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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(1942)(平林直哉復刻)

交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(1942)(平林直哉復刻)

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  • ★★★☆☆ 

    karayanus  |  UNITED KINGDOM  |  不明  |  2023年07月09日

    そもそもフルベンの第九は作曲者の意図を無視した編曲であることをどれ程の方が認識しているのであろうか。こうした誇大妄想的な演奏が戦前戦後の一時期に流行ったということ。フルベンの本質は”演奏効果”。これに尽きる。大音響は会場の天井が抜けるかと聞いた方が書いている。弱音はいくら小さくしてもフルベンは納得せず、引く真似をしたらOKが出たと宇野が書いている。そしてこれ程のダイナミズムはレコードには記録できないから、想像で補って聞くべきだと。正に宗教的洗脳者の末期症状で救いようがないと当時思った。強弱と同時に緩急もフルベンの効果で第九の終末とベト7の3楽章中間部の止まりそうなテンポ。後期ロマン派である。緩急を強烈に付けた演奏である。但し私もフルベンファンであるが、おかしな狂信者と一緒にされては困る。フルベンのCD等はほぼ収集しているが、彼が最高の指揮者であるはずがない。ドイツ音楽以外振れないし、イタリアオペラに関しての理解はゼロ。オテロはドイツ音楽と変わらぬ容赦ない大音響で、カンタービレを効かせたカラヤンと比べようがないほど稚拙である。宇野によりフルベンの評価は私には大分落ちた。そもそも音楽評論家は音楽の素人である。一部畑中先生等音楽家がアルバイトで評論されるが、大半は執筆はプロだが、音楽は素人である。 さてこうした私家版はピッチは大丈夫か。BPOはスカラ座(445Hz)やWPO(446Hz)を上回る最高音の447hzである。本来は440Hzであり、だからNYPはやや低く聞こえる。NBCは442.フルベンよりトスカニーニが5Hzも音が低いって恐らく殆ど知られていない。平林さんは同世代だが、大丈夫だろうか。 昔レコ芸で誰かマニアがフルベンは435hzと書いていて否定意見はなかった。こんな出鱈目を書いても分からないが、だからレコ芸は終了となったのであろう。

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  • ★★★★★ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2023年06月22日

    この演奏はEMI盤とセレナード盤を所有。EMI盤はひどい。ユニコーン原盤シリーズで最悪ではなかろうか?セレナード盤は段違いにいい音。このエルプ盤もセレナード盤ほどではないがいい音質である。

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  • ★★★★★ 

    黒にんにく  |  千葉県  |  不明  |  2022年10月15日

    まず初めに、これは平林さんの2022年リマスター音源のレビューです。 いいと思います。 テープをマスターとしたものでは、これまでで最高の音質ではないでしょうか。 奥行き、臨場感が感じられ、弦は艶やかで、ティンパニは芯のある重厚な音質。 全体的に中低域が分厚い。 フォルティッシモでも、一つの楽器が突出することなく、 全ての楽器が一体となって爆発し、うねる。 それが作為的ではなく、非常に自然。 余程状態の良いマスタ・テープを使用したのか? 板起こしで良い音質のものもありますが、 やはりプチプチ・ノイズの無い、テープ・マスターで優れた音質のものが、やっと出てきたことは嬉しい。 平林さんのものではグランドスラムの前身、 CD-R製『serenade』の音質が非常に素晴らしく、 『グランドスラム』になってから首を傾げるものが多かったが、 これは素晴らしい。 平林さん曰く『高品質のテープにプリントしたものを新たに取り寄せ、それを録音スタジオに持ち込み、全行程をプロ用の機器でマスタリングを行いました。』とのことで、 これと同じ制作工程で、次に1952年VPOとの『エロイカ』がリリースされますが、 非常に楽しみです。

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  • ★★★★★ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  2019年05月04日

    「何も足さない、何も引かない」というグランドスラムのコンセプトを反映した素直な音で聞くことが出来る。残響を付加したり、音質を加工しているメロディア盤などと比べると、こちらの方が音が柔らかくて聞きやすい。とはいえ戦前の録音であるから、1942年の録音にしては上出来とはいえ、元のテープにある強奏部分での歪っぽさや混濁はそのまま残っている。あえて化粧せずにそのままにしたのは見識だろう。オリジナル録音の限界を承知の上で評価すれば、大変よくできたリマスターだと思う。この演奏を聞くならグランドスラム盤はファーストチョイスになるだろう。

