Symphonies Nos.5, 6 : Mravinsky / Leningrad Philharmonic (1968, 1967)(Hybrid)
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fuka | 東京都 | 不明 | 13/February/2017
プロコフィエフの交響曲は晦渋な部分もあり必ずしも聴きやすいとはいえないと感じていましたが、少しがまんして聴きつづけていますとやはり天才の書いた作品だけあってすごく面白くなってきました。特に第6なんてコンサートで聴くチャンスはあまりありませんが、代表作なのかもしれません。最初の2楽章に人間的なつぶやきと雄大さを感じられるようになります。3楽章には彼らしいロコモティヴな楽しみがありますが、終結部の締め方はこのムラヴィンの演奏に一日の長があるように感じました。第5は他に多くの録音があり、カラヤンの演奏はこのムラヴィン盤とは全く異なります(面白いですよね。ショスタコの10番よりももっと両者の差は広がります)。リマスターのせいか録音に奥行きがあり音楽の深みがさらに増したように聴こえます。第1・3楽章はほんとに素晴らしいと思います。第4楽章も軽すぎずそれまでとのバランスが取れていると感じます。ゲルギエフのライブ演奏もまたムラヴィンとは随分異なるテイストで、私はそれはそれで楽しんでいますが。2 people agree with this review
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