交響曲交響曲第7番、ウェリントンの勝利 ハーゼルベック&ウィーン・アカデミー管弦楽団(日本語解説付)
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leonin | AUSTRIA | 不明 | 2021年03月20日
ベートーヴェンのみならず、同時代の作曲家、プレイエル、ドゥシェクにも取り組むという興味深い録音集である。ベートーヴェン以外の作品に触れられるものである。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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海尾水 | 神奈川県 | 不明 | 2021年03月05日
古楽系では意外にもヴァイオリンが対向配置ではない。これは初演時の配置なのだろうか。よって、終楽章終結部での効果は減じてはいる。演奏スタイルは最近のキレ重視ではなく、厚みにシフトしたやや落ちついたもの。そもそも外面的な効果は狙っていない質実剛健なものに感じた。自動トランペットが入った妙な曲が収録され面白味もある。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2016年06月09日
とにかくこの人は、興味ある、刺激的と言うか面白い古楽作品を沢山出している。とうとうベートーヴェンの交響曲。トルセク編曲の冗談音楽っぽい作品と、ウエリントンの勝利という組み合わせ。初演当時の場所でという企画。演奏は至極真面目で丁寧、スケールもある。でも、今一つ、エンターテイメントに欠ける様に感じた。古楽界のサラブレットとなって、ウイーン・アカデミーと共に、クラシック界を席巻するか、要注目。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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よっちゃん | 東京都 | 不明 | 2016年04月10日
ハーゼルベック&ウィーンアカデミーのベートーヴェン第7番ですが、ピリオドオケの最大の長所でもある音のセパレーションが気持ち良いくらい際立っており、、録音技術も大変優れており、モダンオケにも負けないくらいの音量があると思わせる迫力満点の演奏は前作「第一番・二番」同様絶対に買いですね! 若々しさと大迫力が同居した演奏と例えたらいいのでしょうか、とにかく一度聴いてみてください。 個人的にはブリュッヘンのベートーヴェン全集を超える可能性大だと思っています。今後のシリーズの発売に大いに期待したいと思います。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2016年02月13日
音楽は誰のもの 大衆のものだとあらためて高らかに謳歌したその日を 音響によって復元した”演奏会”がここにある ハーゼルベックらの試みは豊かな実りとなって眼前に現れた 200年前ウィーン大学旧講堂で開かれたナポレオン戦争戦傷者救援の事前演奏会で演奏した音楽を現代に残る同会場で演奏したものだ 当時の楽団編成と楽器そして奏法も復元された そこから何が聞こえたか それは紛れもない豊かな創意が生んだ音楽の生成する瞬間の喜びだった 演奏する者聴取する者双方の内奥に広がってゆく無辺のフィールドに新たなステップを踏んで音楽が花を咲かせていく 驚きに目を見張りながら身が浮きたつのを抑えていなければならない 今傑作誕生の瞬間に立ち会っている自覚が胸を内より突き上げてくる それにしてもなんという美しい響きだ 刺激的な強打響音など一度として用いない 音響の消え際まで明瞭で音の粒が立っている ’舞踏の権化’の比喩を初めて音にして聴かせた演奏だ 戦争交響曲がこんなに豊穣な創造力によって書かれていたと初めて知った ここに史上最も価値あるレコードがある ベートーヴェンを知らず生涯を終える人があると思うと居ても立ってもいられなくなる 衷心より推薦する2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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