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  • ★★★☆☆ 

    HQ  |  愛知県  |  不明  |  2017年03月20日

     1年近く聞き込んでみましたが、やはり音が悪い印象は拭えません。 本アルバムの使用音源「Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)」は、保存状態が良いようです。 テープの伸びによるふらつきは、ほとんど感じられません。テープヒスノイズもありません。  『おそらく、これほど細部が明瞭に聴こえ、なおかつ腰のしっかりした再生音は他にあまりないと思われます。』との記述から大きな期待を持ち、 購入にいたりました。また、本品には『かつてないクリアな音質で蘇る!』の表示もあります。会場の雑音(軽い咳払い、物音)も時折聞こえ、明瞭な原音であることは程度理解できます。管楽器や弦楽器の単音は綺麗ですが、やはり盛り上がり部分、音圧レベルの高い部分での「潰れる音」や「混在する音」は聞き苦しい。  具体的には、   第一楽章は、ティンパニー単独の音は悪くないのですが、バスドラムの音になると潰れがひどい。爆音でもある。 当時の録音機材もしくは録音技術の限界なのでしょうか。   第二楽章は、冒頭のティンパニーの音がより締まったように聞こえる。やがて耳がなれた事もあり、音が普通(綺麗に近い)にも聞こえる。   第三楽章は、本演奏中もっとも綺麗であり、演奏の質の高さが伝わる。   第四楽章では、ソリストを個々に聞き取ることはできるが、やや距離感を感じる。コーラスに広がりはない。再びバスドラムの強烈な打音が入り、コーラスの音の割れもある。決して綺麗な合唱ではない。録音の悪さがよみがえる。  1942年3月演奏の録音CDをすべて聴いた訳ではありませんが、このあたりが、この演奏録音(CDアルバム)の限界だと感じます。  また、ライナーノーツには『プローべでのフルトベングラー』と題した7ページに及ぶ『フルトベングラー:道程と本質』からの引用(翻訳文)が記載されています。 本CDの購入者たちの興味は、別のところにあると思います。  1942年3月の演奏録音を収めたCDは他にも販売されています。 また、1987年にモスクワ放送から自由ベルリン放送(SFB)へ一連の音源のコピー(38cm/sテープ)が送られた事実は、大方知るところです。  たとえば、『なぜ今このCDを発売に至ったのでしょうか』、『先のコピーと本CDの音源であるPrivate archive音源とはどのような繋がりがあるでしょうか』などです。 購入者の方々はそのようなことをライナーノーツから知りたいのです。  以上、1942年3月第九『レーベル:Grand Slam *cl* 、カタログNo:GS2146、2016年03月31日発売』について記しておきます。  なお、本品に対する投稿に〔2016/04/15 (金)〕『トネリコ』 さんものがあります。これは、『1942 エルプ再生(カタログNo:ALT165、レーベル:Altus *cl*)』にもリンクしていますが、内容から本CDに対するものだと理解できます。しかし、〔2014/01/19 (日)〕『ドンナー』さん、〔2013/05/19 (日)〕『馬羅』さんの投稿は、投稿日を参照すると『Grand Slam *cl* カタログNo:GS2146』 の投稿ではないようです。  商品の発売日と投稿日を照らし合わせれば、概ね避けられますが、購入検討時に誤解を招く恐れもあリます。注意が必要です。ここでは、演奏に関連付けた表示ではなく、このアルバムに対して投稿した記述のみが投稿として表示されるべきであると思います。

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  • ★★☆☆☆ 

    トネリコ  |  東京都  |  不明  |  2016年04月15日

    オタケン盤の鮮明さにはおよばない。最近、グランドスラムの38cmテープには失望させられることが多い。ブランドの信用を大切にしてください。

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  • ★★★★★ 

    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  2014年01月19日

    非常にクオリティの高い音質を誇っていると思います。VSG盤を使った復刻盤では、日本のVENEZIA盤を持っていますが、それ以上の出来だと思いますが、現在、愛聴している聖火盤を使ったオーパス蔵のCDより優れたものとは思いませんでした。いずれにしろ、この平林盤とオーパス蔵盤で私は満足です。最新の復刻盤ということでお勧めしたいと思います。

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  • ★★★★☆ 

    Theta  |  AUSTRALIA  |  不明  |  2013年05月31日

    前回のシリーズでは奇妙な音作りに困惑しましたが、新シリーズのライナーノーツに記された制作者中山氏の解説を読んで納得。以前のレーザープレーヤーは強力なノイズフィルターが内蔵されていたとのこと。そのフィルターを取り外した新しいプレーヤーで採取された本盤。確かに良くも悪くもLPそのまんま、素の音、という感じで遥かに好感が持てます。ただ、おかげで復刻に使用した盤があまり質の良いものではないことも露になってしまった感があります。また、2チャンネル再生も疑問です。モノラルのLPをステレオカートリッジで鳴らした時と同じように、左右から同じノイズが発生し、絡み合って実に不快な効果を生じます。いくつか苦言を呈しましたが、状態の良い盤でほかの音源もこの新しいプレーヤーを使用して復刻されるとすれば、今後はこのエルプ再生シリーズ、大いに期待できそうです。

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  • ★★★★★ 

    馬羅  |  愛知県  |  不明  |  2013年05月19日

    私も3月と4月が判別できず、何種類か安いCDを持っていますが、音質的にはお風呂場みたいなボワ〜ンとした物がほとんどです。この平林復刻は、音がしかっりと引き締まっており、Gottでのティンパニの迫力も見事です。フルヴェンの第9のなかでも、バイロイト盤に負けない鬼気迫る演奏で、しかも造詣の崩れが少なく合唱の素晴らしさもあって個人的には好きな盤です。戦時中によくこんな音が録れたと思ったら、テープが78cm/sと戦後よりもスペックが高かったと知ってなるほどと感心しました。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年01月05日

