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Martinu (1890-1959)

SACD Violin Concerto No.2, Toccata & Due Canzoni, etc : I.Faust(Vn)Tiberghien(P)Belohlavek / Prague Philharmonia (Single Layer)

Violin Concerto No.2, Toccata & Due Canzoni, etc : I.Faust(Vn)Tiberghien(P)Belohlavek / Prague Philharmonia (Single Layer)

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    ブルノのおっさん  |  北海道  |  不明  |  22/January/2019

    この頃、本家スプラフォン以外のレーベルでも録音が増えてきたマルチヌー。これも、チェコ国内にとどまらず広く活躍したビエロフラーヴェクのおかげと言えるかもしれません。さて、ハルモニアムンディから出た本ディスクは、音質が良く、特にコンチェルト2番の演奏の素晴らしさが優秀な録音と相まって非常によく伝わってきました。決して録音の多いとはいえないセレナード2番も、こじんまりとした編成のはずなのに、すごく音の広がりが大きくて豊かな印象。トッカータと・・・は、数ある録音の中でも特に弦楽の儚いメロディーが極めて美しく仕上がっている演奏です。マルチヌー・ファンはもちろん、近年著しい活躍を見せるイザベル・ファウストのファンの皆さんに対してもおすすめの1枚です。

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  09/December/2017

    チェコ人でありながら異邦人として生涯を終えたマルティヌーからはコスモポリタンと呼びたくなる色合いをどうしても感じてしまう 民族や文化の残影を曳いていない音楽に出会うのは難しい マルティヌーの音楽からは許された自由を感じる それは開放感を振りまくと同時に不安感を孕んでいる 言い換えれば 浮遊あるいは飛行は無限の可能性を予感させるが上下の別さえなくどこへ着地するか知れない恐怖を纏っている 由って来るところが知れず行き着く果てが見えない宇宙空間に放り出されたような孤独を味わう それはマルティヌーの心そのものだったのではないか だからか あんなに多作だったのでは‥ ここには3楽章からなる三曲が並ぶ 大変に興味深く味わい深い ”セレナーデ”もいくつも書いている ”第2番”は’32年に書かれた三曲の一つで2VnとVaによる小品だが漸進的で美しい ファウストの独奏を得て”第2Vn協奏曲”を聴く 夢幻の淵を辿る旅は終わらない ビエロフラーヴェク&PPの秀演は”トッカータと二つのカンツォーネ”で白眉を迎える ピアノのオブリガードを伴ったオーケストラ曲は決してP協奏曲ではない バーゼルCO創立20周年に献呈された三楽章からは多層民族国家アメリカ的なるものが聞こえ 加速度化して止まらぬ歯車が覗く 堪らなくなって牧歌的なるものの幻影が這い下りてくる だが無機的な風がどこからともなの吹き込む 怖いけれど面白いこの音楽お聴きになっては如何 

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    MusicArena  |  神奈川県横浜市  |  不明  |  25/October/2008

    音質はシングルレイヤーCDとしてはトップクラスの出来映え。オケは割と小さな編成でありながら(弦は8-6-5-4-3)各パートのディテールを余すことなく捉えており、もっと大きな編成かと思わされるもの。漆黒の背景に静かに深く展開するサウンドステージに、しんしんと浸透していく楽器群の響きは鳥肌ものだ。 特にVn-Conでは極低音のグランカッサが驚くべき鮮明さで捉えられており、これはDSDっぽい音作りである。このグランカッサの風圧をどこまで再現できるかがこのCD再生の一つの鍵と言えよう。もう一つの鍵はVnソロであり、中庸の位置で啜り

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