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モーツァルト(1756-1791)

SACD 交響曲全集 飯森範親&山形交響楽団(13SACD)

交響曲全集 飯森範親&山形交響楽団(13SACD)

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  • ★★★★★ 

    チタンシルバー  |  千葉県  |  不明  |  2022年10月30日

    全集ではやっつけしごとになりがちな初期・中期の交響曲も、実際のコンサートの中で丁寧に、愛情をもって演奏されている。後期の傑作群も自信に満ちた見事な出来栄え。弦楽器が小編成な分、管楽器がクリアに聞こえるが、主張し過ぎないバランス感覚が見事。ホルンの清々しい響きはオーストリアアルプスならぬ蔵王連峰にこだまするよう、と言ったら少々ほめすぎか。ようやく全曲を聴くことができたが、自分の中では謹厳実直なベーム盤、明朗で清冽なレヴァイン盤を超え、全集史上ナンバーワンの位置をやすやすと獲得した。すべてのモーツァルト愛好家に聴いて頂きたい日本クラシック界の金字塔。

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  • ★★☆☆☆ 

    たんかし  |  奈良県  |  不明  |  2021年03月12日

    モーツァルトを聴いて明るく朗らかな気持ちになれなかった初めての演奏です。最近、ロマン派前期以前の作曲家をピリオド楽器を使い、その奏法で演奏する演奏家、団体が多いですね。しかし、この演奏のように過度に徹してしまうとモーツァルトの曲想が損なわれる気がします。その上、朗読してほしいのに棒読みしているかのような演奏。元々、日本のオケはそういう傾向にあるけどそれらが相まって寒々しさまで感じます。確かに当時は楽器、奏法、こうだったのかもしれません。でも仮にそうだったとしても、モーツァルトの音楽って楽しいな、だからもっと明るくもっと朗らかに演奏したいな。演奏家をそういう気持ちにさせる音楽だったからこそ今日の演奏スタイルになったのでは?とも思います。モーツァルトの音楽ってそういう気持ちにさせるんです。私はモーツァルトに遠赤外線のようなほのかな暖かさと心地よさを求めて聞くので申し訳ないですがいい評価はできませんでした。 評価できたのはライブと全く気付かないほど観客ノイズがきれいに取り除かれていること。音質も手触り感を感じれるほど鮮明で鮮やかです。

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  • ★★★★★ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  2020年05月08日

    ピリオドスタイルを取り入れた演奏であるが、古楽器アンサンブルにありがちな過度のデフォルメがないので安心して聞いていられる。穏健な解釈といえるが凡庸ではく、随所にきらりと光るセンスの良さが感じられる。日本の演奏家によるとか、山形のとかの但し書きなしで国際的に通用する立派な全集に仕上がっている。ラインスドルフ、ベーム、レヴァイン、マリナー、テイト、ホグウッド、ピノック、マッケラス、テア・リンデン、アーノンクール、アダム・フィッシャーなどのモーツアルト交響曲全集と比較しても遜色はなく、録音の良さを考慮すると、現時点ではトップクラスの一組と言ってよいだろう。予想以上の出来栄えで驚いた。これは買って損はない。

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  • ★★★★☆ 

    akiapple  |  大分県  |  不明  |  2018年06月14日

    近年ではよくあるモダンオケ、対向配置、部分的にピリオド楽器を用いたピリオドアプローチによる交響曲全集。同じモダンオケでのアダムフィッシャー盤と比較して、やや重めで、日本のオケらしくよい意味で中庸・無国籍的な演奏だ。だが金管やティンパニは割と控えめで(録音のせいもあるか?)、個人的には若干物足りなさを覚えた。アーノンクールやヤーコプスのようなデフォルメされた演奏がお好きでなければこちらの飯森盤がよいかも。

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  • ★★★★★ 

    ボレロ  |  山形県  |  不明  |  2017年04月22日

    もうこれは快挙!という他ないモーツアルト交響曲全集CDです。 日本のオケ、それも地方のオケでこれだけ優れたモーツアルトの交響曲全集が聴けるのは驚きです。 とにかく演奏、録音(SACD)とも素晴らしいクオリティです! 山響の清々しい弦やピリオド楽器の金管、ティンパニーはとても心地よい響きです。 初期から中期の交響曲でもハッ!とするような名曲を再発見できます。 モーツアルトファンは必聴CD!

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