    フルトヴェングラーの「合唱」は有名な1951年バイロイト版の他に何種類かの演奏がCD化されており種々彼の演奏のバラエティを楽しめますが私は以前そのバイロイト版と本盤演奏である1942年BPO版をLPで聴き比べたりしておりました。BPO版はアメリカエベレスト盤(レコード表記タイム@16’33A9’38B19’25C23’24)で録音もソース次第なのか芳しくなくても戦時下の緊迫したものが窺われ、全体に即興的なところが活きタイム的には短めで第2楽章の気迫や終楽章のクライマックス・・オケ、合唱の集中度とスピードは乱れつつ怒涛と流れて行く有様はモノラルだけにもの凄く、一つのライブ演奏芸術としては素晴らしいものです、こうなったら録音の良否(CDもいろいろ本盤含め復刻盤が出ています・・・)より演奏そのものを素人ながら書き込みたくなった次第です。とは言うものの本盤はエルプによる再生復刻で私も手元のLPでCD化されていない物を何枚か専門業者にエルプ再生復刻をしてもらいましたが確かにレーザーなので針音がなくLPの深みあるサウンドが楽しめていることを参考までに付記しておきますね。さて、1942年BPO録音盤でも3月演奏と4月演奏のものがあり3月の本演奏別盤タイム目安をメモしますと1942/3分は@17’11A11’22B20’03C24’32で、かたや1942/4分は@17’06A11’29B18’59C24’09で若干差があるもののそれよりも先述のレコード表記タイムと楽章・トラック間の多少の経過タイム或いは編集上の問題(再生スピード、欠落等)はあるとしても特に第2楽章が異なるのは面白いですね。ここでは1942年のフルトヴェングラー/BPOの「合唱」と割り切って演奏に対する感想を述べさせていただきました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    I.I.  |  浜松市  |  不明  |  2009年01月18日

    私はこのCDでは100HZを5db下げるほうが実際の音に近いと思っています。そうしないと4楽章の最後のPrestissimoがただの音の塊になってしまうほか、天からの啓示であるAndante Maestoso の入り口が力みを感じるものになります。(トーンコントロールで調整すれば十分でしょう)。第九演奏史上まれな、自由闊達な力みのない、戦争の憂鬱などこの際ぶっ飛ばしてしまおうという雰囲気が伝わってきます。

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  • ★★★★☆ 

    I.I.  |  浜松市  |  不明  |  2009年01月18日

    EMI(CLASSICS)2DJ-4733と本CDとの比較ですが、歴史遺産としての参考資料の用途に対して実際に聴いて楽しむ用途という大きな差があると感じました。実は私も誤認識していたのですがこの演奏は1942年3月の実況録音で、4月のヒットラーの誕生日を祝ったDVDとは別の演奏です。この演奏では3楽章の第一ファンファーレの手前でホルンが1拍早く出てしまいます。これをこのときにナチスの高官が入場したためホルン奏者が取り乱したためと独自に解釈していました。これを録り直して商品にしようとしなかったところが実におおらかです。

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  • ★★★★★ 

    ケルビーノ  |  浜松市  |  不明  |  2009年01月11日

    甘いかも知れないが、最高にした。東芝盤とデルタ盤よりは聴きやすい音質に仕上がっている。第3楽章が良い音である。1942年と言う条件では上出来と言うべきである。ティンパニのフォルテシモも意外に鮮明だった。第4楽章の一部だが、コレは映像でも確認出来る。第4楽章の後半で音質が落ちるのは元の録音のせいだろう。 エルプ再生はヘッドフォンやスピーカーとの距離が近い人には、大きなメリットである。

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  • ★★★★☆ 

    ヴォータン  |  神奈川県  |  不明  |  2009年01月10日

    演奏は文句なく素晴らしい。肝心の音は針音がなく、盤起こし系では聴きやすくなっているが、音がぼやけており、細部が明瞭でないのは、音源となったLPの素材のせいかも知れない。またこの録音特有の強奏部のヒステリックな音はそのまま。最近のこの録音の復刻では、オタケンの方が勝っていると思う。エルプのターンテーブルで、VSGとか青大聖火レーベルLPを鳴らしてみたらどうなるのだろうか。それをお願いしたい。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年01月10日

    フルトヴェングラーの「合唱」は有名な1951年バイロイト版の他に何種類かの演奏がCD化されており種々彼の演奏のバラエティを楽しめますが私は昔このバイロイト版と本盤演奏である1942年BPO版をLPで聴き比べたりしておりました。BPO版はアメリカエベレスト盤で録音もソース次第なのか芳しくなくても戦時下の緊迫したものが窺われ、全体に即興的なところが活きタイム的には短めで第2楽章の気迫や終楽章のクライマックス・・異常なフェルマータや追い込みオケ、合唱の集中度とスピードは乱れつつ凄く、一つのライブ演奏芸術としては素晴らしいです。

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