交響曲第9番〜ジョーセフソン版フィナーレ付 ジョン・ギボンズ&オーフス交響楽団
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年10月09日
トラッペットの音楽だ それが”未完のフィナーレ”復元版の第一印象だった だが実際トラッペットの下降音階テーマが登場するのは 虫食いのように空白だらけのスコアを見てみると フィナーレが180小節も進んだ頃なのだ 呼びかけと応答を繰り返しながら生成されるカオスの中に射す一条の光のようにトランペットが進入してくる 神々しいまでに美しい 魂を救済する愛のようだ ヨゼフソン版のフィナーレそしてギボンズ&ASOの演奏が見事だ その”光のトラッペット”が生かされている 当然オーケストラの1パートとしてトラッペット音は随所に使用されているのだが オーケストラのマス・トーンに溶け込ませて突出させない 通常”第9”として演奏されている三楽章も小気味の良い音運びで爽快にして味わい深い これは注目されなければいけない成果だ お聴きになっては如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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コピーマスター | 千葉県 | 不明 | 2015年10月26日
珍品の4楽章目当てだったが、1楽章を聞いておやおやとても素晴らしいではないか。デンマークのオケ、イギリスの指揮者、アメリカの音楽学者がコンパイルしたフィナーレ付き。謎なパッケージデザイン。・・・売れないディスクかもしれないが、中々よい。ところで、4楽章は割とおとなしく、ラトルの激熱路線とは対極的だ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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