとの蜜月は短かったけれど、最近、’92年のライブを発見!) 聴き終わった充実感と、迫り来る恐ろしさ。 本当の音楽が、今も、聴ける有り難さ。 武器、ミサイル、核兵器、戦争に抑圧、操作。まっぴら御免だ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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