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SACD 『モンセラートの赤い写本』 ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXXI、ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ

『モンセラートの赤い写本』 ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXXI、ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ

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    スヴェートル  |  北海道  |  不明  |  2018年01月28日

    本盤は、モンセラート巡礼歌の数ある録音の中でも、最も個性的なものといえるかもしれません。まず、何より編成が大規模であることが特徴です。打楽器群も充実しており、これまでに聴きなれてきた作品も新鮮に感じられました。そして、各曲の前に、その曲の主題などを巧みに用いた即興演奏が収録されている点が、魅力的ではないでしょうか。流石はサヴァール。古い曲を単に蘇生して終わりということはしない、彼ならではの音楽づくりが本盤からも感じ取れます。おすすめは、トラック16番目の「処女なる御母を賛美せん」。他の激しいリズム感を持った曲とは打って変わって、この曲はどこまでも優しくて美しい!曲集中屈指の名曲で、本盤はとくに擦弦楽器の伸びやかな音と落ち着いた歌声とが見事に調和しており、心奪われました。もし本盤をお聴きになって興味を感じたら、他の録音にあたってみると、聴き比べが出来て面白いかもしれません。

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