交響曲第1番 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2018年06月18日
正直、私は、かつて、バレンボイムさんの演奏、好みませんでした。スイトナーさん支持の人でもありますので、バレンボイムさん指揮のシュターツカペレ・ベルリンの演奏を聴いても、フルトヴェングラーを尊敬、何処が?と、げんなり、してしまう口でした。 ところが、West-Eastern Vidan Orchestra や、最近の室内楽での活動、発言、そして、お得意のワーグナーや、特にシカゴ響辞任後、シュターツカペレ・ベルリン等の演奏を聴くにつけ、スケールの大きい、確固たる信念を持った、天才、音楽家だとようやく理解するに、至りました。 このエルガーなど、スイトナーさん、東独時代なら、あり得ない演奏ですが、インターナショナル化したとは言え、ドイツのオーケストラに、若い頃、イギリスで学んだエルガー、元からイギリスだけの音楽ではもったいない、高貴さに、重厚さを備えたこの曲、或いは、2番、ゲロンティウスの夢(ベルリンフィルでも、ラトルを差し置いて、演奏した)でも、その神髄、バルビローリや、トムソンに迫る、情熱、愛の演奏を披露しています。セッション録音のせいか、もっと、濃くてもいいと、思う位。シュターツカペレ・ベルリンとのブラームス全集も大いに期待!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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