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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第8番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(平林直哉復刻)

交響曲第8番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(平林直哉復刻)

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    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2016年03月29日

    ・・・ かつてドナルド・キーン先生は、日本のある音楽評論家が、小澤征爾先生の指揮による新世界交響曲をブラインドで聴いて、その悠然たるテンポから指揮者はチェコ人に違いないと断言したという話を紹介し、表層だけで指揮者の国籍など分かるはずがないのにそういった評論がまかり通ることの奇妙さに触れておられました。一方でやはり現在のようにオーケストラが国際化していない時代には、たとえばブーレーズ先生も昔のバイロイトでは勝手にオーケストラがコブシをつけてしまうので、それを取り除くのに苦労した、などということがあったなどという話も耳にします。かつてはそういったローカル色があったことも否定はできないのでしょうね。ムラヴィンスキー先生のレパートリーの中では極めてマイナーなブルックナーでも、有名な第9番の演奏では、いやがおうにも金管などに西側のオーケストラにはない癖が聴き取れ、違和感があるのですが、この第8番にはほとんどそういった違和感は感じません。実はこの録音の存在することは知ってましたが、私にとっては幻の演奏でした。今回初めて触れて、録音の聴きやすさ(グランドスラムの復刻の素晴らしさ)に感激しておりますが、同時に恐れていた(期待していた?)西欧との違い、違和感、ブルックナー演奏としては好事家向きの異端、といった要素の低さ、ロシア臭の無さ、に驚きました。ムラヴィンスキー先生の峻厳さはそのままに、本当に純粋に、これは何よりもまずブルックナー第8番の普遍的な素晴らしさが表現された盤です。

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    なおぷー  |  新潟県  |  不明  |  2016年03月26日

    平林先生の制作なさるCDはどれも素晴らしくて、一枚一枚がカロリー満点だ。音楽を聴いた!という確かな充実感があって、こういう時間のために自分は生きているのだと改めて実感する。ムラヴィンスキーのこのCDも生涯の宝になりそうだ。まず、音が本当に良い!空気感まで伝わってくるような録音で、一気に全曲を聴くことができた。ブルックナー初心者の私でも夢中になって聴けるのだから、ぜったい間違いない名盤だ。演奏は全体にきびきびして引き締まっており、私はこういう演奏が好きだ。本日現在レビューの投稿がなかったのが意外で、詳しいマニアの方のご投稿を心待ちにしています。

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